倉岡利樹(Toshiki Kuraoka)

早稲田 修士/ 元戦略コンサル/大学院入試専門個別指導塾/世界初透明赤ワインSAMU…

倉岡利樹(Toshiki Kuraoka)

早稲田 修士/ 元戦略コンサル/大学院入試専門個別指導塾/世界初透明赤ワインSAMURAI SAUVIGNON/AIによるデート提案サービス/Japanese wine & Fine japanese dining MATT RESTAURANT 2.0 /

最近の記事

日本人のメールにある無駄な〇〇はどうにかならないのだろうか?

 私はいつも海外にいる際にでも国内でしている仕事のメールのやりとりなどもon goingでやっていたりする。商談前、会食前の短い移動時間でメールを打ったり電話対応をしたりするのだけれどもそれなりに全て対応できてると思っている。  しかしだ、世の中には面倒臭い人間がいたりする。「もう少し時間をください」、「お分かりいただけましたでしょうか」などと言ってくる人たちだ。そしてこれらは決まって日本人なのだ。どうやら日本人は無駄な会話や文言を好むらしい。代表的なところで行くと、お世話

    • 世界中の人々を感動させるやばすぎるショーの全貌

       タイを訪れたことのある人ならご存知かもしれないがタイには『ピンポンショー』というものがある。もともと、1970年代中頃にタイで生まれた大人のエンターテイメントの形式なのだが、このショーでは、通常女性が膣の筋肉を使って、ピンポンボールを空中に飛ばす、物を体にバランスさせる、さらには楽器を演奏するなどの様々なトリックを披露するのが定番らしい。  しかしだ、パタヤのとあるショーは一味二味もちがういろんな意味でやばいショーになっている。私が行ったところは有名なお店らしく中には中東

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      • 外貨稼ぎ(インバウンド集客)に必要な事はすべてバンコクで得られる

        MATTのインスタグラムで来店者やインフルエンサー著名人の写真を載せているせいか、最近インバウンド集客についてよく聞かれる。まだまだ全然道半ばだが、MATTのインバウンドに対してのマーケティング術は全てバンコクから来ていると言っても過言ではない。  一言で名付けると“何でもありの集客”である。まずタイという国が何故外貨を稼ぐのに秀ているのかの背景から説明しよう。タイ含む東南アジアの国では欧米や中国日本などの東アジアの大国から古くから多くの観光客が訪問する観光立国である。物

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        • 円安の今だからこそ海外渡航で得られるメリット

           アメリカの金融引き締め転換で日米の金利差が開いたことによるハイパー円安が止まらない。これにより一部の日本人は“今は海外は高いから我慢しよう”と海外渡航を嫌厭しているという。長らく日本円のみを大事に大事に貯金してきた彼らに取っては損をしたくないという気持ちが勝つのだろう。  しかし考えてみて欲しい。アメリカが金融引き締めに転換したことは予想できなくとも、日本がゼロ金利政策による超低金利で日本円を銀行口座に預けても毎年0.01%の利回りだということくらいはどんなバカでも知って

        日本人のメールにある無駄な〇〇はどうにかならないのだろうか?

          グルテンフリーの誤解と日本で増殖するニセ健康食品

           海外で1週間以上生活していると必ず一度はグルテンフリー食品を食べる機会がある。これは意図的に食べているわけではない。西洋の国はもちろんのことアジア含む日本以外の国は、GFCOの公式マークをつけたグルテンフリー食品はあちらこちらに存在する。わざわざそれを避けて生活する必要はないし味もそれなりに悪くないので食べている。  しかし、これが日本となると話が違う。日本ではGFCO公式マーク表示基準のグルテンの含有量が10ppm以下の食品はほぼ無い。日本は薬機法などはうるさいくせにグ

          グルテンフリーの誤解と日本で増殖するニセ健康食品

          例えば、韓国人がやる和食店とタイ人がやる和食店を比較するとわかる国独自のマーケティングスタイル

           バンコクに来たら必ず立ち寄る和食店居酒屋がある。ここは北海道スタイル炉端焼きの居酒屋で北海道から全て食材を仕入れているそうだ。ビールやサワーなどドリンクも北海道から来ている。日本の異常なくらい安すぎる居酒屋と比較すると少し割高と感じるかもしれないが味は悪くない。  むしろ海外でこのレベルの和食が食べられるならまだ安い方だ。北海道から毎朝鮮魚を航空便で仕入れるにもコストがかかるので仕方がない。しかしこのコストで言うとタイは韓国や中国と比べて日本からの距離があるので多くの国内

          例えば、韓国人がやる和食店とタイ人がやる和食店を比較するとわかる国独自のマーケティングスタイル

          プラス付加価値の時代に合った振り切ったマーケティングスタイル

           SAMURAI SAUVIGNONの宣伝と商談アポでバンコクに来ている。いつもバンコクに来ると夜は満遍なく予定が入っていたりする。バンコクの夜は熱い。昨晩はSNSで話題のVASOというスタンディングスタイルのバーに行ってきた。バーと言っても日本のバーとは違いかなり本格的な料理も揃っている。本番スペイン人のシェフが手掛ける地中海からのシーフード料理にパエリア料理だけでも勝負できそうなのだが、ここはエンターテイメントに全振りしているのが面白い。  席は2時間制で2時間に1回カ

          プラス付加価値の時代に合った振り切ったマーケティングスタイル

          GPT4oに世の中の無駄な会話と応対を代替させてみた

           先日、AI分野の先駆者であるOpenAIが新しいAIモデル「GPT-4o」を発表した。“o”は「omni」の略であり、マルチモーダルな特性を持つ。具体的には、GPT-4oは画像、テキスト、音声など異なる種類のデータを同時に処理できる。従来の技術では、人間の音声をテキストに変換し、そのテキストを処理した後、再度音声に変換する必要があった。  しかし、GPT-4oはこれらのステップを省略し、直接人間の音声を処理することが可能である。これにより、AIとの音声会話の応答速度は飛躍

          GPT4oに世の中の無駄な会話と応対を代替させてみた

          インバウンドを掴むステップと連日著名人を呼ぶちょっとした知恵と工夫

           MATTに連日海外からの著名人がやってくる。世界中どこを探してもできないJapanese wine体験が彼らの目的だろう。京都には連日著名人ふくめかなり多くの観光客が訪れている。もともとそこへのアプローチとしてMATTの1号店は誕生したと言っても過言ではない。  では連日著名人を呼ぶMATTのインバウンドを掴む方法、マーケティング術とそのステップはどうなっているのか説明しよう。

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          インバウンドを掴むステップと連日著名人を呼ぶちょっとし…

          6,500円と考えるか、40ドルと考えるか

           外国人の勢いが徐々にMATTにもやってきた。私はMATTをもともとそんなに単価の高いお店にするつもりはなかったし、日本人相手であれば想定通りなのだが彼らにかかれば値段を見ないので単価は鰻上りである。  値段を見ないというよりは、感覚の違いなのかもしれない。例えば、私がOEMでブランド開発をしている世界初透明の赤ワインSAMURAI SAUVIGNON。これをMATTではグラスでも提供しておりその値段は6,500円である。円でみるとなかなかグラスワインで聞いたことのない値段

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          長い電話をかけてくる人間に文章で送るという選択肢はないのだろうか

           飲食を始めてから営業の電話が止まない。他の仕事の着信を含めると1日に多い時で20〜30件最低でも10件はきている。来るたび毎回思うのだがどこかから代表電話をキャッチして図々しくかけてくる、この神経を疑う。なんのためにスタッフ社員を雇っているのか理解しているのだろうか。  法人電話番号があればそちらにかけた方が繋がりやすいし、不要な電話なのかそこで判断することもできる。また、こういう人たちは話の要件が全くと言って良いほどまとまっていない。ただ単に一か八かで営業に来るので電話

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          メニューの日本語&¥表記と特に日本では浸透しないグローバルスタンダード

           昨日は久しぶりに一日中MATTの店頭にいた。メニュー更新、メニュー表改良、イベント開催などについて会議をみつに行うことができた。その中でも、試しにやってみたメニューの完全英語表記と価格のドル桁合わせ。これはかなり良策だったように思う。  世界の基軸通貨は言うまでもなくドルなので、したがってドルによって世界中の経済がまわっているのは確かである。例えば、世界各国の人々がどこの国に行っても自国通貨とドルの換算レートは誰しもが把握している。しかし、日本に来た外国人が必ずしも自国通

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          インバウンド需要高でも全国都市別GDPだけで見ると10位にもランクインしない京都に足りないモノ

           GWが明け世間は通常運転に戻りつつある。本当にあの期間だけ移動する呑気な人たちには毎年驚かされる。新幹線や飛行機など公共交通機関はそういう人たちのために作られていないので、大混雑して遅延も発生したりする。いい加減に有給をとって他の日に休んだり、今はオンラインの時代なのでど平日に海外や国内の観光地に行って仕事をしてほしい。  そんなGW京都も日本人観光客がかなり増えていた。そのおかげでオープン1ヶ月目から予約数も徐々に増えGWは忙しかった。しかし、政府が作ったこの経済的連休

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          世間が思っている以上に急速に進む外国人による東京侵食

           最近、去年開業した麻布台ヒルズで何事も済ますことに気づいた。食材や雑貨など買物は勿論、会食や打ち合わせもだいたいここに行けば対応できる。かなり便利な商業施設ができたものだ。  また、この近辺は大使館などが多い為国際交流の拠点にもなっている。私が今行っている事業、そしてこれから行う計画中のものも全てインバウン/グローバルビジネスなので打ち合わせ場所にはもってこいなのだ。今朝も飲食事業のインフルエンサー、計画中の新規事業の大使館の方との打ち合わせを行った。  やはり欧米の実

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          遅効型の企業向けITサービスと即効型のエンドユーザー向け店舗ビジネス

           飲食業界に携わってみると、驚くことの連続である。そのうちの一つとして、まずとにかくエンドユーザー向けサービスはユーザーの反応が早い。まだオープンして2週間ほどなのだが予約サイトの保存数は200件を悠に超えていたり、既に毎日予約も入ってくるような状況にある。こんなことは企業向けのITサービスではなかなか無いと思う。  やっている人間からすると店舗ビジネスは家賃など月々のサブスクリプションが山積みなので初月から売上をあげないといけないと思うのだが、こんなに早く宣伝効果が目に見

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          知的好奇心を満たす為の海外渡航×起業という選択肢

           コロナが明けて以降専ら海外渡航をしていた気がする。多い時期で2週間に1回はどこかに滞在していた。日本にいる期間が月に3日ほどという時も1日もいなかった時もあった為本格的に家を手放そうとしていた。勿論、日本にいてもやる事はあるのだが、それ以上に海外でやりたい事が多かったため必然的にそちらを優先してしまう。  日本でできる事と言えば、簡単に言えば精々会食や飲み会のような仕事につながる人脈作り、関係構築づくりくらいだろう。勿論それが新しい仕事につながったり、別の知的好奇心を満た

          知的好奇心を満たす為の海外渡航×起業という選択肢