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『鳩山会館』(文京区音羽)

たまたま通りがかったので、寄ってみました。
総理大臣経験者である鳩山一郎の邸宅を、有料(600円)で開放しているとのことで、こんなことでもないと入ることないと思い、入ってみました。
現在は、同じく総理大臣経験者である孫の鳩山由紀夫が相続しているとのことで、館内の展示も、その政治の流れを反映したものになっているようでした
その展示を見ていると、鳩山一郎を始め、鳩山家の旧ソ連、ロシアとの関係の強さを感じるなあと…
会館についてを解説する動画が流されていたのですが、日ソ国交回復、シベリア抑留の交渉とか、教科書とか歴史の話として出てくる事柄が、鳩山家の家族史の一部として語られていました。
5代議員経験者を出している一族であるということを、広く豪華な邸宅と、内閣総理大臣の就任状や勲章やソ連から送られた贈り物の数々などを見て、凄く感じました。
自分には全く縁のない日本のエスタブリッシュメントというものの実在を感じました。

実際に行ってみると気付くこととか、感じることも多いですね。
位置的には、田中角栄の目白の邸宅から結構近くにあるなあとか…
邸宅の一画に、鳩山家の選挙カーが置かれていたりするのも、まだまだ政治家の一族として現役として存在しているのを感じたりしました。

そういえば、関西の老舗百貨店の外商員の小説『上流階級』シリーズを読んでいたのですが、小説に出てくることがあるのなら鳩山家などは特別扱いされる感じになるんだろうなあと思ったりしました。

宇宙人とあだ名されたあの鳩山由紀夫の感じは、この場に立ってみると、ちょっとだけ理解出来る気がしました。

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