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マイホームと賃貸 費用面以外でのメリットとデメリットを比較する

前の記事から来ていただいたから、ありがとうございます♪
検索でたどり着いた方は、前記事節約!マイホームと賃貸のメリットデメリット~費用編~」も併せてご覧いただくと、マイホームと賃貸どちらにするかの参考になるかと思います♪

今回は、マイホームと賃貸で迷った結果、マイホームを選択した私からみたそれぞれの費用以外のメリットとデメリットをまとめてご紹介したいと思います。
節約の記事作ってるのに、費用以外のこと書くの?と思われるかもですが、読み進めていただければそう言う意味での節約か!というのもわかっていただけるかと思います。

新築マイホームの場合

・費用面以外でのメリット

  • 資産になる!

  • 設備がすべて新品!

  • 間取りを自由に決められる!

  • リフォームなども自由にできる!

  • 外構を自由にできる!

  • 上階、下階とのトラブルから解放される!

・費用面以外でのデメリット

  • 資産ではなく負債になるリスク

  • ハウスメーカーとの打ち合わせで決めることが多い

  • 相続などの問題を考える必要がある

  • 除雪、草刈など、見た目も気にしてやらないといけなくなる

  • 近所付き合いが比較的濃厚になる

  • 周りの環境が変化しても住み続けなければならないことが多い

  • 引っ越す場合は手続きが多い

  • ローン返済のプレッシャーがある

  • 家庭環境の変化に住環境を変化させにくい

それぞれざっと書き出しましたメリットに関してはそれほど説明は要らないと思うので、デメリットをかみ砕いていきましょう。

・資産ではなく負債になることも・・・

マイホームのデメリットですが、多くの人は35年という期間ローンを組んで購入すると思います。そのため、ローン完済まで住むと考えると、当然その間に周りの景色も変わっていきます。
購入時は近くにコンビニやスーパーがあり、ここなら老後でも楽に暮らせる、と思っていても、閉店や移転などは珍しくないことです。
また逆に、初めはなかったものが新たに増えて(インフラ整備される、大型モールができる)などにより良い方向に変化していく場合もあります。
このような環境変化によって家の資産価値が増減するということも念頭に置いておくべきだと思います。
また、価値の増減だけでなく、例えば日当たり良好な土地だとしても、建築条件によっては、近所に高い建物が建ってしまったり、閑静な住宅街と聞いて住んてみても、引っ越しなどにより近所の居住者が変わって騒音などのトラブルが起きるかもしれません。正直これは読みにくい部分ではありますので、どうしても賭けになっています。
これらをよく考えずに価値のない(なくなる)土地に家を建ててしまうと、掛け捨て家賃と同じことにもなりかねないのです。こうなると「資産」と思って購入したマイホームが、ただお金を浪費する「負債」となる可能性があるのです。

・新築の打ち合わせは想像以上に大変!

夫婦共働きで、子供が産まれて、なんてタイミングだと、プライベートの時間もなかなか少なかったりしますよね。特に家族で住む家を建てるため、できれば夫婦で打ち合わせに行きたいところ。そうなると、休みがなかなか合わないと打ち合わせも進みませんし、家事育児に追われながらもさらにマイホーム計画のストレスにもさらされることになるのです。
いざ打ち合わせに行けても、決めることが山ほどあります。土地探しから家の間取り、内装外壁、お風呂やキッチン、家にかかわるものすべてを決めるのです。それぞれの素材感や質感を確かめるために、展示場へ足を運んだり、モデルルームを見学したり。。。これらを数か月かけて進めていきます。
さらにそれらが決まってきたら、融資の手続きや審査のため、銀行や役所に行って書類を集めたり、そしてそのころになると、今住んでいる部屋の片づけや引っ越し業者なども決めていくことになるでしょう。
建売ならそれほど決めることもないかと思いますが、こだわって注文住宅を建てたい場合は、ここは覚悟しましょう。しばらくは仕事の休みの日は打ち合わせになると思ってください。
このように、打ち合わせにかかる時間は想像以上にストレスです。人生の時間は限られていますから、お金以外にこれほどの時間をかけてまでこだわった家を建てたいのか、じっくり検討するべきです。

・家族で住む期間よりも、夫婦で住む期間のほうが長い

モデルケースとして、30歳夫婦、子供が産まれたタイミングでマイホームを建てる場合、子供と一緒に住む期間は約20年程度、その後子供が巣立って夫婦のみで住む期間は約30年ほどあるわけです。そのため、子供が家を出た後のことも考えてマイホームを計画しなければなりません。

よくある間取りで、1階にLDKと1部屋、2階に2~3部屋というものがありますが、子供たちが巣立った後老後までその家まで住むとしたら、2階の部屋は何に使うでしょうか?階段を上り下りしてまでその部屋は活用できるでしょうか?物置の為に毎月支払いをするようなことは非常に無駄といえます。
また同じような理由で、2階にLDKを置く場合も、買い物の荷物を毎回階段を上ることを想像して決めるべきです。歩き始めの子供がいれば、階段からの転落なども考えられますし、家族で出かけて帰宅したとき、寝てしまった子供を抱っこして階段を上らなければならないかもしれません。

子供部屋に関しても、子供だけの部屋が必要な期間は果たしてどれくらいあるのでしょうか?その短い期間の為に35年ローンを組んで、多くの部屋を作る必要があるでしょうか?

このようにして、本当に必要な部屋数を決めれば、1部屋1部屋を広く取れたり、建坪を押さえて建物費用を安くできたりもします。スペースの節約はお金の節約につながります。

・近所との付き合いによる集団意識が大切

日本人の習性ともいえる「同調文化」が活きてきますが、分譲地などに家を建てる場合、周りも同じような築年数の家が並び、景観保護の理由もあって外構の整備がされていることが多いです。その中で1件だけ雑草がぼーぼーだったり、家の周りに物が散乱していたりすれば、周りからの視線は冷たいものになります。そのようなことを避けるためにも、なるべく同じ見た目の家、色、外構、そして庭木の手入れ、町内会への参加など同調していくことが大事になってきます。
分譲地でなくとも、古い住宅街に新築を建てる場合は、その土地に古くから住んでいるお局様たちに気に入られないとその後の生活のしやすさに大きく影響してきます。
賃貸では入れ替わりも頻繁なので近所との付き合いをあまり意識しなかったと思いますが、マイホームの場合はこのような付き合いが発生することを理解しましょう。

・資産なので最期のことまで考えましょう

人はいつか死ぬものですから、家もいつかは売却や処分を考えなければなりません。「大丈夫、この家は将来子供にあげる予定だ」ということを、子供に伝えずに当たり前だと思って過ごす方も多いですが、子供側からすれば迷惑である可能性も大いにあることを理解しなければなりません。
地元に残らない場合や、持ち家のリスクを知っている等で、相続したくないという場合もあるでしょう。
とはいえ新築時は子供が小さいのでそんなことを相談もできませんから、あわよくば相続できる程度に考えておくべきだと思います。
自分たちの資産ですから、自分たちで最後まで面倒を見るつもりでいたほうが良いでしょう。
どちらにせよ、あまりにも個性的だったり実用的ではない家や、居住中に家のメンテナンスを怠ったりすることは良い結果を生まないと思いますので、最期に多くの選択肢を残しておくための家づくりというのも大事なポイントだと思います。

じゃあやっぱり賃貸のほうがいい??

ここまでデメリットを書きまくったので、もう賃貸でいいや、となる方も多いかもしれません。

ここからは、そんなデメリットを購入前から話し合って、マイホームの選択をした私たちの解決方法を書いていきたいと思います!

・打ち合わせは二人の育休期間中に進めました

二人目が産まれたタイミングでマイホームの計画を進めていたのですが、妻は1年弱、私自身も半年の育休を取得していたので、休みが合わない問題はありませんでした。なるべく妥協はしたくなかったので、時間がしっかり取れて本当に良かったと思います。
ちなみに育休期間は収入が下がると思われがちですが、意外と問題ない額になります♪詳しくはまた別記事でご紹介します♪

・老後のことも考えた結果、平屋にしました

2階建ての主なメリットは、狭い土地にも建てられることと、日当たりの確保というのがあります。
ですが、土地が広いのであれば絶対に平屋をお勧めします。平屋のメリットについても別に記事を作りたいほどありますので、ここでは簡単に書いておきます!
まずはなによりも引っ越しが楽でした!階段があるとないとでは全く体の負担も違います。
そして冷暖房の効率が良いこと。これも電気代の節約にかなり貢献します。
住み始めてからも、家族の気配をどこにいても感じらるし、床面積も広いので坪数以上に広く感じます♪
また、4人家族ですが、部屋の間取りは3LDKにしました。1部屋を大きくとって、子供がそれぞれ部屋が欲しくなったら分けて使えるようにしてあります。
こうすることで、子どもが巣立った後も二人で使いやすい間取りとなっています。詳しい間取り図などはまた別記事にてご紹介します。

・地価が上がるか下がるかわからない。だから・・・

8割くらいの人は、きれいな戸建てが並ぶ分譲地に建てようと思うのでしょうが、こういうところはやはり土地代も高いわけです。スタートが高ければ、落ち幅があるということ。それならば、スタートが低いところにしよう!ということで、私たちは街中ではなく郊外の土地を選びました。
地価が上がる確率にかけるよりも、これ以上下がらないような土地にかけるほうが良いと思った為です。
私の住んでいる街では、まだまだコンパクトシティと呼べるほどでもなく、どこに住もうと車は必需品ですし、歩けるところにスーパーがあっても毎回行くとは限りません。通勤のついでで自宅から離れた場所だって行きますし、チラシを見て安いところを選んで行ったりもします。
また、私たちはあまのじゃく夫婦なので、日本人スタイルに合わせて生活していくのが苦手な性分です。。。それもあり、高い金額で人気のエリアや分譲地に住むメリットを感じられなかったのです。
とにかく土地に関してはこれ以上下がらないような場所にしたので、あるとすれば上がるしかありません笑

マイホームでの節約のポイント 妥協できるところは最大限妥協する

すべての人には当てはまりませんが、私たちがどのようにマイホームを選択したかがわかっていただけたかと思います。
ポイントは「周りがこうだから」という意識を捨てることです!
本当に自分たちが求めているものは何なのか。それ以外で妥協できるところはないか。それらをはっきりと決めておくことで、時間の節約、お金の節約に大いにつながってきます!
皆様のマイホームライフが素敵なものになることを祈ってます♪

長くなってしまったので、次回は「賃貸のメリットデメリット~費用以外編~」を書きたいと思います!長編になってしまいすみません。。。

育休や平屋についての記事もこれから書いていきますので、そちらもぜひご参考になさってください。

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