流血オムライス

アル中、歌う酔いどれギター弾き。妻の支えで日々を生きています。

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最近の記事

決断のとき

前にも書きましたが私はアルコール依存症です。 何度も辞めようと思い自助グループにも行きました 。2012年頃はAAに通いスポンサーもいて半年くらいソバーが続きました。 そこから12年かけて私の依存症はより酷くなりました。 γ-GTPは1300を超え、アルコール外来にも繋がり節酒プログラムも試しましたが全くうまく行きませんでした。 その間にも中性脂肪が5000を超えるなど、ちょっと有り得ない健康状態の中なんとか飲みながら生きていける方法はないかと模索を続けました。 モ

    • 酒は人生のファストパス

      その昔、言い伝えによると某鼠さんランドでファストパスなるものがあった。(今は全部オンラインらしい) どんなものかと言うと、あらかじめ追加料金でこれを買えば、並ばずに人気アトラクションに乗れるのである。 最近の酒は私にとってこんな用途である。 ADHDなのかASDなのか知らないが、日々がものすごく退屈で、故に「早送り」したい。 朝起きると自意識に目覚めるのが鬱陶しくて、 絶望的な鬱状態か、または身近な人に当たり散らすと言う有様である。 そんな時、どこでも買えるのがアルコ

      • JTCで働くこと❸

        前回までのことを踏まえて、JTCで働くことのメリットや向いている性格などを紹介したいと思います。 【メリット】 ①大きい組織がどんなものわかる。 これは先の動画の中でも指摘されていましたが、大規模な日本型組織においてどんなふうに事が運んでどんな風に実行されるのかが見えると言うことになります。 もっと言うと、日本の場合は法規制などもあり、外資のような大規模リストラや構造改革は比較的起こりにくいです。 ゆえに、何かやる時は根回しをして既得権益とかぶらないようにする、あらかじめ

        • JTCで働くということ❷

          前回で提示した特徴について解説させていただきたいと思います。 ・年功序列に基づく賃金体系 こちらは実に日本らしい特徴なのですが、勤続年数が長い人の方が賃金的にも実務的にも有利になります。 退職金なども勤続年数をもとに計算されることが多いため、JTCにおいては若いうちに入っておくor正規雇用にしてもらうというのが1つ重要な指標になります。 中途採用だと契約社員から社員登用して、それまでの勤続年数がリセットされるパターンも結構あるので、私みたいな中途採用組は注意が必要です。

          JTCで働くということ❶

          最近、(古臭い?)日本企業のことを JTC(Japanese Traditional Company) と言って揶揄するような言い方がありますが、 最近の日経平均最高値更新などを受けて、その良さを見直すという流れもあるようです。 そもそもこれを取り上げたきっかけは、 まず先日ポッドキャスト制作のクロニクルさんが開設したYouTubeチャンネル(以下にリンク貼ります。面白いので是非ご覧ください)の動画で1発目取り上げたテーマだったこと。 https://youtu.be

          JTCで働くということ❶

          遺伝子検査をやってみた話Haplo 3.0

          こんにちは♪ 皆さんはご自分の祖先て気になったことありますか? あるいは自分自身のこととか…。 私はめっちゃ気になります(自意識高め?) 元々私はシングルマザー家庭に生まれて、 父親には会ったことすらないので自分のルーツには人一倍興味深々なのです❗️ というわけで、ブラックフライデーのノリでコチラをポチりしてしまいました↓ 到着すると、箱の中に唾液を入れるための容器と返送用の封筒が入っており、ここにツバを入れて送るだけ。 注)採取1時間前は飲食・歯磨き禁止だそうです

          遺伝子検査をやってみた話Haplo 3.0

          超マリオ兄弟の「守破離」

          不遇の1993年実写版 私は幼い頃から、1993年版「スーパーマリオ 魔界帝国の逆襲」に魅せられてきた。 世間では散々な評価で興行成績も振るわず、長らく配信もされていないような映画だったが、 ブルックリンの冴えない配管工の現実生活、ゲーム性とはおおよそかけ離れたクッパのディストピア。 地底世界の屋台で焼かれるトカゲの串焼きの味に想いを巡らせ、子供の頃の私は続編を空想していた。 通常のゲームにおけるマリオの世界観も好きだったが、 実は今度の映画スーパーマリオにはそこまで期

          超マリオ兄弟の「守破離」

          おれ、何で酒やめるんだっけ?

          あけましておめでとうございます🌅 昭和99年元旦。 とりあえず酒をやめてみようってことで、ウン100回目のチャレンジ! 今回は今までの全ての失敗を踏まえて、まず動機の面を整理してみたい。 ここが曖昧だと断酒は続かないように思うからだ。 1.身体に悪い 以前も書いたが、私は γ-GTPが4桁になったり中性脂肪が5000を超えてしまったり、明らかに「ちょっと飲み過ぎ」のレベルではなくなっている。 禁酒なり断酒なり、とりあえず飲まないということを実践しないと健康的リスクが高す

          おれ、何で酒やめるんだっけ?

          年末に、酒を呑むなと天の声

          こんにちは。くっそ久々のnoteです。 ここ数年、欧米ではDry Januaryという文化が根付き始めていて、いわゆるソバーキュリアスな人々には定着し始めているようだ。 要は12月パーティしまくったから1月は禁酒しようって話なのだが、 私は去年見よう見まねでチャレンジし、見事に3日坊主が袈裟に足を引っ掛けたような大ゴケをした。正確には3日すら保っていない。(記憶すらない) ところが12/22、始めて新型コロナに感染して体調激悪の中、朝晩休みなくウォッカを何本も飲み続けて

          年末に、酒を呑むなと天の声

          「やさぐれトラックドライバーの一本道迷路」を読んだ話

          いや~、トラックとは全く畑違いの人間だけど、面白かったね! なんというか、私も職種がブルーカラーだし(運転系ではない)、 もう「あるある!」の連続だった。 最初Twitterで書こうと思ったけど、字数に限りがあるのでね。 冒頭に、「最大の問題は世間からの無関心にある」という言葉があったのだが、改めてこの本を読んでみると、自分も含めて認識が甘いな~と思わざるを得ない。 例えば、運ばれている荷物量のうち宅配は7%以下で9割以上はBtoB輸送、という話があったが、これは確か

          「やさぐれトラックドライバーの一本道迷路」を読んだ話

          アルコールって、どのくらいなら飲んでいいんだっけ?

          飲兵衛の間でもよく話題に上るテーマなので、私も少し書いてみたいと思います。 …何をどれだけ飲んだかって、わからなくなりがちなんですよね…。特に飲みになんか行くと。最近は外飲みをしないという対策を行なっております。 まず大前提として、私は減酒治療という形で通院しているアルコール依存症者でありますが絶対断酒主義者ではありません。 私自身も現在進行形で習慣的飲酒をしていますので、その上での1意見とひて読んで頂ければと思います。 また、近年アルコール依存症からアルコール使用障害

          アルコールって、どのくらいなら飲んでいいんだっけ?

          「最後の一杯 依存症を克服した医師の手記」を読んで

          久々に参考になるアルコール関連の本を読んだので、拙いながらあらすじを交えて感想なんぞもシェアしてみたいと思います。ちょっと文章くどいし色々ヘタクソなのは勘弁してください(笑) 本書はフランスの内科医であり、アルコール依存症当事者でもあるOlivier Ameisenさんという方の体験及び医学的な考察を綴った記録なります。 原書が書かれてから10年以上経過してますが、日本では2022年に初版が刊行されており、我が国においてはまだまだ新鮮といえる情報/目線が含まれております。

          「最後の一杯 依存症を克服した医師の手記」を読んで

          最近の私、メンタルヘルスとアルコール依存症

          こんにちわ。 たまにはちょっと今の自分について書いてみたいと思います。 前々から申し上げてるように私はアルコール依存症です。 そして突然鬱になったり不安に苛まれたりします。 最近は、断酒を目指すくらいの勢いで休肝日を増やそうと頑張っていたのですが、ここ最近乗り越えられない日が多くなってきました。 芥川龍之介じゃないですが(笑)ぼんやりとした不安に耐えられなくなって胸が苦しくなると、胃腸薬のようにアルコールを使ってしまいます。 いわゆるセルフメディケーションて状態です

          最近の私、メンタルヘルスとアルコール依存症

          非断酒系自助グループHAMS

          最近増えてきたハームリダクション系の自助グループについてご紹介してみたいと思います。 HAMSとは"Harm reduction, Alcohol abuse, Moderation, Support”の略で、アルコール乱用によるダメージの最小化、もしくは適正な飲酒をサポートすることを目的とした自助グループだそうです。 当然日本には支部などないのですがAmazon kindleにおいて関連書籍が読めるのでチャレンジしてみました。 このグループはKenneth Ander

          非断酒系自助グループHAMS

          アルコール外来で血液検査をしてきました!(結果あり)

          さて、相変わらずアルコール依存症の自覚を持ちつつ外来に通っている流血オムライスです。 最近は休肝日を作ったりそこで日々の飲酒量などを見せて問診などということをやっております。 すると、先生がおもむろに「年明けたし、そろそろ血液検査やってみようか?」と言い、 次回検査するという運びになりました。 今回はその結果のお話です。というわけで早速結果発表〜❗️ γ-GTPは覚悟していたけどⅣ型コラーゲンはショックだったなぁ…去年の半ばからは休肝日も取るようにし始めただけに。

          アルコール外来で血液検査をしてきました!(結果あり)

          iMac復活計画その続き

          はい、長らく放置しておりました。 死んでしまった2013年型iMac21.5inchくんのその後です。 その後、「マザーボードから火が出たときに破損したようです」という旨を都内のMac修理店にかけまくったところ、どこも「見てみないとわかりませんが、4〜5万くらいにはなるかと思います」いう返事。 いや、同じタイプの中古2〜3万で売っとるやん…。 さすがにそこまでかけて直すのもなぁ…。 絶望感に打ちひしがれていると、27インチモデルって分解しなくても後ろからメモリ挿せるっ

          iMac復活計画その続き