【ブックレビュー】それ、勝手な決めつけかもよ?
「それ、勝手な決めつけかもよ?」を読了しました。
気付きと新しい発見の連続だったので、感想をまとめておきます。
本との出会い
今回もAmazon Unlimitedで表紙に惹かれてダウンロード。
帯のいきものがかり水野さんが絶賛というフレーズにも興味がそそられました。
セールスライターの著者が選び取られた言葉がとても印象的で、作詞家が絶賛する理由がよく分かりました。
積極的な解釈をする
自分自身を深く知るためにも、自己分析や自分に向き合うことは大切。
でも、就活の時にした自己分析は甘く、もっと深掘りができたと思います。
なんとなく過去を振り返るだけでは本当の価値観や信念、理想のあり方、究極の目的、やりたいことに気付くことはできない。
だからこそ、過去から色んな切り口や視点で振り返って解釈する必要があります。
点となっている経験を解釈しながら線にするためのワークがたくさん盛り込まれていました。
名前を解釈するところから始まり、好きな人、嫌いな人、仕事、違和感、不安や心配事、今の時代、特別だった感情、どんな一年にしたいのかまで解釈のフレームワークをさまざまな具体例を交えながら解説してくれています。
この解釈方法はどんなことにも応用ができて、今までなんとなく選んできた習い事や部活、進路、旅行、人間関係を振り返る上でとても役に立ちました。
今までで嬉しかった経験は?という問いに対して、空手で優勝したことを思い出し、解釈してみました。
今まで抱えていたコンプレックスや自信のなさを克服するために空手を始めたこと、強くなりたいと思っていたことを思い出しました。
自分の力で弱い自分を克服して、目に見えた強さの証がもらえたような気がして、嬉しかったんだという気付きがありました。
今でも自分の信念や芯、軸となる生き方がしたいということは変わっていません。
これがなくては自分ではない、自分らしさってこういうことを言うのだと思います。
そして、今子育てや仕事のことで悩むことや葛藤も多いですが、この時期を「自分や人生について見つめ直す時間」だと解釈しました。
「そういうものだから」で片付けない。
「こうすべき」に捉われず、この選択が正しかったと思えるような行動を続けていきたいと思います。
ネガティブな感情や出来事、小さな違和感も放置せず、受け入れることもせず、ただ事実として受け止めることを忘れずにいたいです。
受け止めることができれば、どうすればいいかは必然的に見えてきます。
著者は違和感のことをほつれと表現していましたが、ほつれは定期的に直すことを心がけていこうと思いました。
当たり前、常識を覆し、生き方について深く考えさせらた一冊でした。
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