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これでいいのだ

11/25(土)・26(日)と、皿 割子として初イベントとなる蚤の市を開催しました!
すっごく楽しみにしていたのに、前日になると「誰も来なかったらどうしよう」と急にナーバスに…。
時間を持て余さないようにiPadを持参し、「開催することに意味があるから!」と予防線も張りまくりでした。私は本当にそういうところがある。

実際は、iPadなんて取り出すこともなく、ほとんど座る時間もないほど沢山の方が来てくださって、本当にずっと驚いていた2日間でした。
そもそも今回蚤の市をやろうと思ったのは、「可愛いけど”らしく”ない服を送り出したかった」から。
大好きだけど、自分以上に似合う人が必ずいると思う服を持っていきました。
そして、もうひとつ。
「皿 割子として新たな一歩を踏み出したかった」から。
私は2018年の終わりから皿 割子を始めて、これまで一度も顔を出してきませんでした。
単純に、自分の顔が好きじゃないから。
コーディネートの写真を撮っては、必死に顔を加工で消す日々。
そんなコンプレックスだらけの私だけど、
「その服可愛いね」と褒めてもらえた時は躊躇わずに
「可愛いですよね!?お気に入りなんです!!!」と答えられる。
服は私を強く、ご機嫌にしてくれる。
この1年は、さらに試行錯誤を重ねながらより「似合う」に近付くことができて、どの写真の私もまあ笑顔!
歯の矯正もいよいよ終盤ということもあり、口を開けてナイス笑顔!
携帯で顔を隠して自撮りするコーディネート写真もいいけど、
本当は可愛い服を着てご機嫌な表情も含めて「私らしさ」なのかもしれない、と思うようになったんです。

蚤の市1日目
携帯で顔を隠す自撮りスタイル


いつか、顔を隠さないようになる日がくるといいなって。
だからまずは、リアルイベントで顔を出してみようと蚤の市開催に踏み切りました。

そして蚤の市。
せっかくの初イベント、雰囲気をより伝えるために動画でVLOGとして残そうと決めていました。
もちろん、後から顔を隠すつもりで。
でも、写真や動画に映る私の嬉しそうなこと!

来てくださった方々が本当に暖かくて、優しくて、情熱的で。
何より驚いたのが、イラストや漫画ではなく「noteを読んでいます」と
言ってくださった方がほとんどだったこと。
私はタビブーツの漫画で沢山の方に知っていただいたこともあり、
「イラストの人」というイメージが強いと思っていました。

私にとってイラストは、ファッションへのワクワクを伝えるもの。
写真は、服の可愛さを伝えるもの。
そして文章は、ファッションを通して「自分とは何者なのか」と向き合う様子を伝えるもの、という位置づけ。
きっとSNSで発信するなら、イラストや写真の方が需要はあるんだろうなと思っていたんです。

だから、皆さんが「noteで書かれていた〇〇の~」と感想を伝えてくださる度に、私の想いをこんな風に暖かく大切に受け取ってくださる方がこんなに沢山いたんだ…と胸がいっぱいになりました。

そりゃあ、菜々緒みたいに爆裂綺麗になりたいし、
橋本環奈みたいな透明感を具現化した顔になりたい。
でも私を私たらしめるものは、誇りに思えるものはもっと私の内側にあるんだなあと改めて思ったんです。
(もちろん美しい人の内側にも”らしさ”や誇りが存在するのは大前提でね)
洗練された美しさはないけれど、なんだかご機嫌だよねって。
自分で自分を「それでいいかも」と思えるようになりました。
だから、今回のVLOGは顔を隠すことなく残してみます。

動画を見返すと、まだ「あ~この…ここが…こうだったら…」と気になることばかりだけど、
「まあでもかなり嬉しそうだな…ご機嫌さん…」と許せる。気がする。
わかんない、急に「ムキーーーー!!」って嫌になるかもしれないけど!笑

洗練されていなくても良い。
私は可愛い服を着て、ご機嫌な私の中に私だけの美しさを見出していきたい。
そう思えただけで新たな一歩だよね。
大きな一歩を踏み出させてくれてありがとう。
私にとって忘れられない2日間でした。

皿 割子









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