「アンメット ある脳外科医の日記(第6話)」記憶が戻る道が見えてきたが、いろいろと内にも外にも障害がありそう
ラスト、抗てんかん薬を飲む量を増やしたら、昨日、豚骨を食べたことを覚えていたと走り出す杉咲花。つまり、杉咲の記憶喪失は「てんかん性健忘」であり、井浦新は、その薬の量を加減することでてんかんは起こらないが、記憶も戻らないという塩梅の状況を作り出していたのだ。そのために、彼女のデータをPCから消していたことでもそれが正解なのだろう。そして、このことは、岡山天音も知らなかった。そう、だんだん、杉咲の記憶が無くなったことで、それを自分の利益に繋げていったことがはっきりしてきたわけだ。