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ピュア・エレクトリック・ソウル/クリエイション (‘77)

Pure Electric Soul / Creation (‘77)
高校1年の時、同級生とバンドを始めた時によくコピーしたのがクリエイションだった。今回紹介させていただく’77年の作品「ピュア・エレクトリック・ソウル」は、彼らの3枚目のアルバムになる。

竹田和夫(ギター、ボーカル)率いるクリエイションは、日本のバンドでありながら、曲はすべて英語詞で、最初から照準を海外に向けていた。最初はステージのMCまでも英語でおこなっていたという拘りようである。

サウンドはツインギターを生かしたブルージーなハードロックで、迫力あるドラムにファンキーなベースで、まさに「エレクトリック・ソウル」であった。

エキスプレス 国内盤
裏ジャケット
インサート
レーベル

このアルバムから何曲、コピーしただろうか。高校の文化祭で演奏していたのも懐かしい。タイトルの「エレクトリック・ソウル・マン」をはじめ、「トーキョー・サリー」などのファンキーチューン、プロレスのファンク兄弟のテーマである「スピニング・トー・ホールド」、ヤードバーズの「幻の10年」など捨て曲なしのアルバムである。

Spotifyのプレビューはこちらから。

本作以前の2枚のアルバムも超オススメである。

クリエイション (‘75)

マウンテンのベース、フェリックス・パパラルディをプロデューサーに迎えたセカンドアルバム、「クリエイション・ウィズ・フェリックス・パパラルディ」。

クリエイション・ウィズ・フェリックス・パパラルディ (‘76)

この3枚は’70年代のジャパニーズロックが持っていた熱量を感じさせるアルバムである。彼らは’80年代になってからは方向性も変わり、TV「プロハンター」のテーマ曲「ロンリー・ハート」のヒットを放つも、本作のような熱気は感じられない。

個人的に今でもアルバムを聴きながら、ベースを弾いて楽しんでいる。個人的エバーグリーンなアルバムである。

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