しょうたのささき

・まちづくりのその先に行くこと。 ・若者や自分みたいな市民のみなさんの小さな声と一緒に…

しょうたのささき

・まちづくりのその先に行くこと。 ・若者や自分みたいな市民のみなさんの小さな声と一緒に未来に行くこと。 ・英語力0の英文科卒業生が「音楽」という言語で翻訳・通訳をすること。 やってます

最近の記事

ラムサスの改革

PSのゲーム「ゼノギアス」作中の主人公サイドの敵国は「ソラリス」。身分階級制度が著しく、家柄の佳き者は優遇されそうでないものは虐げられる世相を呈していた。なかでも他国民は家畜同様として扱われ、拉致されては労役、実験材料など、徹底した選民主義だった。 そして現れたのは帝室特設外務庁総司令カーラン・ラムサス。 彼の改革はそれまでの選民主義と一線を画し、能力をもつ者であれば家柄等も関係なく、軍の要職等として引き入れられた。 彼はソラリス国民にとって希望の星、英雄となる筈だった。

    • 終日リスニング

      CDレンタルサービスが世の中からなくなっていく過程で思うこと。 中学、高校のときは、部活がない時、どっかに遊びに行くアテもカネもないときは床で目を閉じて終日CDやMDで好きな音楽を聞きまくって、あっという間に夕方になり、それでも心は満ち満ちしてました。 大人になるとそれが効きづらくなったり、効く日と効かない日とムラが出たりします、 大人になってよかったのかなあ。

      • 依身より依所

        「えしんよりえしょ」と読みます。スマホやPCの漢字変換ではなかなか出てこないです。仏教由来の説らしいです。 自分の身体や心が思うようにいかない時、それをなんとかしようとしてもどうにもならない事がある。それよりも、どこか頼れるところに身を置きそこに委ねれば体も心もそのようになってくれるという概略。 Youtubeで説明してくれたのは心因性発声障害でT-BOLANをやむなく解散し、療養を経て復帰、再結成まで果たした同バンドの森友嵐士さん(Vo)です。 今年度からの平穏と不穏

        • どうにもならないそんなとき…?

          以前、男性の生理について触れたことがありますが、自分もそんな節があるような自認をもっていて、それはやっぱり時々(きちんと測っていれば定期的に?)やってきます。 メカニズム的には「骨盤開閉」とかググれば色々かいてあるんですが、俺の場合は一番弱い部分、「精神」と「アレルギー症状(免疫低下)」が良く来ます。 原因もこれとしてないから、どうしようもないんですねー。 「この生の時間をどう消化すればいいんだろう」→いかに自分をごまかしながら時間を経過させるか。 「こんなに何もできな

          花の加護

          俺が自然や植物、天然物とはまるで無縁な件はお花見のときに言及したとおりで、強いて挙げるならば漆黒の月が唯一しっくりくる、自他ともに厨二な私です。 そんななか、最近…といっても2ヶ月ほど前にお花をいただく機会が2度ほどありました。片方は生花なので老体をなんとか延命してる感じで、もう片方は宮城県利府町のatelier germerbleueさんにいただいたドライフラワーです。こちらは現役バリバリで、いつも視界に入るところに配置し、美しく咲いてくれています。 最近は作業部屋のシン

          あるゲームの主人公の話

          その主人公は作中では特別な存在で、何度か輪廻転生を繰り返している。そして前世までの記憶をはっきりとではないが潜在的にもっている。 しかし、その主人公は生まれ変わっても生まれ変わっても平凡な人生は送らせてもらえず、争いや奪い合いの中でそれぞれの生涯を全うした。 追われる立場になったり、大切な仲間や想い出、最愛の人を何度も失ったり…。 そんな記憶ばかりが潜在的に刻み込まれて、この主人公は代を重ねる事に少しずつ性格がネガティブになる。 そしてその何代目かの生まれ変わりを生きて

          あるゲームの主人公の話

          光と闇の矜持

          本来、一人の人間の心や脳は一時的(この「一時的」というのは、人生光のときも闇のときもあるけど、同時発現というのは稀有であるという意)には「光」か「闇」のどちらかにしかなれない。 それでも最近は片手に闇をもう片方の手に光を持つという稀有な体験、生活をしている。 この春からずっと光と闇が1:9ずつ持っていたのが最近やっと2:8くらいになり、これが次に1:9に戻るのか3:7になるのかはわからない。 でも光と闇を両方抱えることはすごく重い作業だとは感じている。 本来一時的にはど

          温かくなると、次は暑くなる

          ゴールデンウイーク前後くらいから考えること。 温かくなると次は暑くなる。 汗ばむのが億劫になる。 真っ先に汗を書くのが頭から耳。 なぜかというと、生活時間の中でヘッドホン着用の時間が多いから。 汗ばんだ耳とヘッドホンを消毒したり清拭したりと意外と手間がかかる。 モニターは、本来なら自分でスタジオ持っててモニタースピーカーでやりたいんだけど、もちろんそんな環境も財力もないのでモニターはヘッドホンで完結するようにしている。 しかし、モニターはにはイヤホンという選択肢があるらしい

          温かくなると、次は暑くなる

          花見〜騙されたと思って〜

          生まれてこの方、ずっとインドア人生を送ってきた。 物心つくまえからファミコンで仮名文字と音楽の基礎を学び、なかなかアウトドアの恩恵を受けずにここまで歳を取ってきた。 「疲れたとき/病んだときは自然に触れるといいよ」という声を何度と無く聞いてきた。確かに、ふっ軽なときにそういうスポットに駆り出しては魅せられる景観や自然が持つ”呼吸”は圧巻なのだが、必ずしもそうでないとき、人生のスランプに陥ってるときは同じような効き目があるかどうかは猜疑心があった。 ある日、ドキュメント番組

          花見〜騙されたと思って〜

          怖い夢ばかり見る

          はじめに 探偵という仕事は「探偵業の業務の適正化に関する法律」をもと、「調査」を行うのが仕事です。探偵だからって、私有地やプライバシーにみだりに介入する特権はありませんし(一般の方と変わり無し)、ましてや警察といっしょにまたは警察に先んじて刑事事件を捜査するのはもっぱら漫画やゲームなど創作のお話です。 本題 探偵業許可を取得して3件目のケースが訪れた。電話の主→依頼者は初めて話す人だった。どうやら俺が子どもの頃住んでいた団地で殺人事件が起きたらしい。俺はこの春からルーテ

          怖い夢ばかり見る

          1年度が終わる

          日本人は兎角4〜3月のカレンダーで動きたがる。 先日RIFU ROCK FEST.は皆様のお陰をもって実施でき、リフ超学校の1年のシメのイベントとしてもルーティンになりつつある。このイベントも何年かやってみて、回を重ねるごとにつくづくロック×市民活動の親和性を感じる。近年では実行委員のみなさんや支援者のみなさんが次々と強力になってゆくので、自分の実務負担もだいぶ少なく済んでいるんだろうなと思う。それも皆ボランティア・市民活動という枠組みで。世の中で「一般市民」が絶滅しない限

          ガラケー時代の想い出おしえて?

          高校時代は10代ボーイズガールズのお小遣い負担軽減に、PHSが大貢献した。 「パスカル」「ル・モテ」「ハイパーキャロッツ」等の機種が台頭してたと思う。その進化系で「feel H゛」が出た時、画面がカラーになって45字以内の「ライトメール」が無料になったのはおそらく思春期の僕らだけではなく業界も震撼したに違いない。 (当時はメール1通◯円という料金体制だった) その後、(1984世代でいうと)高校卒業あたりから今も健在のau等のキャリアメールを使い始めるようになる。この時初

          ガラケー時代の想い出おしえて?

          ミュージックライフと遠い未来

          何かとドカッとまとめて学ぶのは、幼〜少年期にこだわらなくても、何度かはチャンスが巡ってくる。でもそれが何度かは人それぞれ限界がある。 俺は今がその時かもと思っている。 Digital Performer(DAW:作曲等のソフト)の練習を始めた。 10年以上毎日触って自分の手足のように動かせるように努力したLogic Pro を離れる…訳では無い。兼用する。 作曲はLogic Pro 、仕上げはDigital Performerという分業をやってみたい。 俺には255の夢が

          ミュージックライフと遠い未来

          最後の夏休みはどう過ごす?

          だいたいの人はきちんと受験や就職に向けた準備をするんだと思う。でも俺は「受験は落ちても第二志望や二次募集や就職がある、でも学生の夏休みはここしかねえ!」と我が道(道楽)を極めることに全振りした。 高校最後の夏休みはとにかくレンタルビデオを借りまくったり、バイト代で太宰治の文庫本を買い漁ったりした。太宰作品のあの個性的な、繊細ながらも道化な主人公たちに自分を重ねたりしていた。 レンタルビデオは当時大手レンタルショップが車両基地近くではなくショッピングモール内にあり、何度も自

          最後の夏休みはどう過ごす?

          報告書の感想

          自分が住んでいる町のキャリアシップ(中学生の職業体験)の報告書を見た。4年ぶりに中学生が学校を離れて地域の仕事の現場を体験できたということで大変有意義な時間になったと思う。 報告書には参加した学生、保護者、受入企業等各種関係者からの感想やコメントが列挙されていた。 学生からは概ね満足げな実際の現場や地域社会、学校の授業を離れた非日常(将来日常になるのだが…)感性がありありと綴られていた。保護者の感想は充実したプログラムに満足した意見や親としての現実的な意見がバランス良く並

          酔っ払いお兄さんの独語

          年度末はやたらみんな忙しくて、そしてところどころで「評価」とか「実績」とか単語も多く聞く。 学校出て最初の職場が学校(教員)だったんだけど、その「評価」っていうのが嫌で嫌で仕方なかった。なんでこんな尊厳のある若者に点数つけてあーだこーだ書かにゃいけないんだってことで、結局その仕事は逃げ出して紆余曲折経て今は市民社会の世界にいる。 ここでも、助成金とか報告書の話になると「実績」云々の話になるんだけど、なんかみんな、「実績」ってことを、その頑張った人を讃えるためじゃなくて、よく

          酔っ払いお兄さんの独語