マガジンのカバー画像

創作生活

「創作」と「生活」をつなげることをコンセプトにしたマガジンです。週1回以上の記事更新。エッセー・小説・感想文・戯曲……多種多様なジャンルの文章が収録されています。マガジンを購読す… もっと読む
好きなものを好きなように書くために、noteを書いています。だから、このマガジンは僕の「スキ」で溢… もっと詳しく
¥500 / 月
運営しているクリエイター

記事一覧

作家の創造力を拡張するための生成AI活用法

こんにちは。宮澤大和です。 先週日曜日のエッセーでは、事務的な文書を作成する際にChatGPT…

宮澤大和
2週間前
71

書きたいものを書くべきだ

「パンセ」にもさまざまな形式がある。パスカル、マセ、xxx……僕は戯曲や詩を書き、小説を書…

宮澤大和
3年前
46

【短編小説】 ひらめき

国立国会図書館でたくさんの本を読みました。なかでも、ショーペンハウアー『意志と表象として…

宮澤大和
1年前
37

【短編小説】 青い花

君が花瓶に生けた花を僕はしばらく見つめていた。 君は僕よりも1時間早くに起きていて、僕が…

宮澤大和
1年前
34

希薄な信心

僕がいつの間に信じられなくなってしまったものが3つあります。それは、「神」と「幽霊」と「…

宮澤大和
1年前
16

「である」について #タイ旅行記(5)

ある人は言った。「である、と断定する文章は苦手です」 どうして? 僕は訊いた。 「そんな…

宮澤大和
1年前
21

創作へのアプローチ:神,幽霊,宝くじの信じ方

じつはタイから帰国した4日後に短編演劇と短編戯曲のコンペティションとその講評会を拝見して、自分の書きかた(テーマを定めることなく、むしろ複数のテーマをつなげられるだけつなげるようにして、思いつくことを思いつくままに書く)の方法を見直す必要があるかな、と反省していた。 テーマをひとつに定め、わかりやすくそれを作品中で提示したほうが入賞の確率は高い、ということがわかったからだ。 もちろん、入賞することだけが価値ではない。僕はつねに書く喜び、それ自体を追求している。個人創作家で

AI時代のこれから,人間は,人間に何を求めるようになるのだろう

「ぺぺぺの会が日本の現代演劇と歌舞伎を掛け合わせて、新しい表現形式を創出しようとしていま…

宮澤大和
1年前
28

2023年によく読まれたnote記事と, それに対するコメントで振り返る2023年.

1. 『満足のいく文章を書くためには
』良い文章を書くことは、僕にとって、今年も至上の命題…

宮澤大和
4か月前
54

わたしだけの文体を求めて

昨年、最後に書いたnoteは、『PCのフォルダーをゴミ箱に入れるみたいに、自分の判断で消したい…

宮澤大和
4年前
57

「日本映画っぽい」と言う時、何をもってわたしたちはそれを「日本映画っぽい」と言う…

宮澤大和
1か月前
46

百年

 Ⅰ  この情景から、人生の旅路には時に誘惑があり障害があり、その都度乗り越えていかねば…

宮澤大和
1か月前
56

乗り物としての文体、あるいはChatGPT(AI)と書き手の問題

先日、自分の文体とは違う文体で書くことを要請される案件があり、僕は首を280度くらい、左右…

宮澤大和
1年前
20

 旅行前日はよく眠れない。  ある種の興奮状態。というか、緊張状態。ふだん、寝起きに夢なんて覚えていないのにこういう日に限って奇妙な夢をみる。そのたびに起きる。