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#639 望む状態

緊張しないようにと言われると、脳の中では過去に緊張した場面が浮かんできます。脳はイメージしたものを実現します。だから、「緊張しないようにね」というのは、相手に緊張する準備をさせる言葉がけなのです。「 ○ ○しないように」という否定語を、脳は理解できません。プレゼン前の人には「いつも通り、落ち着いて話せば大丈夫!」など、避けたい状態ではなく、望む状態で話をすることが重要です。つまり、否定語ではなく肯定的な言葉で話すことが気遣いなのです。

なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣

望む状態で話す。

野球の現場でも、
「緊張すんなよ」「ビビってんのか?」などの
言葉をよく耳にする。

伝えた側は、リラックスさせたい、
いつも通りにやって欲しいという
願いからの言葉がけだ。

しかし、脳はイメージしたものを実現する。
だからこそ、言葉には注意が必要だ。

「○○はダメ」ではなく、「○○だといいね」
やって欲しいことは同じでも伝わり方が違う。

特に指導者と言われる人は、
相手になって欲しい状態に自分がなるといい。
そうすればイメージはつきやすい。

望む状態の声かけを実践する。

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