子どもが大きくなって、家ではみえない顔というのがどんどん増えていくなぁと思う。

小5長男が通うフリースクールの先生と面談をして、家とはまたちがう様子があったり、先生の視点での成長や個性の捉え方を聞くことができた。

フリースクールの生徒の人数は増えているけど、先生方はたくさんのエピソードベースで長男のことをよくみてくれていて、そこから長男の変化やよさを丁寧に見つけてくれていて。

親以外でそんな大人が周りにいてくれること自体がとてもありがたい環境だなぁと思う。

平野啓一郎さんの分人主義という考え方があるけれど、環境や相手によって引き出される自分がある。

先生の話を聞きながら、フリースクールの環境や中間の存在によって引き出されている長男のよさがたくさんあるなぁと感じる。

はじめての子育ての中で悩むことはたくさんあり、不登校になって困ったこともたくさんあるけど、保育園の先生、小学校の先生、習い事の先生、スクールカウンセラーの先生、クリニックの先生、フリースクールの先生など、長男のことを温かく見守ったり応援してくれる大人にはずっと惠まれていて。

それは親としてもとても心強いことである。