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【読書感想文】シン報連相 #1199

こんにちはー!
今日のnoteは曽和 利光さん著「シン報連相」の読書感想文です。
曽和さんは人と組織の専門家であり、つまりは人事の専門家であり実業家です。人材サービス従事者はXのフォロー必須です。


読む前の自分

報連相・・・苦手なんだよな。
すぐに、「あれ、どうなった?」って言われちゃうし。
そもそも、報告と連絡って何が違うんよ。報告でもあり連絡でもあるコミュニケーションあるだろ。って言うかほうれん草との駄洒落だろ!?「報連相」市民権を得られすぎだろ!

・・・報連相への僕の思いはこんな感じでした。
しかし、人事のプロである曽和さんがあえて、報連相の本を出すと言うことは・・・やはり、報連相には市民権を得るだけの理由があり、人事的な評価を得るために非常に重要なのではないだろうか・・・?
自分のために読んでみよう。と思い読み始めました。

読み終わっての気づき

苦手が故に逃げたい気持ちを押し殺して読み始めたのですがw、最高だったのが序盤の28ページ。報告・連絡・相談の定義を改めて記していただいた後で、このような表現が出てきます。

つまり、「報連相」とは、マネジメントラインにおける上司や先輩、同僚などとのコミュニケーション全般を指すもので、ビジネスを行う上で関係のない人はほとんど存在しないものです。
したがって、ここから先、本書では報告・連絡・相談と分解せず、「報連相」とひとまとめにして取り上げていきます。

シン報連相 P28より

・・・ずるい!!
そこをずっと悩んでいたのに!!!w

報告・連絡の何が違うの・・・?なんて思っている僕は3流・・いや、5流でした・・・!

いや、冗談はさておき、報連相の本質は、報告・連絡・相談のそれぞれのコミュニケーションではないのです。「報連相」と言う名でマネジメントとのコミュニケーションを総称しているのです。
そう考えると「報連相」の重要さが理解できます。

そして、その理解の上で読み進めていけば、自分が若い頃にどのように上司とコミュニケーションするべきかを痛いほど理解できました。それと同時かそれ以上に、今、自分がマネージャーとして欲しているメンバーからのコミュニケーションは何なのか?が具体的に理解できました。

このままでは頭からネタバレしながら気づきをシェアしてしまいそうなので、一番僕が膝を打った部分をシェアします。
それは、127ページに出てきます。
「話の要点がわからない」と言われる人のための解説です。(言われるの得意!!)

ビジネスにおけるコミュニケーションで大切なのは、「Why So(なぜそうなのか)」と「So What(だから何なのか)」の2点を伝えることです。

シン報連相 P127 より

そうなんですよ!!僕もそう思ってました!いや、思ってないですけど!言語化いただき感謝です!!
って言う感じでした。
「Why So(なぜそうなのか)」と「So What(だから何なのか)」さえ押さえれば及第点の報連相ができるはずです。報連相を受ける側になってよくわかります。

これに限らず、僕はこれほど細かく報連相について場面も具体的に解説してくれている書籍を知りません。
できれば20年前に知りたかった・・・と思うことがたくさん。また「シン」報連相の名前の通りの、令和だからこその報連相もたくさん。

若手ビジネスパーソン必読だな・・・と思いました。

読み終わって行動することにしたこと

さて、読み終わって僕が行動することにしたことも発表させていただきます。

・業務の息継ぎを見極め、効果的に報連相する
・今まで以上に具体的に報連相することでアピールする
・報連相を受ける側として、ネガティブフィードバックの際は事実をしっかり伝える

しのごの言わずに、上記の3つをこだわります。
本当に具体的に報連相について解説されていますが、僕が弱いなと思ったのは上記の3つ。まずはここから取り組んでいきます。


また、若手から読むべき本を質問されたら率先して推薦したり、プレゼントしたりしようと思います。
本音を言えば10年以上前に出会いたかったという気持ちは隠しきれず・・・それであれば、若手に読んでもらい、自分も受け手としてトレーニングすれば、働く現場がもっと素敵なものになると思うからです。
(僕からシン報連相をプレゼントされた人は「嫌味・・・?」「うざっ」と思わずに、この純粋な気持ちごと受け取ってくれると嬉しいですw)

最後に

今日は曽和 利光さん著「シン報連相」の読書感想文を書きました。
非常に気づきの多い読書体験であったと同時に、この内容は1秒でも早く知っていれば社会人としての苦労が減らせたと感じました。
特に「報告と連絡の何が違うの?」とか思っていた素直さのカケラもない僕は本当は15年前に出会っておくべきだったと思います。
「シン」報連相といいつつ、廃れることのない本質が具体的に書かれているので、長く若手ビジネスパーソンに読み継がれることを期待します。

では、また!




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