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経済編

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人々はお金を稼ぐと幸せになれるのだろうか

人々はお金を稼ぐと幸せになれるのだろうか

 今日まで、「年収800万を超えると、幸福度は上がらないからほどほどが良いんだよ」「お金稼いでも孤独になるだけだよ」という意見を耳にしたことは一度ぐらいあるのではないだろうか。
 今回はこうしたことを最新の研究結果から考察していきたい。以下の記事は、こうした幸福とお金に関する最新の研究結果を紹介している記事である。

 つまり、同じ人間が再び入念に調査した結果、なんと年収50万ドル(約6500万円

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トルコと日本の経済の類似性

トルコと日本の経済の類似性


トルコリラの崩壊とトルコの株価上昇の背景 近年、トルコの通貨であるトルコリラの価値が下がる、いわゆるトルコリラ安が年々加速している。以下のデータによると、ここ5年で通貨の価値は5分の1まで落ちている。

 こうした背景には、様々な要因が重ねるが、主にトルコのエルドアン大統領の政策によって引き起こされている。

 しかし、ここで興味深いのがトルコの株価指数はここ5年で上がり続けていることである。

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日本経済の今後の展開について

日本経済の今後の展開について


国民負担率とその推移 2012年度に安倍政権時代に、消費税が5から8%、8%から10%と増税を決定したことは記憶に新しいと感じます。1990年代にバブルが崩壊し、日本は労働者にとって失われた30年と呼ばれるくらい、デフレ(不景気)に突入しました。そこで、今回は現在の日本の税負担や今後の展望について説明していきます。
 初めに、国民負担率について、財務省は以下の通り定義しています。

新型NISAとその裏側について

 

新型NISAのメリット
 昨今、日本国内では、新型NISAを推進する広告や番組が増えていると感じる人が多いと感じます。日本は、バブル崩壊以降、株式での投資をすることに後ろ向きになってきた背景があり、日本経済もデフレ社会に入っていきました。しかし、近年は日米の金利差により、円安が進んでおり、1ドル=152円(2024年5月時点)となっている。そうなると、コストプッシュインフレがおき、輸入製品の

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世界の覇権国アメリカの財政と今後の世界経済の展望

世界の覇権国アメリカの財政と今後の世界経済の展望

 

基軸通貨ドルの歴史について一般的に、アメリカは世界最強の国であり、現代において覇権を握っていると認識されている方がほとんどであると感じます。しかし、実際のところはどのようになっているのでしょうか。 
 まず、世界の基軸通貨がドルであるということは、一般に広く知られています。これは、アメリカが世界経済における盤石の地位を築いていくために必要なことです。では、いつからドルが世界の基軸通貨で、どの

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日本の借金の真実

日本の借金の真実

 メディアなどでは、「国の借金が1200兆円」と報道されています。しかし、詳しくデータを見てみると意外な事実がありました。今回はそれを共有していきたいと思いますが、今回の記事は大変労力をかけたため、一部を有料とさせていただきます。しかし、この記事を見ると、実際の日本の世界経済における立ち位置を把握できると考えます。なぜ、税負担が増え続けるのかにもつながります。ぜひ、ご購読ください。

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