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"承認欲求満たしゲーム"にいい加減、飽きている方へ。

人の役に立ちたい
人にこんな風に思われたい
人に感謝される人になりたい
人に頼られるようになりたい
仕事ができる人になりたい 
お金持ちになりたい、等々。

仕事に限らず、日常生活の何気ない動きの中にも
そういう欲求が隠れています。

痩せたい、キレイになりたい、
おしゃれになりたい、
話上手になりたい、
モテたい、

ああなりたい、こうなりたい。

様々な「なりたい」を原動力にする人がいます。

以前の私もそうでした。

私の場合は、
サラリーマン時代は仕事の評価、
フリーになってからは仕事の対価(評価)
それこそが社会人の価値だと信じて行動していました。

その評価の中には「人望」も入っています。
多くの人に頼られなければ価値がない、そう思っていました。

そのため、とにかく人の役に立てるようにと
自分を磨き、どんな相談でも受けていました。

仕事だけでなく「モテること(同性異性問わず)」も評価だと思っていたので、仕事のシーンでも社交場でも「いい人」「いい奴」を演じまくっていました。(当時、演じている自覚は皆無でしたが・・・)

しかし、いくら評価されても、満たされることはありませんでした。
手にした瞬間は嬉しい感じは確かにあるのに、それは長くは持ちません。
この評価があれば幸せになるはずだったのに。。。
なぜか、次の瞬間には、目標が先へスライドしていきます。

まるで小学校の夏休みに爺ちゃんとドライブ中に見た
逃げ水の如く。近づけば消え、また先に見える。

上記に書いたことは、すべて承認欲求が起因していることは
言及するまでもありませんが、
その承認欲求をあるようにするものがあります。

承認欲求は悪いものではありません。
ただ、起こることが、起こるべくして、起こっている。
それだけです。

自分自身と向き合うときに、どのような自分とも真正面から向き合う決意が必要です。「承認欲求なんかじゃない!」と言いたい人はここで閉じてください、もう少し逃げ水を追ってみるのも悪くありません。

そこに空虚感を感じ始めたら、向き合う時かもしれません。

承認欲求の奥の奥のその先へ。

誰かが褒められているのを素直に喜べない。
誰かが讃えられているのを素直に喜べない。

そんな私を否定せずに、向き合ってみる。

自分が評価されなかったとき、モヤる。
思うような評価がもらえなかったとき、モヤる。

そんな私を否定せずに、向き合ってみる。

この時、
「人の評価なんて関係ないんだ」とか
「自分で自分を評価していればいいんだ」とか
「自分を褒めてあげよう」みたいな

浅瀬の考え方で誤魔化していても、
本質的な解決には至りません。

ただ蓋をして、見ないようにしているだけです。

承認を求める自分は
承認されないと不安なわけです。

さて、何が不安なのでしょうか。

それは自分自身の存在価値です。

自分自身の存在価値を自分が疑っているから
外側の承認が必要になってきます。
いわゆる存在価値の確認作業が「承認を求める」でもあるわけです。

そうかといって、
疑うのをやめようとするのはズレたアプローチです。

価値をあるようにする私
今の自分を規定している私
理想の形を規定している私

そうしている私を知っていく。

自らが作り出した規定や理想のような考えを握り込んでいることが
無自覚になっているから「欲」が自動的に発動しているように感じます。

自分はこういう性格、自分はこういうタイプ、
これが向いている、これが向いていない、
これができる、こういう人間、等々。

これらの自分自身につけている規定に対して、

こういう人が素晴らしい、こういう人がモテる
こういう人が成功する、
こういう状態が幸せこういう状態が不幸、
こういうのが良いこういうのが悪い、等々。

自分自身で作り出し、無自覚に握り込んでいる理想の形
照会して不足感を感じます。

自らの考えで構成された今の自分に対して
理想という妄想の状態を照会して不足感を感じ、
その不足感がさらに自分の価値に疑いを持たせる。

自分自身の価値を疑う私が、
外側の評価や出来事という「承認」を通じて「大丈夫なんだ」と
確認作業をしています。

この自作自演のコントに翻弄されていることを
あなたはどこかで知っています。

このコントから抜け出ていくには、
自分自身を規定している私や
理想を掴んでいる私を自覚していくことが近道です。

誰かすごい人(すごそうな人)の話や覚者の話を聞いていても、
新たな形を握り込むだけで、本質から遠のくだけです。

自分で無自覚にやっていることを自覚していく。
あなたの内側にのみ、その道があり、
その入口はいつも開いています。

その先に、どんな規定にも収まらない、
自由すらも不自由に感じるくらいの"私"が顕れてきます。

承認欲求満たしゲームに翻弄されるのに、飽きた方、
向き合ってみませんか?

私はカウンセリングや、自覚実践のコースを通じて、
そっちに向けていくお手伝いをしています。
いい話もためになる話もしません、あなたの内側に起きていることを
一緒に観て、一緒に歩いていくことで、それを実現します。

ぜひ一度、自覚カウンセリング協会のHPをご覧になってください。


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