みうらえり

東京出身、鳥取在住。教員。ひとり暮らし。 執筆メモ用にnoteを作ったので脈絡はありま…

みうらえり

東京出身、鳥取在住。教員。ひとり暮らし。 執筆メモ用にnoteを作ったので脈絡はありません。 趣味で本作りを画策中の29歳女性。 目標:仕事にのまれず書く。

マガジン

  • GTP in San Diego(ハイテックハイ視察)

  • 鳥取、ひとり

    2020年に始まった鳥取生活で思ったこと、考えたこと、感じたこと。

  • 潰瘍性大腸炎の日記

  • ファミリー・ストーリー

    家族のこと。 祖父母の話を中心にまとめていく予定。

最近の記事

  • 固定された記事

2023年3月、本を作ろうと思った鳥取でのできごと

はじめまして。みうらです。 最近、本を作ろうと思い立ち、こっそり書きためていこうと決めたのですが、「自分の手元だけで書くのがいいか、公開して書いていくのがいいか」悩み、一旦両方やってみることにして、2023年4月の最初に始めたのが、このnoteです。 来てくださり、ありがとうございます。 こんな感じで、Podcastの方でもnoteにちらほらかいております。(基本は書評中心。) ということで、今日は、私がなぜ本を書くに至るかの道のりを書いておきます。 鳥取のある本屋の閉

    • GTP in San Diegoの備忘録 3日目(後半)振り返って日本にもHTHはいるのか?

      2/23。GTP in San Diego 最終日・3日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 (一部写真は他の参加者の方が撮影されたものを含んでいる。) 前回の記事はこちら。 John先生とQ&Aタイム:何から始めるべきか怒涛の午前中の最後の時間は、John先生との最後のQ&Aセッション。 どう学校として文化を保つのか まず、クオリティを維持するには、小さな学校、小さなクラスというシステムが重要だということ。 大きくなりすぎて

      • GTP in San Diegoの備忘録 3日目(前半) 「生徒に選択肢を」と気づいたProject Tuning

        2/23。GTP in San Diego 最終日・3日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 (一部写真は他の参加者の方が撮影されたものを含んでいる。) 前回の記事はこちら。 授業前:職員会議でのProject Tuningからスタート7:45からの朝の職員会議で、Project Tuning。それぞれ発表者は分かれて、2、3人の先生に対してプレゼンをする。 7分程度でプレゼン→質問→ディスカッション→リスポンス という流れだった

        • GTP in San Diegoの備忘録 2日目(後半)「完璧な学校はない」と気づいて

          2/22。GTP in San Diego 2日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 (一部写真は他の参加者の方が撮影されたものを含んでいる。) 前回の記事はこちら。 午後の授業:ゲストスピーカー登場Dexcomという会社からのゲストスピーカーがJohn先生のクラスへ。 Dexcomはいわゆるヘルステックの会社で、糖尿病患者に向けて、スマホと連動しながら簡単に血糖値を測る器具を提供している。当日は、その製品を実際に手に取る場面も

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        2023年3月、本を作ろうと思った鳥取でのできごと

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          GTP in San Diegoの備忘録 2日目(前半)Project Tuningに初チャレンジ

          2/22。GTP in San Diego 2日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 (一部写真は他の参加者の方が撮影されたものを含んでいる。) 前回の記事はこちら。 1コマ目:Pat先生との対話朝はまず1コマ目に、Pat先生の教室へ。 Pat先生は、理科の教員であるJohn先生とタッグを組む英語(国語)の先生で、12年生を教えている。 HTHに勤める先生の教育哲学を知る時間 どんなきっかけで教員になったか、Equityについ

          GTP in San Diegoの備忘録 2日目(前半)Project Tuningに初チャレンジ

          GTP in San Diegoの備忘録 1日目(後半)崩れる固定観念

          2/21。1日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 前回はこちら。 4コマ目:授業見学(12年生 美術&10年生 英語)テーマはfestivalの美術のクラス 昼食後向かったクラスは、12年生のJelena先生によるArtのクラスだ。 Festivalを題材にし、作品を作ることになるもので、今回はツアー参加者の日本人がさっぽろ雪まつりのことを共有した。 実はさっぽろ雪まつりが、高校生が「冬の北海道でも外に出かけてほしい」という思い

          GTP in San Diegoの備忘録 1日目(後半)崩れる固定観念

          GTP in San Diegoの備忘録 1日目(前半)美術館のような校内へ

          2/21。GTP in San Diego 1日目。 3日間のハイテックハイ(以下HTH)でのツアーを時系列に沿ってみていく。 前回の記事はこちら。事前研修についてまとめている。 朝のディスカッション:Transformativeな学びとは?まず一番初めに私たちが見学することになるJohn先生の教室へと向かう。 Science担当のJohn先生とHumanity担当のPat先生のクラスはHTHの12年生。つまり、高校3年生のクラスだ。 John先生は、HTHに20年近く勤

          GTP in San Diegoの備忘録 1日目(前半)美術館のような校内へ

          GTP in San Diegoの備忘録〜事前研修〜

          2/21〜2/23まで私はサンディエゴにいた。初めてのアメリカ滞在だ。 (英語の先生のくせに。) 今回アメリカに向かった理由は、High Tech High(以下HTH)の視察のツアーに参加するためだ。 このツアーは、HTH大学院に通うShinyaさんによるもので、ご自身がやられている事業のアメリカ版だ。 High Tech High ハイテックハイとは?HTHは、2000年代初頭にできた学校で、学校全体でPBLつまりプロジェクト型学習を行っている。 プロジェクト型学習では

          GTP in San Diegoの備忘録〜事前研修〜

          たとえ私がいなくとも 潰瘍性大腸炎な私・2023年編

          目まぐるしい一年だった。 と一言で片付けることもできる。あわただしい一年だった。 年末年始で潰瘍性大腸炎という大腸の難病になり、あと少しで年度が終わるタイミングで休む羽目になる。1月後半から初めての休職だ。職場のある鳥取から、実家のある東京へ。奇妙な矢印の行き来をした。2月だけのつもりが、症状が悪化。寒い鳥取のアパートに戻って3月まで休み、新年度にやっと復帰した。 さすがにフルタイムにいきなり復帰することもできず、9:00〜16:00という職場の誰よりも短い勤務時間で復帰し

          たとえ私がいなくとも 潰瘍性大腸炎な私・2023年編

          文化の日だから文化的に?(岡山・広島への旅)

          鳥取に引っ越してきたのが2020年だったせいか、近くにある県に出かけていないことに気付いた。 移住4年目である。 計画そんな時、3連休の中日にデジタル・シティズンシップ教育研究会が広島であると知った。 広島には同じ時期に引っ越した友人がいたので、行こう行こうと思ってなかなか行けないでいた。 それにかこつけて、久しぶりに泊まりで出かけ会いに行くことに決めた。 旅行の計画はざっくり立てておきたいタイプで、なんとなく行き先を決めることにした。 泊まりの一人旅は久しぶりだ。 知ら

          文化の日だから文化的に?(岡山・広島への旅)

          1学期授業の裏側での構想(国語x英語『言葉と表現』の授業)

          新学期から新しく国語科と英語科の教員で作る授業が始まった。 その名も『言葉と表現』である。対象は高校2年生で、選択科目となっている。 最初の単元となった授業については、以前の記事でも説明した。 英語科の教員2名と国語科の教員2名が担当することで、それぞれの興味のある授業を開発し、実施するという流れになった。 コマ数の関係もあり、私自身がメインで担当することは1学期はなかったものの、「国語と英語の連携」を試みる場に大いになっていった。 レトリックで磨く表現力〜推しお菓子の食

          1学期授業の裏側での構想(国語x英語『言葉と表現』の授業)

          友達作りが下手な人〜「選択的シングル」の時代〜

          最近本を読んだ。 このキスレフの『「選択的シングル」の時代』では、「いき遅れたから独身の人は不幸だ」というスティグマに対抗し、寿命が長くなるにつれ、離別・死別の可能性も高まった今、多くの人がシングルになる可能性が高いことを示している。 そして、意外にもシングルの人がパートナーとの関係ばかりに注力せず、自分の家族・親戚やコミュニティとの関係を保つことによって、社会関係資本が築けているという。 そのような中で、自分の役割を見つけることで、「幸せなシングル」も多くなってきているに

          友達作りが下手な人〜「選択的シングル」の時代〜

          書き続けることは

          6月に入る時。 このnoteのことを振り返って、こんな駄文を生成してて、不安になった。 始めて2ヶ月ちょっとで心が折れたのは、最初に書いたように、お腹の調子が良くないのも大きな一因だ。 今月に入ってからは、あんまり良くない。 見た目には元気だが、絶好調とは言えない。 見た目は元気だ。 最悪だった頃に比べれば、普通に生活を送ることに問題はないものの、薬の問題もあって、安定しない。 詳しいことは、書くかもしれないし、書かないかもしれない。 ただ、ずっと病気のことがついてまわる

          書き続けることは

          潰瘍性大腸炎な私 2023年5月編

          病気が発症したのが去年の12月。ということは、半年くらい経った。 目まぐるしい半年だった。 コロナも落ち着いたゴールデンウィークに始まった5月。 私の住む鳥取にも多くの観光客が来ていた。 そんな中、今月は治療法に関して、いろいろ進展があった月だった。 (あくまで患者視点の話ですので、詳しいことは病院・医師など専門家に聞いてください。) 前回は、こちら。 2度の薬の変更最初に試したリアルダで逆に症状が悪化してしまった私は、ステロイドを服用している。 しかし、潰瘍性大腸炎に

          潰瘍性大腸炎な私 2023年5月編

          わたしのキャリア〜地方で教員、病気になって立ち止まる編「無理しないで、私」〜

          社会人になって何年目なのか、段々とわからなくなってきた。 とりあえず、7年目に突入しているらしい。 年齢的にも、もうすぐ30代になるアラサーになった。 そんな私の短いキャリアの中でも、それなりにターニングポイントがあった。 最初の仕事は芸能マネージャー。 通信制大学で教員免許を取るため、インターン生活。 そして、コロナ禍が始まった2020年、鳥取での教員生活が始まった。 with コロナの教員生活を経て鳥取での教員生活が始まった。 コロナによる不便さか、鳥取で暮らす

          わたしのキャリア〜地方で教員、病気になって立ち止まる編「無理しないで、私」〜

          わたしのキャリア〜インターンしながら通信制大学編「居心地の良さを求めて」〜

          社会人になって何年目なのか、段々とわからなくなってきた。とりあえず、7年目に突入しているらしい。年齢的にも、もうすぐ30代になるアラサーになった。 そんな私の短いキャリアの中でも、それなりにターニングポイントがあった。 舞台業界に憧れた私は、まず芸能プロダクションに就職するものの、1年半で退職。 教員になるために、通信制大学に入ることにした。 インターンをしながら教員を目指す仕事を1年半で辞めたこと。他の人が思っているより、私は自信を失っていたと思う。 それまで浪人や留

          わたしのキャリア〜インターンしながら通信制大学編「居心地の良さを求めて」〜