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#質問箱に 投稿された質問にお答えする vol.1

Twitterに設置している質問箱に質問が来たので、お答えしようと思います。

質問ありがとうございます。

端的にお答えをするならば、カウンセラーやお医者さんといった専門家にこの文面をそのまま見せて、然るべき治療を受けることを強くお勧めします。

とはいえ、せっかくわたし宛にメッセージを頂いたので、わたしなりの回答もしたいと思います。

まずお答えする前にわたしの立場について少しお話ししておきますね。
Twitterではほとんど言っていませんが、わたしは希死念慮を抱えています。なので、状況や抱えているものの重さは違うかもしれませんが、あなたの苦しみはなんとなくわかる気がするのです。

あなたは今まで周りの期待、そして自分自身に対する期待に答えようとがむしゃらに走って来たのですね。そして疲れてしまった。でも立ち止まるのも怖い。そりゃそうですね。
休みなさいというのは簡単だけど、止まってしまうことの怖さ、わたしも知っています。だとしたら、休むまでいかなくても、少しゆっくり歩いてみませんか?少し今までよりペースを落としましょうよ。そうすると、走っている時には気づかなかったことに何か気づくかもしれません。

そして、自分のことを見つめることも少しおやすみしましょう。誰かが言ってました。「鏡で自分の顔をずっと見つめていたら疲れ切ってしまう。自分自身をふりかえる内省も同じで、長時間まるまる考え続けたらそりゃあ疲れる」と。わたしたちは自分自身を見つめすぎているのです。幸か不幸か、あるいは良くも悪くも他人というのはわたしたちが思っているほどわたしたちのことに興味がないのです。それは立場を逆にして考えた時、よくわかることだと思います。

希死念慮のあるわたしが言うのも何ですが、臆病さというのはひとつの能力だと思います。もしわたしたちに臆病さが無かったら、色々危険なことをしてもう死んでしまっているでしょう。臆病だからこそわたしたちは生きていられるのです。そのことを少しだけ誇りに思いましょう。

わたしも美味しいものを食べることが昔から好きです。そんなわたしでも今は丸一日何も食べたくない、食べられない日があります。そんな時でも、口に入れられそうなものをほんの少量だけでもいいから摂るようにしています。それでいいのだと思います。過食だけは気をつけないといけないけど、食べられる間は、わたしたちは大丈夫なのだと思います。

すべてにお答えできた訳ではありませんが、わたしのコメントがどうかあなたの未来を照らすものでなくても、せめて足元を照らす光でありますように。

髙木一由

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