藤原 静（SiLica）
30代後半からスタート。無名の一般女性が、「やりたいこと」を見つけ、いろんな方に助けて頂きながら「希望」と「夢」を抱えて、一歩一歩、進むノンフィクション。記録。
『名前の由来』 2016年1月18日 「やっぱり、本名以外に『歌う時の名前』があった方がいいな」 そう考えていて、迷わず思いついたのが【SiLica (シリカ)】でした。 私は、中学生の時から、米米CLUBの大ファンでした。 ヴォーカルの「カールスモーキー石井さん」こと、石井竜也さんのご実家は、北茨城で「石井屋」というお饅頭屋さんを営んでいました。 ファンにとっては、一度は行ってみたい憧れの場所です。 20代前半、東京に住んでいた私は、ついに！友人と車で「石井屋
『願いが形になっていく』 2016年1月16日 「えっ⁉︎ ウソ⁉︎ 信じられない！私、何やってるの？」 やっと最寄駅に着き「さて、JRの切符を購入しよう！」とした時に、私は家にお財布を忘れたことに気がついたのでした。 「どうしよう。約束の時間に間に合わない！」 駅まで歩いてきたのに、タクシーで家に戻り、お財布をとって、またタクシーで駅まで戻るという無駄に、深い ため息。 「あぁもぅ！初対面なのに！最初から遅刻だなんて人として信用されなくなる。最悪だ…。」 こち
『最初で最後。そして、ずっと心の中で輝き続ける。③』 込み上げる緊張 「いや、大丈夫」 込み上げる緊張 「私は緊張しない」 込み上げる緊張 「大丈夫、大丈夫」 込み上げる緊張 「私は緊張しない、緊張しない」 込み上げる緊張と、それをなだめる自分。心の中は、ずっとこの繰り返し。 2016年5月23日 京王プラザホテル札幌 プラザホール 『第32回 日本アマチュアシャンソンコンクール 北海道大会』に初挑戦するため、この日私は会場で自分の順番を待っていました。 そして、つ
『最初で最後。そして、ずっと心の中で輝き続ける。②』 シャンソンは、たくさんの素晴らしい出逢いを与えてくれます。 2015年9月21日 念願が叶い、やっと伺えた「青い部屋 月曜シャンソンコンサート」の会場でも、沢山の素晴らしい方たちと出逢うことができました。 NEROさんファンのお友達ゆっきーとの再会。私からお声掛けして、可愛い笑顔を魅せてくれたカナさん。この日をキッカケに仲良くして下さっている、ゆかりん。そして、素敵な絵を描いて頂いたこともある画家のミロさんとお逢い
『最初で最後。そして、ずっと心の中で輝き続ける。①』 私には、どうしても、どうしても行きたいコンサートがありました。 なかなか平日の休みを取れないので、とても歯がゆい日々を過ごしていました。 2015年9月21日 「ついに！願いが叶う！」 喜びと緊張を胸に、私は、東京 渋谷にあるライブハウス SARAVAH東京に向かっていました。 ベレー帽をかぶり、色とりどりのビジューが沢山ついたニットワンピースを着て、足が痛くなるのも覚悟で高いヒールの靴
『恩を忘れない』 2015年7月24日(金) 「あ、このビルだ。」 トリコロールに輝く『ミュージックギャラリー ソワレ・ド・パリ』の看板を見つけ、私は息を整えました。 不思議なご縁で同年5月30日に『la musique 上田』で、シャンソン歌手 湯浅輝子さんに出逢い、ご厚意でシャンソンを教えて頂けることになりました。 「プロのシャンソン歌手にご指導を受けたい」という念願が、ついに叶ったのです。 レッスンは、楽しくて楽しくて、夢の世界にいるようでした。本当に嬉しか
『歌う意味』 2015年6月27日(土) 「また、NEROさんに逢いに行こう！」 前月に引き続き、私はまた、東京 町田に飛びました。 行先は『Music Cafe 光琳』でのシャンソンライブ『～昼下がりのシャンソニエ～』 この日のライブのご出演は、千秋みつるさん・NEROさん・そして、斗南良子さん。 ピアノ中尾裕行さん・ドラムKAZYAさんでした。 シャンソンは、たくさんの素敵な出逢いを与えてくれます。 この日は、ずっと逢いたかった同じNEROさんファンの ゆ
『偶然！は、ない？②』 2015年5月30日。 「時間、まだ間に合うよね？」 『la musique 上田』で、感動の出逢いを頂き、胸いっぱいになりながらお店を後にした私は、そのまま同じ すすきのにある『Cloth＆Bar「Caffeine」』に、急いで向かいました。 埼玉 西川口でのライブで知りファンになった、札幌出身のミュージシャン笹木勇一郎くんの「ゆかりの場所」ということで連れてきてもらい、足を運ばせて頂くのは、この日でまだ3回目でした。 ( 笹木勇一郎くんと
『偶然！は、ない？①』 2015年5月30日。 札幌 すすきの にあるBAR 『la musique 上田』に向かっていました。 同年5月23日。ちょうど一週間前に、東京 町田にある『Music Cafe光琳』でのシャンソンライブ『～昼下がりのシャンソニエ～』に伺い、ファンのJシャンソンアーティストNEROさんのステージを体感して、 『NEROさんを札幌にお呼びしたい！NEROさんのライブを札幌で観たい！』 という願望が強くなっていきました。
『はじめて人前で歌った日』 2015年5月23日。 「やっぱり、やめるという選択肢もあるよ。」 一瞬、肩の荷が下りてホッとする。 「いやいやいやいや、それはダメでしょ。何を今更！応援してくれている人もいるんだし、頑張れ、私！」 ですよね。気を取り直して、奮い立たせては、緊張でガチガチ。 心の中は、さっきから、こんなことの繰り返し。 この日、私は、東京 町田に来ていました。 「あーでもない、こーでもない」 一人でアレコレ考えを行っ
『はじめてのシャンソンコンサート②』 2015年1月25日。 「また来ました！」 前日に引き続き 『Chambre des Chansons ～受け継がれるシャンソンスピリッツ～』 http://aoiheya.com/chambre/ を観るために、東京 中目黒の『キンケロシアター』にやって来ました。 「もっと、もっと、シャンソンのことを知りたい」 念願のシャンソンコンサートです！！ ありがたいことに、2日間2公演観ることができ、最高の想い出となりま
『はじめてのシャンソンコンサート①』 2015年1月24日。 私は『キンケロシアター』の客席にいました。 東京 中目黒にある、愛川欽也さんと、うつみ宮土理さんが造った劇場です。 ついに、この日がやってきたのです！！！ 人生初のシャンソンコンサート！ 『Chambre des Chansons 〜受け継がれるシャンソンスピリッツ〜』 http://aoiheya.com/chambre/ の開演を待っていました。 『青い部屋』と『キンケロシアター』で
『夜明け前が一番暗い。そして、太陽が昇った。』 「全然、見つからないなぁ」 私は必死に『シャンソンを教えてくれる人』を探していました。 東京には、20代・30代で活躍されているシャンソン歌手も沢山いらっしゃいますが、札幌には、いないと思います。(たぶん) あの日まで『シャンソン』を、きちんと聴いたことがなかった私には、なんとなく『お年を召した方が歌うもの』なのかな？というイメージがありました。 あとは、ワハハ本舗の梅垣さんが女装をして鼻からピーナ
『「時」がある。』 20代前半は、東京に住んでいました。 六本木にある、エンターテイメントレストラン「六本木金魚」が好きで、夜な夜な遊びに行っていました。 素晴らしいエンターテイメントショーが観れるのです。 私が観ていた時の話ですが…1ステージが、いくつかの物語になっていて、男・女・ニューハーフのダンサーが、華やかなメイク・衣装を身にまとい、華麗に踊り・舞うんです。 舞台も立派で、あちこち開閉したり、動いたり、時には、ダンサーがワイヤーで吊られたり。 「なんて素敵
『悔しさは、何かを生みだす強いバネになる』 2013年11月9日。 私は、埼玉の西川口にあるライブハウス「Hearts」にいました。 約一か月前の10月6日・7日。 札幌で行われたROLLYさんのソロライブ「札幌白い変人2days」を観に行ってから、私の心の中では、ROLLYさんのギターの音色が響き続けていました。 比喩ではなく、ライブの最後にギターで弾いて下さった『♪10年桜』が、ずっーと、心の中で鳴っていたのです。 「どうしてもまた聴きたい！」 想いは日に日に強
『シャンソンとの出逢い』 7月28日 ロックスターは 箱から飛び出したのよ 運命の瞬間 音をあやつり 魔法を奏でる 一瞬で自由自在 無限の宇宙旅行へ連れて行ってくれる めくるめく変身 夢のミラーハウス 永遠に響く物語 眩しくて 出口にたどり着いたら 見たこともない私に出逢ったわ そして歌いはじめるの 140文字以内。シャンソンに出逢った時を振り返り、詩にして、ツイートしました。 何にでもキッカケがありますよね。 それは、今から約3年前。 2013年7月2
