- 運営しているクリエイター
記事一覧
毎日15分デッサンをしている日々のこと
アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」を再読していたら、「ダンスをするように生きる」と書いてあった。
目標を立ててそれを達成するために生きると、もしその目標に到達できなかった時や、道半ばで死んでしまった場合、その人生は失敗ということになってしまう。
そうではなく、「ただ生きるために生きる。ダンスが踊ること自体が目的であるように。今踏んでいるステップ一歩一歩に集中する。それを積み重ねていったら、い
優しさの半分は体力 〜SMの女王様から学んだこと
もう時効なので言いますが、10年ぐらい前にSMバーで働いていた。
バーのママである40代の美しき女王様は、いつも、ゲラゲラ笑いながら鞭を振り下ろし、大男を床に転がし、股間に蹴りを入れていた。
細い体のどこにそんな体力があるのか知らなかったが、疲れをしらない人だった。
彼女は、「優しさの半分は体力」と言っていた。
そう、鞭や蹴りは優しさであり、それは体力がないとできないこと。
病人になった
猫”だけ”が住む部屋に3時間だけ居候した日のこと
私は毎朝、自分のアパートの屋上に行って瞑想をするのだが。
ある日の朝の屋上での瞑想後、自室に戻ったら、部屋の鍵が壊れてて開かなくなってしまった。
幸い携帯電話を持っていたので、即大家に連絡した。
(昔、浴室の鍵が壊れて閉じ込められて以来、私はどこでもなるべく携帯を持参するようにしている)
大家は隣の家に住んでいるので、即来てくれた。
しかし、大家が持参したスペアキーでもなぜか開かない。
「村上春樹しか読めない」という奇妙な4年半について
私はいわゆるハルキストではないのだけど、ベトナム在住中のこの4年半のうちに、彼の小説を読むようになり、長編小説は全て読んでしまった。
というか、逆にいうと「村上春樹しか読めない」という時期があった。
大学生の時から月20冊は読んでいた多読魔で乱読魔の私が、「小説は村上春樹しか読めない」という、超偏食の摂食障害に豹変してしまった。
今もほぼそれに近い。
■
ベトナムで会った人にはほぼ語って
毎日15分屋外デッサンをしていた日々のこと
断捨離をしていたら、大量のスケッチが出てきた。
私は去年の9月から12月まで、ほぼ毎日屋外デッサンに出かけ、花やら葉っぱやら、おじさんやらを描きまくっていた。
描けた日は、それだけで心が充足した。
朝のたった1日15分のルーティーンによって、夜までずっと幸せでいられた。
他者に依らず、金にも依らず、ただ地球が提供してくれるものを享受し、神様が人間にだけくれたクリエイティビティを静かに発揮する
「しくじり先生」とラファエル
Abemaで「しくじり先生」を観ていたら、先生の中にラファエルというYouTuberがいた。
私は知らなかったものの、登録者が200万人ちかくいる大物YouTuberらしい。
「フェラーリを買いたい」という動機で、稼げる副業を探し始め、YouTubeに目をつけ、ビジネス上の戦略をたて、全然好きでもないし面白いとも思ってない動画を粛々とあげつづけて、今の地位を築いたらしい。
「好きなことで生きて
時計じかけのオレンジ/パルプ・フィクション
映画「時計仕掛けのオレンジ」みた。
10年くらい前に見て、「めちゃ怖暴力映画」ぐらいの記憶しか残ってなかったが…。
思った以上に構成がちゃんとしてた。
第一に、ストーリーがめちゃくちゃ面白いエンターテインメントとして成立しまくってた。
その中に、”オシャレな暴力”が入っちゃってるから「めちゃ怖暴力映画」なのだなと思った。
こんなにスルッと入り込ませちゃあかん……こんなん、”オシャレな暴力”をス