Examination 序章2【オリジナル長編小説】
19の時に書いたこれを書き直してるんだよ↓
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序章4
常日頃からこういった存在が見えているということは、もちろん慣れてはいる。
しかし勘違いしないでほしい、慣れと恐怖は別物だ。1ミリも友好的な態度を感じない上、こちらをバラバラに切り刻まん勢いの殺気を放っているような、そんな危険な奴は怖い。生きてる人間だとしても同じだ。
奴はどれほどの間、小山の周りをグルグルと回っていただろうか。多分極わずかな時間だったと思うが、俺はいつまでも終わらないような気が