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お元気ですかー?
今日は「営業がツラい若者へ」というテーマでお話しします。
新卒で入った方が営業デビューして悩み出す・・・そんな季節になってきました。営業が苦手だったけど、なんとか20年営業を続けてきている僕から、営業がツラい序盤に最適な正攻法と役立つ考え方を共有したいと思います。

正攻法は仮説をしっかり立てること

営業において最も大切なのは、お客様がどのような課題を抱えているかを理解し、自社のサービスがそれにどう役立つかを明確にしてアプローチすることです。
それがなく、一生懸命営業活動をしてもそれはお客様から見れば「しつこい」となり、嫌われる対象になります。逆にどう役に立つのか?という仮説があって、一生懸命営業活動をすることは「熱心」と捉えてもらえる可能性が高いです。
例えば、「テレアポ100件」というノルマが課せられた時、全てのお客様に同じアプローチをするのではなく、事前にしっかりとターゲットを分析して、自社サービスが明確に役立つと考えられるお客様に絞ってアプローチすることが効果的です。
もちろん、とにかく量だ!と言われがちなデビュー直後。全て調べることはできませんが、薄い仮説も思いつかず、お役に立てるイメージがわかなければ、そのお客様にはアプローチしたフリをしましょうw
これにより、メンタル的に健康で営業活動ができるようになります。
もし、自社サービスがお客様にどう役に立つのかがまだ想像できない方は自社ホームページを穴が開くほどみて、会社パンフレットを確認し、先輩に相談してでも、自社サービスがなぜお客様に選ばれているのかは知るようにしましょう。(営業する時の最低限のドレスコードです)

考え方① 自由になるための投資と考える

さて、正攻法はお伝えしたので、あとは楽なマインドになるための考え方を3つ紹介していきます。
まず1つ目は、「自由になるための投資と考える」と言うことです。
序盤は、名刺を大量に集めるなど、表面的には無意味に見える活動も多いですが、これらは全て将来的に自由になるための「投資」と考えることができます。先輩だって、皆さんがツラいのはわかっています。でも、そのツラい状況の中でもコツコツと見えない努力も含めて積み重ねていることは伝わってきます。
その姿勢で、信頼を築いた人ほど独り立ちしたあとに自由を手にできると考えてください。
逆にここで信頼されなければ、独り立ちした後も細かい管理や厳しい指導を受けることが想定できます。近い将来の自分が楽するために、コツコツ取り組みましょう。

考え方② 凡人として生きるための税金と考える

2つ目から僕のオリジナル感が出てきて、ふざけた感じになりますが、僕は至って本気ですw
そんな2つ目の考え方は「凡人として生きるための税金と考える」と言うことです。
営業がツラくなってくると、その確率の低さに怒りを覚えるようになることが多いです。と言うか、何かのせいにしようとするとそれくらいしか思いつかないはずです。
でも、思い出してほしいのです。
多くの方は、やりたいこととかがないから、とにかく普通の人生のために、会社員になったと言うことを。(僕だけですか?やりたいことあったらみんな社長になってますよね??)
営業として夢があって、やりたいことがあるならそれに向かって合理的に取り組めばいいですが、それがないから不合理な環境にいるのです。

ホリエモンの言う、寿司職人の修行が無駄。という話は真理ですが、僕らは「寿司職人の修行を端折って、海外で商売する」みたいなモチベーションがないから会社員になったはずです。
言い換えれば、お金稼ぎに合理化したわけではなく、凡人であるために合理化したわけです。
わざわざ、不合理なことがあるであろう環境にきたわけなので、ある程度の不合理な修行は仕方ない=税金みたいなものと割り切ってみるのも気持ちを楽にするかもしれません。

考え方③ ペコペコしてるだけで給料もらえるなんていいじゃない

2つ目もなかなかひどい考え方ですがw、3つ目は僕の母伝授の思考法です。僕はこの考え方に何度も救われてきました。
それは、「ペコペコしてるだけで給料もらえるなんていいじゃない」という考え方です。
毎日のように会社を辞めたいと言っていた23歳の僕に母が言った言葉です。
文字にするとすごいひどいですねw

でも、確かに、成果を出せなくても減給されることもなく、殴られるでもない環境は恵まれていると言えるかもしれません。特に日本の雇用環境では、基本的に仕事をしていれば安定した収入が保証される場合が多いですから、それを前向きに捉える思考法です。
新人の仕事はテレアポで断られたり、飛び込みでペコペコすること。
それだけでお給料もらえるならラッキーかも?って思えたときから、僕は気持ちがすごく楽になりました。(もちろん、一定のコミットメントは失いましたw)

最後に

ビジネスパーソンは短距離走ではなく、長距離走です。
営業は序盤のツラさを乗り越えたら、もっとヘルシーに社会貢献や自己実現ができる可能性が高い仕事です。
僕自身も苦手だった営業を通じて多くを学び、成長することができている気がします。意識は低いし、高いコミットメントがない考え方ですが、長い目で見て、僕がツラかった時期をポジティブに乗り切れたポイントをお伝えしました。
営業がツラいそこのあなた。とりあえず、序盤を凌いだら優勝!くらいの気持ちでお客様の役に立てそうな仮説を考え、あとはコツコツ・テキトーに取り組んでみてください。
スキルが身につくとともに、本当にやりたいことや貢献したいことも見つかる可能性が高いですし、仕事を楽しめる部分が増えていくと思います。
どんな困難も乗り越えていける強さなんてあまり身につかないので、しなやかに乗り切る強さを身につけてください。
では、また!




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