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コミュニティスペース巡り【喫茶ランドリー】

東京都の総武線両国駅から徒歩数分にある「喫茶ランドリー」を尋ねました。

名の通り、ランドリーのあるカフェであり、オーナーの田中さんが著書「一階革命」でその成り立ちについて詳述しているお店です。

著書の中で紹介されるように「私設公民館」と銘打っており、ランドリーやカフェが日常的に運営されているものの、活用方法が様々なお店でもあります。

アマチュアの学生が個展をする場に使ったり、ランドリーのある「まちの家事室」が小上がりになった段差をステージに見立てて音楽イベントをしたり…。

この日は平日だったので、テレワーク中の女性が数名ラップトップPCと向き合っていました。

以下は喫茶ランドリーのようす

店名の通り奥にはランドリーが並ぶ。軽快に回っている。
隣の棚には洗剤や柔軟剤のコーナー。
「まちの家事室」は一段高くなっている
その隣には事務所を兼ねたスペース。子ども客の絵なども飾られていた。
照明や家具も、こだわりの品が並ぶ。(詳細は書籍に)
1段低い「モグラ席」居心地が良い
壁面や天井はコンクリート打ちっぱなし
モグラ席の壁面には開店前の店内の様子も
あらゆるところに本が並んでいるが一つ一つ興味深い。
やっぱり建築ですね。
ここにもアルビントフラー!
夜の雰囲気も味わってみたい。
キッチン前カウンター。
店舗外にもさりげないベンチ
地域のみなさま、って呼ばれると嬉しいですよね。

店員さんに話しかけると、なんとこの書籍に登場していた店員になった元お客さんだということもわかり、いろいろお聞きすることができました。

全国的に注目を浴びているため、特にコミュニティづくりに関わる人の訪問や視察が相次いでいるようです。

そんな中、金言が。
「箱だけつくってもコミュニティはできない」
「おせっかいなおばちゃんが大事」
特別な雰囲気の空間をつくってきた当事者の言葉は重みがあります。

さらに、来月オープンする新施設もレコメンドしてもらいました。
何やら「子育て応援賃貸マンション」×「シェア型カフェ&ショップ」
これもどんな展開をして、どう「まち」が形づくられてゆくのか大変興味深いです。


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