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【INFJ(提唱者)の苦悩】共感力が仇となる時

ありがたいことに、私のINFJのnote記事に多くのアクセスが集まっております。まとめ的な記事だものね。INFJとは何なのかが、INFJ当人(私)目線で語られています。そんな私は、今回の件で感じました。「INFJの人、もしかして自分探しをしている人が多いのでは?」と。多感だからこそ、深く考えたり、見えすぎたり、共感能力の高さが仇になり苦しんでいると思うのです。そこで私から、共感力についてお話します。


INFJとは、何者?

一言でいいますと、共感能力が抜群に高い、人間関係における平和主義者です(無自覚的な優しさともいえる)。このへんについては、下記の記事でもたっぷりと解説しております。ご覧くださいね。

INFJの共感力

共感力というのは、諸刃の剣だと思っています。自分の強みにもなれば、自分を滅ぼす(というか、傷つける)ことにもなるからです。「どういうことですか?」といいますと、私のある体験から言えます。私はかつて、カウンセラーを目指していました。目指したきっかけは、自分の共感力を活かせると思ったからです。実際に少しやってみたことがあるのですが、確かに共感はできます。しかし、仕事をするには弊害がありました。言語化がネックでした。

意見を出すことに戸惑う

INFJあるある、言葉への遠慮です。私の場合、たとえばこんな感じです。「これは私の個人的な意見なんですけど」と前置きをしたり、「もしかすると検討違いなことを言ってしまうかもしれませんが」など。「本当に言っていいのかわからないのですが」などと、前置きがあるのです。淡々と、明確に、クリアに物事を伝えることができません。面接などは苦手ですね。喋りがどこかくどく、ハキハキした順序で喋れないから。

情緒的、思いやりがある言葉

上記のような、前置き的な言葉が多い私には、カウンセラーは向いていませんでした。共感こそできても、私から発する言葉には遠慮が入っているからです。私はそんなつもりがなくとも、相手から見れば「で?」「だから?」と、長ったらしいのです。交友関係であれば情緒的ですが、ビジネスの場では「まわりくどい」の一言なのです。INFJの言葉って、優しくて謙虚なんですよね。素晴らしい思いやりがあるのは、共感力が高いからこそ。しかし、今のビジネスの場ではあまり求められていないのです。

機械的な環境では苦しむ

INFJは共感能力が高いからこそ、ロボット的な動きとはある意味では正反対ともいえます。これは素晴らしいことですが、環境を選びます。正直いうと、INFJはどこでも渡り歩くことはできません。いえ、自分を殺せばどこでも適応できます。わりと、何だかんだで何でもできるタイプです。共感力が高いから。しかし、苦しみます。共感力が高いから。そんなわけで、INFJの私からいえることは、「環境をよく吟味すること」と言いたいです。仕事、人間関係、住む場所などですね。

共感力を活かすために

私はINFJの共感力が、賜物だと思っています。もし今生きづらい人がいれば、この状況はあなたのフィールドではない。ただそれだけです。「自分がああだから、こうだから」と責める必要は一切ありません。これはお立てているつもりはなく、本当にそうだから。

環境次第なんですよ、INFJは特に。そう言えるのは、私が人生を通して実験を繰り返してきたからです。31歳になりましたが、ここに来るまでに、ものすごく環境を変えまくってきました。これについては、私のプロフィールをご覧ください。INFJとしての苦悩と、どう改善してきたかが見えてくると思います。

【結論】活かすも殺すも自分次第

INFJの人は、もっと自分を大切にした方がいいです。気がつけば自分を消している・押し殺して生きてしまいがちです。なぜなら、共感能力が高く、周りに自然と合わせる・溶け込むことができるから。平気でそれができるのです。人の考えていることがわかるし、相手の気づいていないことまでも見えるほどに、観察眼も鋭いです。その上、とても優しくて、基本的に平和的です。

だからこそ、自分を救うのは自分次第です。自分以上に自分を理解できる人はいません。それがINFJです。特殊です。環境を大切に、自分なりのペースで生きてみてください。


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