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詩 『詩人の空』

作:悠冴紀

暮れなずむ空を見上げる
空が私を詩人にする

昼間の熱気が身をひいて
空がさらさらと風を流し込む

今日という日を振り返る文学的な残光
緩やかに折り畳まれていく青紫のグラデーション

この時間が私を
詩人にする

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※2007年8月(当時30歳)の作品

今回は夏の頭休めにセレクトしたゆるい一作です(笑)

注)この作品を一部でも引用・転載する場合は、「詩『詩人の空』悠冴紀作より」と明記するか、リンクを貼るなどして、作者が私であることがわかるようにしてください。自分の作品であるかのように公開するのは、著作権の侵害に当たります。

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