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ヨーロッパ文化教養講座(2023年 イタリア映画 「アモーレの最後の夜」)

2024/05/06
イタリア映画祭2024で鑑賞。
題名のアモーレは主人公の名前。
監督によると、普通の人が、普通でない人たちに交わって、とんでもない事件に巻き込まれるという「日本映画」にもよくあるエピソードにしたとのこと。
またCG,FSXを一切使わず、フィルムで撮影。
有名な男優でもある監督の強いこだわりを感じた。
いわゆるクライム・ミステリーもので、痛々しいシームもあったが、当てがきされたという、ピエロフランチェスコ・ファヴィーノの素晴らしい演技もあり視聴感はとても良かった。

B.アモーレの最後の夜

[2023/124分]原題:L'ultima notte di Amore
監督:アンドレア・ディ・ステファノ Andrea Di Stefano
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、リンダ・カリーディ
俳優としても活躍するアンドレア・ディ・ステファノの監督3作目は、イタリア映画界を代表する俳優の一人であるピエルフランチェスコ・ファヴィーノを主演に迎えたクライムサスペンスで、ベルリン国際映画祭特別部門でプレミア上映された。35年間のキャリアの中で、銃を撃ったことは一度もなく、実直な警察官のフランコ・アモーレは、定年退職を翌日に控えていた。祝福するために妻や同僚、友人、親戚などが集うパーティーが開かれる。めでたい夜になるはずが、彼の人生において最も長く、困難な夜が訪れることになる。

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