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2021ファジアーノ岡山にフォーカス46 J2:第42節:ファジアーノ岡山 vs ジェフユナイテッド千葉 「有難う有馬さん、有難う椎名さん、有難うファジ」
運命のキックオフ。スタートと同時に岡山のイレブンは、ボールに凄い勢いで、食らいついていく。デュエル(ボール保持を狙った接触プレー)では、なかなか勝てていなかった。それでも、人数と運動量で、ボールを絡めとる。そして、奪ってゴールに迫る。冷静に試合に進めるファジが、守備のリスクとか、バランスの気にしないかのように、ボールを奪って、ゴールを狙って行く。でも、これは明らかなオーバーペース。先制点を決めることができなければ、苦しくなる。サッカーを愛し、ファジを愛する。戦術や分析とかを
2024ファジアーノ岡山にフォーカス31『 届いた矛と崩れた盾~矛盾の奥にあったもの~ 』J2 第18節(A)vsジェフユナイテッド千葉
1、敗戦を覚悟した中で~成長と前進~ 千葉のメンバーを観た時に、「これはほぼベスメンバーの千葉だ。」という印象を抱いた。それこそ2006年に開催されたドイツワールドカップ大会で、当時の日本代表の監督であったジーコ氏が、ブラジルのメンバーを観た時に、「これはほぼベストメンバーのブラジルだ。」と、ショックを受けたように、私もまたショックを受けた。それこそ、主審の方が、高崎 航地さんであった以上に、厳しさを覚えた。 しかし、試合後に私は、敗戦に悔しさを覚えていた。それは、
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス30『 最高の11人でいるために~結束の力~ 』J2 第17節(A)vsベガルタ仙台
1、背中を預ける意識~信頼~ 前節も少し触れましたが、開幕の頃は、今にしても思うと「個での解決」への意識が強すぎた側面は否定できないのではないでしょうか。今季での編成においての主軸選手の秀逸なプレーが光った中で「任せる」というプレーが少なかったように感じます。 この意識が高かったことを示す代表的なプレーとして、18番 田上 大地 選手と88番 柳 貴博 選手が退場した試合がありましたが、退場した時の危険な守備の挑戦にありました。こうした個で解決する意識で戦った序盤戦
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス29『 遠くに見える光~希望の正体~ 』J2 第16節(H)vsヴァンフォーレ甲府
1、小さな希望が結果に繋がる~リスタート~ 長崎戦で、20本以上の被シュートでも無失点に抑えることができたことと、決定機も作ることができたこと。これは、間違いなく岡山に手応えと心の余裕を作ることができたのではないでしょうか? 開幕の頃のようなシュートすら打たせないといったどこか息苦しさをも覚える驚異的な堅守で、勝ち点を積み重ねて1位であった時期もありましたが、それもかなり前であったように感じます。残念ながら現在は、欠場選手が多く、苦しい面がどうしても目立ってしまう状
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2024ファジアーノ岡山にフォーカス28『 これだからサッカーは…~待望の生V‐ROAD~ 』 J2 第15節vs V・ファーレン長崎
1、最後のつもりで… もし、2位の長崎との直接対決で敗れることになれば、岡山が自動昇格を意識して戦うことができるのは、最後になるかもしれない。それぐらい客観的観点での危機感を岡山の状況に対して持ちながら、長崎も新スタができるため、トランスコスモススタジアム長崎で、試合を観戦できるのも人生で最後になるかもしれない。 そういった二つの気持ちから、遠征を強行した。ここまでの試合は、勝ちたいという前のめりな気持ちも強かったが、どちらかと言えば、2位の長崎に大差で負ける可能性
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス27『 夢はいつか覚める~スターチス~ 』J2 第14節(H)vs徳島ヴォルティス
1、スタジアムで共に~明日への一歩~ おはようございます。皆さんは、今日はどういった夢を見られましたか?夢には、悪夢もあれば、良い夢もありますが、時に正夢になることもありますよね。しかし、基本的に夢は覚めるものです。 起床と共に夢の内容もいつの間にか忘れています。実はサッカーを応援することも同じかもしれません。良い夢(良い試合)もあれば、悪い夢(悪い試合)もあるでしょう。 起床時には感じる事がありますが、その1日1日の夢を忘れて、また次の夢という感じに続いていき
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス26『 (求)徹底の徹底と決断の決断~軽創警解と形造型壊~ 』J2 第13節(A)vsモンテディオ山形
1、感情と理性の狭間~苦しみの先に~ ここ1か月、成績はとても苦しいものとなっている。一時期首位であった時のような勢いは、今の岡山にはない。離脱者が多数でている状況でこそあるが、同じ状況でやっている以上、言い訳にできない。と、理解できていても「こんなはずじゃ。」「岡山はもっとできるはずだ。」といった気持ちが心を支配してしまう。 今節もまた「相性が良かった(はず)」の山形の対戦という事で勝ちたかった試合であったが、結果は皆さんのご存じの通り、2度のリードを守り切れず、
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス25『 圧力と判定の先の無念千万~超えること~ 』J2 第12節(H)vs清水エスパルス
1、シックスポイントマッチ~悔恨の記憶~ 岡山は、過去のシーズンでの重要な直接対決の多くの試合で敗れたことの方が多いというイメージがある。もしかすると勝てた試合もあったかもしれないですが、やはり負けた時の方が強く記憶に残ることもあって、気持ちでは勝つ気持ちでもあっても、何処か冷静な筆者も、今日もかなり厳しい試合になるだろうということを感じていた。 昨シーズンの清水との対戦は、1点で勝負が決まるという試合でしたが、スコア以上の差も感じた12節でもあった。この日の岡山は
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス24『 その大部分は私のミス~22日後の返信(返心)~ 』ルヴァンカップ 2回戦(H)vs横浜FC
1、あの敗戦からようやく時が進んだ~敗戦からの指針~ 今季のJ2リーグ戦で、唯一負けたチーム。それが、横浜FCである。筆者は勝つことだけを考えて、この日を待った。結果は…結果は…。 少し前の雨天の中での悪天候で行われたリーグ戦では、1-3での敗戦の将となった木山 隆之 監督は、試合後に「その大部分は私のミス」と、敗因の1つとして語っていた。先日のリーグ戦の時に18番 田上 大地 選手の「ホームで勝つから!」とは違い、責任を一身に背負うことで、ファジアーノ岡山ファミリ
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2024ファジアーノ岡山にフォーカス22『 勝利に必要な一体感~行く&埋める~ 』J2 第11節(H)vsロアッソ熊本 プレビュー
1、クラブ名鑑11~ロアッソ熊本~ 全文無料公開。スキーやフォローや、購読などをして頂ける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。 2、ランキングデータ&注目選手 今回もJリーグのデータサイトであるFootball LABさんのランキングを一部引用。 ・データでの注目選手 MF:21番 豊田 歩 選手(CH):攻撃・パス・パスレシーブ(1位) 個ではなく、チームとして前進することで、その中心にいる21番 豊田 歩 選手にボール
有料1002024 Jリーグ にフォーカス4『 異次元の距離感vs個への絶大な信頼~相乗の対局~ 』J2 第10節 ロアッソ熊本 vs ヴァンフォーレ甲府 レビュー
1、前置き~抑えきれない期待感~ プレビューのためにライバルクラブの試合をチェックするようになった上でレビューを書いてみるシリーズの3作目。1本目は、川崎と磐田のあの打ち合いに惹かれて勢いでレビューを書いた。 そこからのここまで3本は、記録も残したいという想いから私の拙いサッカー眼や表現力では、多くの方の目に止まることは少ないと感じながらも、雉球さんが、毎試合コメントを下さるので、とてもモチベーションになっている。 ダメなりにもプレビューを書けるようになってきたとい
有料1002024ファジアーノ岡山にフォーカス21『 ≫≫岡山に足りなかった力~蟻地獄~≪≪ 』J2 第10節(A)vsブラウブリッツ秋田 レビュー
1、挑戦と徹底の思惑~希望と現実~ 岡山は、7〜9節の悪夢のように勝てなかった連戦を心身共にリセットすることで、チームとして勝利のために1週間かけてじっくり準備してこの試合を迎えた。 アウェイの地に乗り込んだ岡山は、9番 グレイソン 選手と29番 斎藤 恵太 選手が、2トップという横の関係で、トップ下に8番 ガブリエル・シャビエル 選手の形と、1トップ2シャドーのような9番 グレイソン 選手と29番 斎藤 恵太 選手が、縦の関係になることもあったが、8番 ガブリエル
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