自転車ロードレースにおける無線世代と無無線世代の話
自転車ロードレースで無線が使用され始めてから、随分と時間が経ちました。一度は全面禁止になった時代もありましたが、トップカテゴリーでは欠かせないツールとして使用されています。
自転車ロードレースで無線が使われ始めたのは、1990年代にアメリカのモトローラチームが持ち込んだのが起源だと言われています。レースで使用することで、レース中のベネフィットもさることながら、自社製品の宣伝にもなるというさすが通信機器メーカーがスポンサー。一説によると、ある日本人監督がヨーロッパに持ち込んだ、なんて話もあったりなかったり。
ここから先は
2,893字
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?