17歳の長女1号が、明日から春休みをめいっぱい使って、フィリピンはダバオ市という町の学校にお世話になる。 2週間という短い期間。受けられるだけの刺激を受ければいいと思い、自分が高校生の時分に行けなかった夢をも存分に乗っかった、スペシャルアレンジメントを組むことにした。 いや、正確には組んでもらったなんだけど。 どうせ行くなら、ローカルに飛び込めたらいいな 海外での体験なんて、これに尽きる。英語なんて二の次だ。現地の人と触れ合って、違いを知って、その考え方の背景を想像で
結婚20周年です。 20年前の5月、鎌倉の「鎌倉山」で結婚式を挙げました。ローストビーフがおいしい素敵なところ。 まさかこの時は、ここから車で20分の近さの場所に住むとは、1ミリも思っていなかったから、人生は不思議なもの。 毎年記念日に訪れていたのだけれど、子どもが産まれてからはてんてこ舞いな毎日。それでも10周年では子どもたちを茅ケ崎のオットさん実家に預け、夫婦で訪問。 スイートテンという世間様の流行を無視してお互いに充てた手紙を読んで交換しました。 10年後の2
GWが終わり、学生たちの新生活も、だいぶと慣れた頃かと。 コロナが完全に開けた現在、若者には「書を捨てよ、外に出よう」と、声を大にして言いたい。 そして10代の子どもを持つ親御さんにも大声でこう言いたい。 「かわいい子には旅をさせよ、何なら獅子の子落としの如く谷底へ」と(笑)。 春休み、フィリピン・ダバオに留学に行った娘。学校に日本人は彼女ひとりという環境は、ヒリヒリの展開もありながらも、現地で経験した娘と、彼女の経験を通じて追体験させてもらった母として、宝物のような
人はいつも、自分の外国語レベルを「高めに」見積もる傾向がある。 これは自分も含めて、とても思うこと。 外国語、こと英語になると「なんとかなる」「言ってることは分かる」という言う人が多い。自分含め。 以前、専門学校で中国人に向けて日中通訳の授業を持っていたことがある。毎回4月の最初の授業で言っていた話がある。 外国語のレベルの測り方は、1つ この人下手だなと思う人がいたら、それは自分と同レベル この人自分と同じくらいだな、と思ったら、自分より遥かに上レベル 「この
怒涛の4月が終わった。毎年そうだけれど、この月は一年でとても特別。 新入社員研修 私は研修講師をしていて、毎年この時期はありがたいことに新入社員研修を任せていただき、1カ月フレッシュマンたちの育成に関わっている。 そのキラキラした眼差しったらない。 全てを吸収してやろう、なんでも学んでやろうという刺すような目もあれば、社会人という大海原で不安そうな面持ちだったり、少し慣れた同期という存在と、和やかに談笑している若者の一面も出たりする。 若いということの、何という武器
「ディープな北京料理屋に行きませんか?」 そんなお誘いを受けたら、もう5秒後に「行きます!」の返事しかない。 向かうは横浜の日ノ出町駅。実は降り立ったこともない駅。横浜はみなとみらいや桜木町、元町中華街などのキラキラ観光地のイメージしかないけれど、光の裏には影もあるわけで。 この界隈は旧遊郭街と言われていたらしく、さすがにその名残は大通り沿いには見られなかったけれど、見る限り下町感あふれる飲み屋街がずらっと軒を並べていて、なんとも誘惑の多い場所だこと、と思ったり。 到
4月。フレッシュマンたちがキラキラして歩いている。心なしか、電車もギュウギュウになるこの時期。 新入社員研修を担当し、登壇していると、キラキラしたまなざしでピンと背筋を張ったフレッシュマンたちに、沢山出会う。そして、私に向けられるそのまっすぐな視線が、自分の意図や、はてまた小手先のごまかしなども見透かされているような気がして、背筋が伸びる思いだったりもする。 そういうのも含め、この時期は特別であり、そして格別だ。 私は講師として連日フレッシュマンたちにスキルや考え方を教
お母さんは宇都宮に、1号はフィリピン・ダバオに、2号は友人宅に、3号はジジババの家に。 ずっといるのはオットさんのみ。そんなオットさんも、つい先日まで台湾に行っていたので似たようなもんだ。 もはや誰も家に居ないという。でも、バラバラと帰ってきたりで毎日メンバーが違うという4月の始まり。 ウソみたいな家族バラバラ。でもたまには良いんじゃないかと思っている。 大人は家のことから離れ、1人で過ごす長い長い24時間を噛みしめたり、子どもたちはよそん家に行って気づく家との違いだ
できるだけ早いうちにすればいい。それは失敗じゃなくて、後に、自分の仕事観を形成する、ひとつ要素になるんじゃないかと思っている。 私の失敗は ズバリ遅刻でしょう。 入社2カ月で寝坊して遅刻したことが、最初の失敗。 でも後に自分の「時間管理」において、大きな影響を与えたことも確か。 私の社会人のスタートは、香港でした。 仕事を覚えるというものはもちろん、英語の環境にも苦労し、ド緊張で始まったフレッシュマンライフ。 入社2カ月くらいが経とうとしていたところ、もうヘトヘト
みなさん。朝まで羽田空港に居ることが確定したらどうします? (これまでのハナシのいきさつはこちら) 確かに、空港は非日常な場所でちょっとワクワクする。 最初は(笑) 残留確定なので時間はたんとある。出発ゲートでは見えなくなるまで手を振ったけど、あっさり前向いて進む娘。親の心子知らずとはこのことね。 さあ、ここから朝まで何しよう。まずは深夜の飛行機を見にいこうと、3Fの展望デッキへ。深夜の空港という非日常の高揚感も相まって、全てがキラキラして見える。 椅子取りゲーム
まだ眠い。まさかの朝帰り。朝焼けが妙にキレイで重たい頭を上げて写真を撮る。 娘っこの春休み留学(詳しくはこちら)。出発はフィリピン航空の深夜便。マニラで乗り換えて、ダバオへ昼前に到着予定。 ダバオへのアクセスは初訪問者には悩ましい。昼間に出発すると、現地到着が深夜。昼間に到着したいなら、深夜発。これぞ究極の選択よ。 初めて踏む土地は、せめて明るいうちにと、今回は後者。昼間到着を目指して「深夜羽田発」。 23時、チェックインカウンターが開いた。長蛇の列の割に、2台のカウ
noteを始めることにしました。コトハジメです。 「案ずるより産むがやすし」と、言うは易し行うは難し。 思い立った吉日から、どのくらい時間が経ったのかもわからないくらい、ずーっとああでもないこうでもないと逡巡していましたが、結局つるんと産むことに。 noteを書こうと思ったのは、書きたいことが沢山あったから。 週に1度、SAKRA.JPというサイトで「ニホンコン」を書いておりますが、頭の中で「早くだせ!」と言ってるものあり、追いつかなくなってきたこともあります。 要