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錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/…

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錦 多希子 | Takiko Nishiki ● ことば(執筆) と 本(選書)/かたちないものの輪郭をたどる ● こちらは「書く」という行為を続けるための筋力を養う場所 日々感じることをつらつらと

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来歴

錦 多希子|Takiko Nishiki 1984年 東京生まれ ことば と 本 を相棒に かたちないものの輪郭をたどる 執筆とアートブックの選書を軸とした活動を繰り広げる ことばによる表現の場としてnoteにて日記を公開するほか、ときに展覧会で発表することもある 
あらゆる分野の表現者と手を結び、展覧会や作品集への寄稿、活動の意思表明にまつわる執筆をする 主にアートブックの選書や企画立案を担う みずからが読み手となる朗読会をひらくほか、音声配信やフィジカルな場

    • 20240603

      きょうもささいなことをきっかけに、アップアップしてしまった いつになったら落ち着くんだろう…?と待っていてもなにも変わらないのはわかっている 心のハンドリング、そろそろ抜本的に変化させていきたいところ 信頼のおけるひとたちに話をきいてもらったり、具体的な行動に移せそうな知恵をわけてもらったり ビーズを糸に通すように、ひとつひとつのかけらをつなぎ合わせていっている アップダウンはあるとして、どんなバイオリズムであったとしても、凪になれる術を心得たいなぁ

      • 20240602

        数日にわたり、日がな「バスに乗りたい」とアピールしていた坊やのリクエストにお応えして、バスに乗って出かけることにした 始発から終点まで乗ってみる いちばん後ろの座席、右端に寄って席につく 一段と高くなった座席に大きな窓ガラス、それに右側ならば対向車線の往来も見放題だ 窓際にちょこんと座る子の姿に、「こんなにおおきくなったんだね」と感慨深くなったりしてね なにせ、抱っこひもに収まって同乗してきた期間が長かったものだから 最近はもう、往復バスならベビーカーも持たずに出かけるこ

        • 20240601

          カラッと晴れてはじまる水無月 梅雨入りはもうすこし先かな 喉が痛すぎて眠れなかったのは、憶えている限りはじめてのこと 剥離した外壁を思い起こさせる痛さだった 網戸が外れるのは数週間ぶり いろんなアクシデントがあっても、ときは平等に過ぎ去っていくんだね 森のお砂場で遊んでいたら、知り合い家族にばったり ここでの知人友人との遭遇率は抜群に高いな 午後は母と坊やにお留守番を任せ、久しぶりについたちの日にお店へ なぜかまた声が出なくなってしまって、短めの滞在に留めておいた 久し

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        記事

          20240531

          産後、併読するようになって久しい 興味のあることがてんこ盛りなのに対して、なかなか読みふける時間や余白がとれない だからなのかな、気になったものは忘れないうちに手元に迎え入れるようになった ひらかず積読にならぬよう、ページをひろげて目を通すようにしている 『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』 (フィリッパ・ペリー著/高山真由美翻訳) を迎え入れた 子どもとの関係性を見つめ直す前に、まずは己と向き合うことを促されている ちょっと前に読了した『自分を愛

          20240530

          二度寝ならず、何度寝したか カーテン越しの朝陽もむなしく、なかなか起き上がれない それもそのはず どうやら声が枯れてしまったようだ まったく出ないわけでもないけれど、思うように発声できない 子の治ったあとに、しっかり親が風邪ひくパターンだわ…! しかも子からうつったのって、なぜだか毒性が強いというか、結構こっぴどかったりする ほぼ全快の坊やはやはり『バス(に乗りたい)!』と全力で主張する そのニーズに応えてやりたいのだけれど、身体も動かず、気力も追いつかない “期待に添

          20240529

          誰もいない家で、ひとりのんびり 並木道に面した窓を全開にしよう 風を感じながら、青空と緑のコントラストを眺める ローストのきいたたんぽぽコーヒー、ティーバッグで見つけてストックしていた こういうとき、気軽に淹れてホッと息抜きできる よきおともになってくれるね ”わかっていてもやめられない”の筆頭格、ありますか? わたしにとってそれは、チョコレート 数年前に砂糖断ちしたときには泣く泣く控えていたけれど、解禁して以来どうしても食べちゃうんだよね きょうもパクッといきました

          20240528

          すこしずつ、回復の兆し まだまだ油断ならない そんなときでも、通常運転なことはあるものだ ごみ収集車 救急車や消防車といった緊急車両 これらは坊やにとって目のないものだ すこしずつミニカーを集めてはお気に入りとして、その日の気分に応じて帯同させて出かける 家のなかにいてもサイレンや左折を知らせる音声がきこえてくると、ミニカーを携えてベランダへとすっ飛んでいく 片手にしっかりと握りしめながら抱っこをせがみ、道路を見下ろし経過を見届ける これはなにもわたしにだけではなく、母

          20240527

          月曜日に雨になる確率が多い気がする昨今 降り出す前のもわんとした空気感で、もうすぐだってわかる 今回は頭痛がやってこなかった、よかった…! 行きつ戻りつ、を繰り返している坊や よくなったからと油断して、すぐ要望に応えて外に連れ出してしまう 出たがり母さんの失敗は何度繰り返されるのだろうか 回復の兆しがみえたとして、ここでグッと堪えるのが肝要と読んだことがある 熱・咳・鼻水・排泄といった出るものは止めずに出し切る そうやって経過させてやることで、完治に向かわせるのがよいのだ

          20240526

          ベランダから桜並木の青々としたようすを眺める 地面のほうをみやると、木の葉の陰影がより一層深まったことに気づく 季節が進んでいるのを感じるね 5月も終盤に差し掛かり、初夏が板についてきた ようやく心地良くなってきたところで、敢えなく梅雨入りするんだよな この瞬く間のすがすがしさ、たっぷり満喫しておこう このところ、誰かの記述で目にしたり、新聞記事になっていたり繰り返し目に留まったキーワード 『サードプレイス』 このことばは存じていたものの、社会学者のレイ・オルデンバーグ

          20240525

          はじめての公園へ 毎度ながら感じること あの子は結構、入念に観察するタイプだ 新参者という意識があるのか、はたまた万物をスキャニングするかのように見据えるためなのか どんなに興味深い遊具やたのしげな空気感があっても、一旦フリーズする 己と環境とをチューニングしてるのかしら もうすこし月齢の幼いころは、遊具のしたから声をかけても微動だにせず、交通渋滞を引き起こすことも じきにすみっこで固まるようになることを体得したようで、次第に滞りを生むことは減ってきた きょうは久しぶ

          20240524

          どんなことがあっても、ユーモアだけは忘れないようにしよう すぐに感情が煮えくりかえってしまうから… しかめっつらになったら、そうなっていることに気づいたときには 「…なーんちゃって!」って軽やかにふっとばす またまた熱がぶり返し、ぐずりがちな坊や 翻弄され、もろとも途方に暮れることのないように、わたしがしっかりアンカーにならなくては …と思いながらも、なかなか実践が難しいこともある 大波のエネルギーの適切な逃し方、心得たい体得したいものだよ 最近、『おいしい』と感じる

          20240523

          微熱からのはじまり きょうのお外遊びは見送ろう このところ成長著しく、彼なりの特性がよく顕れてきておもしろい 備忘録も兼ねて、記しておこう 曲や音に合わせてオリジナルの振り付けを披露する 日に日に振りのバリエーションが増え、高度な動きを取り入れるようになった 自転車の後部座席から、わりと頻繁に鼻歌混じりのメロディがきこえてくる 風を切って進むこと、スピードを感じること、代わる代わるのりものがみられること 唄いたくなる理由は計り知れないけれど、陽気なBGMに母さんのペダル

          20240522

          外でのひとりお昼ごはん いまのわたしには限られた貴重な機会 おうちではつくれない、めったにつくらないものを食べたいという想いからチョイスする のだけれど… やっぱりすきなものを食べたくなる気持ちはおさまらない 何気なく選んできたものを振り返ってみると、ハンバーグやハンバーガーの多いこと 手ごねでつくればいいのだろうけれど、お店によってソースや焼き加減の違いもたのしみで、メニューにあるとついオーダーしてしまう 家だともっぱら鶏肉なひとなのにね 午後から、木陰のベンチに腰掛

          20240521

          昨朝降った雨の影響なのか、はたまた湿度のせいのか 森の広場に生い茂った草に朝露がついていた うすぐもりから晴天へ向かおうする白っぽい空には、鳥だけでなく蝶も舞っている 木立、というより幹と幹のすきまに、小枝が架かっていた きっと誰かが渡したのであろう 見事だなぁと見惚れながら、わたしたちもやってみる じきに小枝に興味を移し、土の地面に差して生やしてみたりして 存分に遊びきったのか、去り際は「バイバイ」すらせずスタスタといってしまう坊や きょうもきょうとて、潔いお方であります

          20240520

          雨ではじまり、昼ごろ晴れる日が多いように感じる 鳥の鳴き声がよりいっそう、晴れやかにしてくれる きょうの未就園児クラスもお外遊びは見送りだった のりものがだいすきすぎて、ほとんど車のおもちゃで遊んでいた たまに子ども用の椅子を倒して遊具にして渡る列に加わったり、思いつきで目に留まった木の実を触ったりもしていたけれど すきなものにまっしぐら、その一途さに感服する 帰ってきてふかし芋を食べたら眠ってしまった きょうはお昼寝できてよかったね 母も朝ドラや大河の見逃し配信を観ら