自分のルーツを改めて考えてみる
大学を卒業後、日本を少しでも良くしたいという想いもあり、官僚という職業を選んだ訳だが、それは、見栄だったような気もする。
「●●省」の自分という社会的なステータスへのあこがれ、日本のために頑張っているという自分へのうぬぼれなど、さまざまである。
だが、官僚の仕事というのはある意味で緻密さが求められ、職場にはそれこそ東大卒の職員がとにかくたくさんいるわけで、自分はそのような中で官僚としての才能があったわけではないが、それでも努力と少しの運によって、何とかに乗り切ることができ