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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』52

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

  • デザインシンキング型ワークショップ

    • フェーズ②創発

      • 発散させたアイデアのうち、有効のものを見極めて収束させていくフェーズ

      • 重要なポイント

        • 他の参加者の意見を否定せず、乗っかることで新しい発想が出てこないかを考え抜くこと

        • 皆がフラットな立場から討議を交わすこと

      • 目的別の主な手法

        • Statement Starter
          →課題から具体的なアイデアの方向性を定めたい
          →ある課題の回答として、決められた時間内に「How Might We?」という枠組みで作文し、ソリューションの着眼ポイントとなるアイデアを引き出す

        • Crazy8
          →とにかくゼロベースで課題に対するソリューションアイデアを捻り出す
          →ある課題に対するソリューションアイデアを、1分間×8つを個人で考え、イラストやキーワードで紙に書き出し、よいと思ったものを選んで発表しあう

        • Creative Matrix
          →具体的な手段もアイデアのヒントにソリューションのアイデアを考えたい
          →ある課題に対して、いくつかのイネイブラーを設定し、それを起点にしてソリューションアイデアを生み出す

        • Solution Sketch
          →ある方向性が見えてきたソリューションアイデアの内容を具体化したい
          →あるソリューションにアイデアについて、コンセプトなどを、手書きのイラスト等で数枚の紙に書き出し、さらに具体化する

        • Round Robin
          →ある程度方向性が見えてきたソリューションアイデアをブラッシュアップしたい
          →アイデアをグループ内で回覧し、批判と改善案を順番に書いていき、アイデアの具体化・強化を図る

        • Importance & Difficulty Map
          →ソリューションアイデアを絞り込みたい
          →出てきたソリューションアイデアを、重要性×実現性のマトリクスで整理・評価する

感想

アイデアの発散と収束はマインドマップにもあります。マインドマップは1人でもできますし、複数人でもできます。複数人で描くマインドマップと、デザインシンキング型ワークショップは、効果が似ているのだと思います。 (もしかしたら、発想そのものが似ているのかもしれません)

他の参加者の意見を否定しない、他の参加者のアイデアに乗ることは、読書会のファシリテートにも似たところがあります。結論を急ぎすぎてしまうと、ファシリテータがいいと思った意見以外に対して無意識に否定的な態度を取ってしまうので、注意が必要です。(なかなか難しいですが…)

やはり、ここでも、フラットな関係であることが望ましいようです。年を取っただけで若い人に恐れられてしまうことがあるので、偉そうに見えないようにしたいものです。

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