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夕飯

汚染は
柔らかい
弱いところに
一番出るよな
とか
若者や
子どもの
いろいろ見ていて
思ったり
でも
ヤバいくらい
隠れながら
広がってたりするから
まあ
ここを摘まんで
持ち上げれば
納豆菌みたいな
白いネバネバが
全部くっついて
剥がれなかったり
まあまあ
どうしようもないか
それも
見越して
降りて来てくれてるなら
どう一掃しますか?
まさか
大昔の伝説的に?
あの予言的に?
それくらい
ちょっとなあ
いろいろだから
理性もどきな
複雑系科学的思考で
温暖化やら
人道上だとか
環境だとか
言ったところで
無力感半端ない
まあ
それも含めて
スクリーン上の
シナリオだと
切り離す
一つの物語
ビジョン
物の見方だと
思って
今日の目の前に
対処していくのが
やっぱり
一番だと思うよ

ただいま──

おかえり──
遅かったじゃない
夕飯の支度出来てるわよ──

あと聞いたわよ
あんた
近所でいろいろ変なこと
言ってるらしいじゃない
恥ずかしいからやめてね──

──
一番汚染されてるのは
僕かな?
──

やっぱり
向こう?
わかんないや
ま、いいか
お腹すいてるし
ご飯、ご飯──


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