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ペットロスから立ち直るために


愛するペットたちの人生は、人間より早く駆け抜けてしまい、天寿を全うしてしまいます。子供のころから共に過ごしているペットが、空に逝くのを見送るのは避けられません。愛するからこそ、亡くなってしまうと悲しくて心に穴が開き、いつも通りの生活が出来なくなってしまうこともあります。

でも、ペットたちは、飼い主である私たちが悲しむ姿を望んでいるでしょうか?一緒に過ごした思い出とともに、笑顔あふれる生活を送ってほしいと願っている事でしょう。

ペットが亡くなった時は思いっきり泣いてもいいんです。一緒に暮らした生活を大切にするため、自分の心と向き合うためにアニマルコミュニケーションを取り入れてみませんか?


ペットロスとは


ペットロスとは、ペットを亡くしたときに生じる悲しみや苦しみのことで、人間の死別と同様に深刻な影響を及ぼす場合があります。ペットロスによって引き起こされる問題としては、以下のようなものが挙げられます。

精神的な問題

抑うつ、不安、罪悪感、孤独感などの心理的な症状を引き起こす可能性があります。また、ペットとの絆が強かった場合や、ペットが自分の唯一の支えだった場合は、喪失感や自己否定感が強くなることもあるでしょう。これらの症状は、日常生活や仕事に支障をきたすほど重くなることもあるのです。

身体的な問題

ストレスホルモンの分泌や免疫力の低下などの身体的な変化をもたらす可能性が見受けられます。これにより、睡眠障害、食欲不振、頭痛、胃腸障害などの身体的な不調を引き起こすこともあるでしょう。また、心臓病や高血圧などの慢性的な疾患のリスクも高まることが指摘されています。

社会的な問題

周囲の人との関係にも影響を与える可能性があります。例えば、ペットを亡くした人は、自分の気持ちを理解してもらえないと感じたり、他人からの同情や批判に傷ついたりすることもあるでしょう。

また、ペットと一緒に過ごしていた時間や場所に行けなくなることもあります。ペットに関連する物や思い出に触れることができなくなったりすることで、社会的な孤立感や無力感を感じる人も多いのです。

ペットロスがもたらす問題は、個人差や状況によって異なりますが、いずれも無視できないほど深刻です。ペットロスに直面した人は、自分の気持ちを認めて受け入れることが大事になってきます。また、必要に応じて専門家や支援団体に相談したり、同じ経験をした人と交流したりすることで、回復の手助けを受けることも大事になってくるでしょう。 


必要なグリーフケア

グリーフケアとは、死別や離別などの喪失体験に直面した人々に対して、心理的・社会的・精神的な支援を行うことです。

グリーフケアは、喪失によって引き起こされる様々な感情や反応を受け入れることが大事です。失った気持ちの落ち込みを理解し共有することで、喪失者の自己回復力を高めることを目的としています。

グリーフケアが必要な人は、喪失体験の種類や個人の状況によって異なります。一般的には以下のような内容が含まれます。

  • 喪失体験の受容:喪失体験を認めることや、それに伴う感情を表現することを支援

  • 喪失体験の意味付け:喪失体験が自分にとってどういう意味を持つのか、どういう影響を与えるのかを探求することを支援

  • 喪失体験の再構築:喪失体験を乗り越えて、新しい生活や自己像を築くことを支援

  • 喪失体験の共有:喪失体験を他者と共有することで、孤立感や無力感を軽減することを支援

専門家やボランティアなどの外部の人からグリーフケアが行われる場合もありますが、家族や友人などの身近な人から行われる場合もあります。

グリーフケアは喪失体験をした人だけでなく、その周囲の人にも有益です。喪失体験をした人の回復や成長に寄与するだけでなく、喪失体験に関わる人間関係や社会的なつながりを強化することもできます。


私が知らなかった猫さんのエンゼルタイム

チャチャが9歳という若さで逝去したときに、気落ちしたときに慰めてくれたのは従妹でした。チャチャが逝去した直後に、猫の知識を提供しているチャンネルで「猫にとってのエンゼルタイムがある」ことを知りました。
 
猫のエンゼルタイムとは、猫が最後を迎える前に、飼い主に甘える時間のことです。猫はエンゼルタイムになると、飼い主のそばに寄ってきたり、喉を鳴らしたり、体をすりつけたりします。猫がエンゼルタイムになる理由はいくつかありますが、主なものは次の通りです。
 
・猫は飼い主に感謝や愛情を表現したいから
・猫は飼い主に安心感や信頼感を求めたいから
・猫は飼い主に遊んでほしいから
・猫は飼い主にご飯やおやつをねだりたいから
 
猫のエンゼルタイムは、猫と飼い主の絆を深める大切な最後の時間です。猫がエンゼルタイムになったら、飼い主は猫に優しく声をかけたり、撫でたり、抱っこしたりしてあげると猫は安らかになるでしょう。猫のエンゼルタイムは、猫にとって最後の時間を飼い主に甘える時間です。猫によっては、エンゼルタイムをしない猫もいます。
 
私が、エンゼルタイムの存在を知った時、「チャチャはいつもと違う行動をしたのに、なぜ私はチャチャのエンゼルタイムだったと気が付かなかっただろう」と、落ち込んでしまい後悔しました。
 
チャチャは確かに行動パターンが変わったのに、私はエンゼルタイムを理解していなかったのです。チャチャの気まぐれだったのかと思ってしまったのです。何故、チャチャの調子の悪かったことにも気づけなかったのかと、さらに後悔を深めてしまったものでした。


ペットロスを克服するために

ペットロスに直面した人は、まず自分の気持ちを認めて受け入れることが大切です。自分を責めたり隠したりせずに、正直に悲しみや苦しみを表現することで、気持ちの整理ができるようになるでしょう。

また飼い主は、必要に応じて専門家や支援団体に相談したり、同じくペットを亡くした経験をした人と交流したりすることで、回復の手助けを受けることができます。ペットロスはすぐに治るわけではありません。愛する犬や猫との思い出を大切にし、日常をゆっくり生活していきましょう。


アニマルコミュニケーション

アニマルコミュニケーションという言葉を知っている人は少ないのではないでしょうか?私も言葉を知ったのは5年前の事でした。そして、アニマルコミュニケーションを通して愛猫の声を聴いたのは、昨年のことになります。

愛するペットの声を聴きたいと思うことは、人それぞれかもしれません。まだ「アニマルコミュニケーションって、どんなもの?」と思っている事でしょう。私の体験を交えて、紹介していきたいと思います。


アニマルコミュニケーションとは

言葉が話せない動物たちと心を通わせて、コミュニケーションを取ることです。アニマルコミュニケーターさんが、ペットの考えていることを私たちの言葉に言い換えて伝えてくれるのです。亡くなったペットの気持ちも、代わりに飼い主へ伝えたりすることもあります。

動物の行動や表情だけでなく、テレパシーのような直感的な感覚も用いて行われます。動物との信頼関係を深めたり、動物の悩みや不調を解決したり、動物の幸せを増やしたりするために有効な方法です。

アニマルコミュニケーションは、科学的な根拠や方法論がまだ十分に確立されていない分野ですが、今後もさらなる研究や実践が期待されています。

アニマルコミュニケーター

アニマルコミュニケーションを行うために訓練を受けたアニマルコミュニケーターは、動物の感情や思考、意志を読み取り、人に伝える役割を果たします。写真を持っていくことで、ペットの思いをくみ取り、人とのコミュニケーションを助けてくれます。


アニマルコミュニケーションの効果

アニマルコミュニケーションの効果は、突然のペットの喪失感で出来た傷を癒すことです。

私が愛猫チャチャを失った時、急変して亡くなったため、ショックが大きくのしかかりました。何故気づいてあげれなかったのか?チャチャにとって3人目の飼い主であった私との生活は幸せだったのか?好きなおやつを最近、食べさえてあげれなかったことに後悔した日々でした。

アニマルコミュニケーションを使うことで、私がチャチャに思いを寄せていた事を人に話すことが出来てスッキリしました。そしてアニマルコミュニケーターの口を通してチャチャが私に対して思っていたことを聞くことが出来たのです。



虹の橋の向こうで

虹の橋とは、ペットが旅立った時に行くとされる場所です。人間界と天国を結ぶ橋が虹の橋なのです。そこではペットは若返り、健康で幸せに暮らすことができる場所と言われています。

また虹の橋は、見送ったペットが飼い主と再会できる場所でもあります。虹の橋はペットを亡くした人々にとって、慰めや希望の象徴となっているのです。

虹の橋については、さまざまな物語や詩が作られており、インターネット上でも多くの人々が共有しています。別れてしまった愛猫や愛犬が待ってくれていると思うと、私たちとしても安心できるでしょう。


まとめ

犬や猫は人間より速いスピードで成長し、その人生を駆け抜けています。だからこそ、大事な家族として受け入れたなら看取ることも仕方のない事です。解っているけれど大切な家族を失ってしまうと、とても悲しく気分が落ち込んでしまう事でしょう。

けれど、あなたの愛するペットは、あなたが悲しむことを望んでいるでしょうか?ペットからしても、あなたも愛されている家族なのです。愛するママやパパが悲しむことを喜んでいるとは思いません。

今ではペットを供養するために、お坊さんがお経をあげてくれます。また、ペットのための仏具も存在しています。一緒に暮らした思い出を大事にして、心のペットと暮らしながら生きても良いと思うのです。生活の中でふと思い出してあげることで、ペットのための供養になるのではないでしょうか。


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