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お元気ですかー?
今日は「負け癖とは何か?」というテーマでお話しします。
この言葉、聞いたことがありますか?特に営業の現場ではよく耳にする表現ですが、実際に「負け癖」とは何なのでしょうか。

負けることが癖になるなんてことある?

営業の現場では、目標未達が続くとよく「負け癖がついている」という表現を使うことがあります。
いや、僕は目標達成しているのに言われたことがあるくらいなので、会社によっては日常的に使われているはずです。(いや、ほんと、なんで負けてないのに負け癖とか言われたんだろw)

初めてこの言葉を聞いたとき、僕は「負けることに癖も何もないだろ!癖ってなんだよww」と思い、非常に腹が立った半笑いになったものです。
気に食わないことを癖とかあいまいな物言いしやがって・・・!と。

あー、なんか嫌な部下だな。嫌い。

負けが癖になるとき

しかし、営業職を20年続けてみて、僕は「負け癖」の正体が何かを少しずつ理解し始めました。
負け癖とは何なのか?
それは、目標に対してギリギリ達成を目指すことで常にイレギュラーがあったら負ける状態をキープしていることをさします。(櫻井シンクタンク総合研究コンサルタントエバンジェリスト委員会調べ)

実は負け癖がついていると言われる人は、目標達成のためのギリギリの計画を立てがちなのです。そして、何か予期せぬことが発生すると、「それが原因で目標が達成できなかった」と言い訳をします。
しかし、ビジネスにおいて、いや、何事もイレギュラーや想定外の事態は日常茶飯事です。そのため、そういったことを見越して準備をすること、つまりイレギュラーが発生しても目標を達成できるように余裕を持った計画を立てることが、実は「勝つ」という行為なのです。

それを理解していない人がギリギリの計画が破綻したとき、上司も感覚的には理解しているけど言語化できてないし、一見、ギリギリの計画ほどロジックが通っているように見えるため、指摘があいまいになった結果「負け癖が付いている」という言いがかりのような物言いになるのです。

「負け癖が付くぞ」と言われた時は、うっせーばーか!(僕だけですか?w)と思う前に、計画がギリギリで破綻しやすい状態になっているか?想定外を織り込んで活動しているか?を振り返ってみると良いかもしれません。(たまにただの言いがかりもあります)

最後に

今日は「負け癖とは何か?」というタイトルで、負け癖についてお話ししました。負け癖とは、僕の定義では、準備不足やリスク管理の甘さが引き出した言いがかりです。
ロジカルで目標から逆算した目標は必要ですが、そのとおりに計画するのは「絵に描いた餅」です。結果、一定の確率で失敗に直面することになります。
営業とは、予測不能な要素にも柔軟に対応できる準備と心構えが求められる職種です。そして、営業にかかわらず、本気で何かを達成しようとしたら、余裕を持った計画を立てるのは当たり前です。
入試の当日に、1分でも遅れたら遅刻する時間に出発する人は(あまり)いませんし、テストで80点取りたいときに80点ジャストを狙って勉強する人もあまりいませんよね。
計画の時点から余裕をもって達成できることを織り込み、勝ち癖を付けていきましょう!

では、また!





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