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写真も十年で中断中

写真も10年間撮り続けて、ひとまず中断ということになった。自分の唯一の息抜きだったのに。あとは読書か。

昔、図書館で写真集が揃っているのを見つけ、土門拳に木村伊兵衛、名取洋之助に森山大道に植田正治、中平卓馬を良く見ていた。撮るより先に鑑賞が先だった。

そんな中、たまたま10年前くらいにiPhone4が発売当初に、販売促進の関係でソフトバンクが大安売りしていた。ということでiPhone4を買ったらカメラが付いていたので、それでストリートスナップを撮り始めたのが写真を始めた最初。ちょうどGoogleフォトも出たばかりだから、スマホ写真撮影が手頃で良かった。今も同じようなやり方をコンパクトカメラとスマホでやっているし、基本的にボケのないAFで構図も自分の感覚で、という感じ。そういえば昔の写真家というか自分の好きな写真家もボケ写真は撮っていなかったような気がする。

ということで10年間スマホを使ったりコンデジを使ったりしながら写真を撮影していたのだが、十年近く徒歩圏内を撮っていたら被写体が尽きた。

そこで、現在写真撮影を中断しているというか、次の展開を思案中なのだが、環境が変わるわけでもないので、やはり徒歩圏内を視点を変えて撮影することになりそうだ。

自分は禅に影響された茶道や華道や剣道といった道に興味があり、特に茶道や禅画に関心が強い。結局、今のように中途半端に西洋風に構築された日本写真の文化をある意味脱構築して、茶道のように簡素化できればと思案して撮り続けてきたが、どれくらい良い写真になっているかは不明だ。自分では勝手に千利休にあやかって「無作為の作為」と呼んでいるのだが。

最近、RICOHの防水コンデジ、WG-80を買ったので、今日は雨の中で撮影できないか試したい。傘を持っているから危ないかな?少し気をつけよう。最近のカメラメーカーの製品の精度は防水コンデジでもかなりのモノがあると思うので、気にせず撮ってくるようにしてみよう。結局、PCモニターで確認すれば写真の良し悪しは分かるから。自分の感性を信じろってことだよな。


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