Scio_hei

ヨーロッパかぶれの66歳男性。 趣味:クラシック音楽鑑賞、イタリア語、映画・TV鑑賞、…

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ヨーロッパかぶれの66歳男性。 趣味:クラシック音楽鑑賞、イタリア語、映画・TV鑑賞、西洋絵画鑑賞 信仰:キリスト教、プロテスタント(改革長老派系教会所属) 好きな現役音楽家:庄司紗矢香、反田恭平、藤原道山、辻彩奈、藤田真央 尊敬するレジェンド:アルフレッド・ブレンデル、内田光子

マガジン

  • 「コシ・ファン・トゥッテ」シナリオ読破プロジェクト

    注:イタリア語テキストは、音楽之友社 オペラ対訳ライブラリーモーツァルト フィガロの結婚 小瀬村幸子訳 2006年2月28日第4刷。 テキストの書き換えと訳は小瀬村先生訳を参考に自分で行いました。

  • コンサート鑑賞記録

    コンサートの鑑賞記録をまとめました。

  • 「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」を見て

    「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」を見て、気づいたこと思ったことをまとめました。 「その6」以降は、「もし、映画第三弾が作られるとしたら」という考察も書いています。

  • 「DOC あすへのカルテ」を見て

    「DOC あすへのカルテ」を楽しんでいます。

  • 藤田真央君のモーツアルト・ピアノ・ソナタ全集を聴いて。。。

    藤田真央君のモーツアルト・ピアノ・ソナタ全集を聴いて、感想や、調べたこと、手持ちの内田光子氏やアルフレッド・ブレンデル氏の演奏と比べてみたりしました。

最近の記事

ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト42 第2幕 第31曲 終曲その3)

2024/05/20 結婚式に浮かれる女たちを尻目に、グリエルモは、呪いの言葉を吐く。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo)グリエルモ (バリトン)①の婚約者 -> 変装して②を口説く ⑤(Ferrando) フェルランド(テノール)②の婚約者 -> 変装して①

    • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト41 第2幕 第31曲 終曲その2)

      2024/05/19 いよいよ、フィオルディリージと(変装)フェルランド、ドラベッラと(変装)グリエルモの結婚式。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo)グリエルモ (バリトン)①の婚約者 -> 変装して②を口説く ⑤(Ferrando) フェルランド(テノール)

      • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト40 第2幕 第31曲 終曲その1)

        2024/05/18 使用人のデスピーナが登場して勝利宣言をした後は、 レチタティーヴォを挟まず、最終章までモーツァルトの素晴らしいメロディーが続く。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo)グリエルモ (バリトン)①の婚約者 -> 変装して②を口説く ⑤(Ferr

        • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト39 第2幕 第30曲)

          2024/05/17 長い終曲の前の最後の第30曲で、「コシ・ファン・トゥッテ」のセリフがやっと出てくる。通常序曲から3時間くらいかかって、やっとここまで来る。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo)グリエルモ (バリトン)①の婚約者 -> 変装して②を口説く ⑤

        ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト42 第2幕 第31曲 終曲その3)

        • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト41 第2幕 第31曲 終曲その2)

        • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト40 第2幕 第31曲 終曲その1)

        • ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト39 第2幕 第30曲)

        マガジン

        • 「コシ・ファン・トゥッテ」シナリオ読破プロジェクト
          41本
        • コンサート鑑賞記録
          77本
        • 「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」を見て
          8本
        • 「DOC あすへのカルテ」を見て
          34本
        • 藤田真央君のモーツアルト・ピアノ・ソナタ全集を聴いて。。。
          19本
        • 「フィガロの結婚」シナリオ読破プロジェクト
          42本

        記事

          ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト38 第2幕 第29曲)

          2024/05/16 フィオルディリージは、(変装)フェルランドからの求愛に逆らうため、自らも戦場に行こうとする。 それを防ごうと、(変装)フェルランドは更に迫って、二重唱 遂に、フィオルディリージも口説き落とされてしまった。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo

          ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト38 第2幕 第29曲)

          ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト37 第2幕 第28曲)

          2024/05/15 今月末に新国立劇場へ「コシ・ファン・トゥッテ」の公演を見にいく予定。 シナリオ読破を続けなければならない。 主要登場人物: ①(Fiordiligi) フィオルディリージ(ソプラノ)貴族(金持ち)の*姉 ②(Dorabella)ドラベッラ(メゾ・ソプラノ)貴族(金持ち)の*妹 ③(Despina)デスピーナ (ソプラノ)①②の使用人 ④(Guglielmo)グリエルモ (バリトン)①の婚約者 ⑤(Ferrando) フェルランド(テノール)②の婚約者

          ヨーロッパ文化教養講座(「コシ・ファン・トゥッテ K.588 」 シナリオ読破プロジェクト37 第2幕 第28曲)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月5日 ラフォルジュルネ2024 小林愛実 312)

          2024/05/14 今回のラフォルジュルネ2024で、辻彩奈さんのメンコンと小林愛実さんのショパン2番協奏曲だけは、前売り券でゲットし、楽しみにしていた。 日時:5月5日 12:45~13:30 会場:東京国際フォーラム フォーラムA 出演者: 小林愛実(ピアノ) 群馬交響楽団 横山奏(指揮) プログラム: 1) モーツァルト:オペラ「ドン・ジョバンニ」序曲 2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21 3) ソリストアンコール: ショパン:ノクターン第20番

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月5日 ラフォルジュルネ2024 小林愛実 312)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月5日 ラフォルジュルネ2024 キッズのためのオーケストラ・コンサート 311)

          2024/05/13 5月5日こどもの日に合わせて、キッズのためのオーケストラ・コンサートが行われた。 行く予定はしていなかったが、朝早く目が覚めてしまったので、当日券で聴きに行った。 キッズのためのといいながら、内容は本格的な、日本メロディのコンサートだったので行った甲斐があった。 日時:2024年5月5日 10:15~11:00 会場:東京国際フォーラム フォーラムA 出演者: 群馬交響楽団 横山奏(指揮) 塚本江里子(司会/歌) プログラム: 1)伊福部昭:ゴジラ

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月5日 ラフォルジュルネ2024 キッズのためのオーケストラ・コンサート 311)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月4日 ラフォルジュルネ2024 ラフマニノフの協奏曲 212)

          2024/05/12 二人の若いピアノニストによる、ラフマニノフの協奏曲2曲 両方とも聞き応えのある超絶技巧曲だが、特に3番の協奏曲は「見応え」があった。 日時:2024年5月4日 12:45~13:55 会場:東京国際フォーラム フォーラムA 出演者: ナタナエル・グーアン (ピアノ) マリー=アンジュ=グッチ(ピアノ) 東京21世紀管弦楽団 キンボー・イシイ(指揮) プログラム: 1)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 ナタナエル・グーアン(ピアノ

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月4日 ラフォルジュルネ2024 ラフマニノフの協奏曲 212)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月3日 ラ・フォル・ジュルネ2024 萩原麻未 114)

          2024/05/11 今年の2月にみなとみらいホールで聴いた、辻彩奈さんと萩原麻未さんのコンサートはとても感動した。 今年のラ・フォル・ジュルネ2024は、辻彩奈さんの「メンコン」の後に、萩原麻未さんが、ラヴェルのピアノ協奏曲を弾くというので、聴きに行った。ただ、チケットを手配したのがだいぶ遅かったので、席は、1階席のずっと後ろの方。頭上は2階席が迫っていので、音的にはあまり期待していなかった。 日時:2024年5月3日 18時15分~19時 会場:東京国際フォーラム ホ

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月3日 ラ・フォル・ジュルネ2024 萩原麻未 114)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月3日 ラ・フォル・ジュルネ2024 辻彩奈 113)

          2024/05/10 今年のラ・フォル・ジュルネ2024は、5月3日の辻彩奈さんと5月5日の小林愛実さんは事前抽選でチケットをゲットしたが、それ以外の公演は気がついたら観たい公演は軒並みSOLD OUTだった。 日時:2024年5月3日 15:30~16:20 会場:東京国際フォーラム ホールA:グランディオーソ 公演番号:113 副題:スマートな天才の静かなる革新 出演者: 辻彩奈(ヴァイオリン) 兵庫芸術文化センター管弦楽団 クリスティアン・アルミンク(指揮) プログ

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年5月3日 ラ・フォル・ジュルネ2024 辻彩奈 113)

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年イタリア映画 「僕はキャプテン」)

          2024/05/09 イタリア映画祭2024で鑑賞 イタリアの巨匠監督の作品だが、主人公の2人の若者はセネガル人で、 公用語はフランス語(と現地の言葉ウォロフ語?)。 舞台も、セネガルからサハラ砂漠を通ってシチリアに達するまでなので、イタリア映画らしいところが何かあるのかは不明。 話としては、貧しい生活から逃れるためにヨーロッパへ移住(というより不法移民)すべく従兄弟同士の2人の若者が母親に黙ってブローカーへお金を払い、言い尽くせない苦労をしながらサハラ砂漠を縦断し、地中海

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年イタリア映画 「僕はキャプテン」)

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年イタリア映画「まだ明日がある」)

          2024/05/08 イタリア映画祭2024で鑑賞 時代を第二次大戦直後、まだ連合軍が進駐している荒廃したローマが舞台 そのことを映像で表現するためか、全編モノクロの映画 主人公デリア(演 パオラ・コルッテージ)、DV亭主イヴァーノと寝たきりのその父、間もなく婚約する美人の娘、悪ガキ2人の1家6人は、半地下で暮らす貧しい家庭。その描写もモノクロで良く表現されている。 DV亭主から虐げられても、娘の幸せを生きがいにして真面目に働くデリアだが、遂に幼なじみと駆け落ちをしようとす

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年イタリア映画「まだ明日がある」)

          ヨーロッパ文化教養講座(1977年イタリア映画「父 パードレ・パドローネ」)

          2024/05/07 イタリア映画祭2024で鑑賞 本作は1977年第30回カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作だが、監督のダヴィアーニ兄弟の弟パオロ・ダヴィアーニ氏が2024年2月29日に死去したために、特別公開されたとのこと。 本作は、サルデーニャ島の羊飼いの息子として生まれたが、後に言語学者・作家となる、ガヴィーノ・レッダ氏(1938年生まれ)の自伝的小説を元にしたもので、冒頭に本人が登場する。 サルデーニャ島の荒涼とした風景、羊飼いたちのうなり声のような独特の音色の

          ヨーロッパ文化教養講座(1977年イタリア映画「父 パードレ・パドローネ」)

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年 イタリア映画 「アモーレの最後の夜」)

          2024/05/06 イタリア映画祭2024で鑑賞。 題名のアモーレは主人公の名前。 監督によると、普通の人が、普通でない人たちに交わって、とんでもない事件に巻き込まれるという「日本映画」にもよくあるエピソードにしたとのこと。 またCG,FSXを一切使わず、フィルムで撮影。 有名な男優でもある監督の強いこだわりを感じた。 いわゆるクライム・ミステリーもので、痛々しいシームもあったが、当てがきされたという、ピエロフランチェスコ・ファヴィーノの素晴らしい演技もあり視聴感はとても良

          ヨーロッパ文化教養講座(2023年 イタリア映画 「アモーレの最後の夜」)

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年イタリア映画「グローリア」)

          2024/05/05 イタリア映画祭2024で鑑賞。 舞台はナポレオンが全ヨーロッパへ快進撃をしている1800年前後のヴェネツィア近郊の田舎町。 教区の司祭が作曲家でもあり、いろいろな事情で修道院に引き取られた少女たちで結成された聖歌隊と楽団を率いている。 しかし、この司祭は音楽的才能がなく、近近訪問するローマ教皇に披露するべき新曲が書けない。 その時メイドのテレーザが、聖歌隊に寄贈されたピアノを倉庫で見つけ、音楽の基礎を知らないがため「デタラメ」に弾くと、その音楽がジャズの

          ヨーロッパ文化教養講座(2024年イタリア映画「グローリア」)