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けつ焼きの洗礼を浴びる

大船のひばり湯に初訪問。鎌倉でトレランのトレーニングをしてから帰り道に寄ってみた。

最近は「試したことのないことを意識的にやってみる」をテーマにしている。普段の茅ヶ崎のホームサウナに行っても良いのだが、せっかくなので行ったことのない施設に。

結論、リピートしたい。入浴料は530円、サウナは+350円で合計880円なのでスーパー銭湯と同じくらい。銭湯サウナはノスタルジックな感じが良い。

さすが銭湯。タトゥーや背中に龍の入った人たちもいらっしゃる。僕のロッカー番号43が見つからない。探していると"ドラゴン"が「サウナの人は上」と教えてくれた。ありがとう、ドラゴン。

サウナのドアを開けるフックを渡される。初めて銭湯のサウナに入ったときはそのフックが何なのか分からなかった。開け方も分からず周囲の人に助けてもらった記憶がある。

ひばり湯のサウナはボナサウナ。ボナサウナはいつ以来だろう。ストーブサウナばかり入ってきたので新鮮。

キャパは6名程度だろうか。狭いのでしっかり熱い。濃縮されているようだ。1セット目ら誰もいない。いきなり贅沢にも貸切状態だ。

ボナサウナなので熱いわりには鼻呼吸でも痛くない。この熱さで痛くないのはボナによる湿度管理がされているから。さて久々のボナサウナを堪能しよう。

あちっ!

お尻が喋った。

ボナサウナの熱源は床から来ている。そこにバスタオル1枚は置かれているが座る場所が熱い。これがかの有名な"けつ焼き"である。サウナマットがあった方が良いが持っていない。

周りの人たちは自分のタオルをマット代わりに敷いている。だけど、負けず嫌いの性格から"けつ焼き"に対抗したくなった。

人間、その環境には慣れる。座っていると気にならなくなってきた。慣れてくると他の情報も知覚できる余裕が生まれる。木の良い香りもしている。清潔感もあり数年前にリニューアルしたのだろう。しっかり熱いし、テレビの音も無音。内省が捗る。

水風呂は水質が良い。塩素臭はゼロ。水も透明度があり非常に質が高い。水温は17-18度くらい。深さもそれなりにあるし銭湯サウナとしては申し分ない。

外気浴は2階に上がる。椅子は4脚だが、利用している人が少ない。銭湯サウナのユーザーは外気浴はあまりしないのか。下界から隔離された環境かつ扇風機もあり、静かに内面に向き合える。

炭酸泉もあり、温度は高め。おそらく40度以上はある。炭酸泉の効果が薄れるのではないかと思ったがそんなこと気にしている時点で野暮だ。サウナを利用せず温冷交代浴も十分成立する。

そんなこんなで4セット堪能。ハードなトレーニングをしたあとのリカバリが捗った。ひばり湯はランニングステーションもやってるみたいだし、これから度々利用させてもらう。ホームサウナの安全策をとらないことで新しい発見と手札ができた。

今後も迷ったら、試したことのない方を選ぶことにしてみる。外れたら外れたでそれも収穫。

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