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太い人の日常

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太い人の日常を描く無益すぎるエッセイ集。 仕事や人間関係に疲れたあなたの緊張の糸をブツ切りにできたらという密かな願いを込めて執筆中。
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記事一覧

雨に導かれて思いがけず名古屋を訪問し、食って、変な映画を観て眠る。

京都での用を終え、その流れで琵琶湖畔にキャンプに向かう。 ただ、予報どおり、天気が思わし…

Webミーティングでエネルギーが底を尽き、仕事せずにウッドデッキに色を塗って眠る。

いまひとつやる気が湧いてこない。 得体の知れない不安や靄が常に胸の中に潜んでおり、私が寝…

シンプルな野菜焼きで自然派をアピールしつつ、その陰でもったり餡の天津飯を食う。

また、親が出かけて不在だ。 なかなか不在にならないが、なるときは立て続けになるものだ。 …

サルサ唐揚げとワカモーレを作って食べるメキシカン太い人。

今日は両親が不在。 誰もいないタイミングが訪れたら、外食ではなくあえて自炊を楽しむのだ。 …

爽やか淡路ドライブで終わらず、暑苦しい火鍋でフィニッシュ。

早朝から予定があり、6時ごろに家を出て京都に向かう。 しかし、急遽消滅。 朝8時半にフリー…

いつだって登山は急に開始される。

親からお前もそばを食べに行くかという打診を受ける。 そんな提案ならもはや尋ねる必要すらな…

ビスピノーサムを買い、チキン南蛮を作る。

相変わらず、「頑張ってもすぐに振り出しに戻される」星の下に生まれたことを痛感する毎日である。 生きていると辛いことの方が多いと理解しているものの、この1年には、まっこと辟易している。この数ヶ月、数週間もまた然りだ。 ふわふわと落ち着かない時間を過ごしつつ、「死ぬまでにやりたいことリスト100」を見返す。 そこに書かれていた今すぐに実行できることをとにかくやろうと思い立つ。 「観葉植物を買う」。これがもっともすぐにでき、かつ何か今の寂しさを紛らわせてくれる可能性を感じた。

鼻毛カッターに奪われた時間を取り戻すべく、筍を焼く。

筆が進まない。 特段スキルがあるわけではないが、Web記事の執筆をメインにほそぼそ生計を立て…

予算を決めた。逆に太った。

太い人の楽しみは何か想像がつくだろうか? そう、真っ先に頭に浮かんだそれで正解。 一片の…

熱波の中のいないいないばぁ~大阪梅田「サウナ&カプセル大東洋」~

大阪、梅田にやってきた。 ビジネスマッチングアプリで営業をしてやろうと出会ったライフプラ…

魅惑のあんバター。太いため、隠し食う。

中途半端な時間を潰すのが苦手だ。 そしてそれに反して、気づけばすぐに扱いづらいぶつ切りの…

太い執事などいないのだから。

「執事」という存在を実際に目にしたことはないが、これだけははっきりとわかる。 「太い執事…

性懲りも無くW杯に影響を受ける巨体

実家。布団の中。 暖を求めて布団をぐいっと引き上げるも、今度は顔が必要以上に埋まってしま…

私の口に唐揚げを投函するのは誰だ

こんばんわ。 行き交う人々は長袖に腕を通し始めている。 薄手のコート的なものを纏っている人までいる始末だ。 着実に気温が下がり、過ごしやすくなったとは私も感じている。 しかし、いまだにポロシャツの背中に塩をふかせ、マイボトルに押し込んだ大量の氷をあたかも風鈴のようにカランコロン鳴り響かせながら闊歩している。 改めて私は人とは違う外れ値的存在だと認識させられる。 うむ、今日もしっかり太っている。 そんなふとっちょなわたしは誤解されがちだが、脂ギッシュな濃い味グルメばかり