マガジンのカバー画像

短歌アパート『 うただ荘 』

952
短歌に親しまれる方のためのバーチャル居住空間(マガジン)です。 記事を格納なさりたい方はここへどうぞ。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

ご入居さまへお知らせ

こんにちは。 短歌アパート、『うただ荘』 管理人の つる です。 この記事は、 うただ荘へご…

つる
1年前
48

「白い靴どろに汚れて夏雲のーー」ヒスイの初夏短歌

『白い靴どろに汚れて夏雲の 形に似てるおかえりなさい』ヒスイ (しろいくつ どろによごれ…

「母ゆきて筍を炊く三七日めーー」

「母ゆきて筍を炊く三七日め  キッチンの猫やわらかく寝る」ヒスイ (ははゆきて たけのこを…

短歌一首『母の日』

母の日のネモフィラ咲いて幾つかの思いは青く残っているよ ☆彡 こんにちは。つる です。 お…

つる
12日前
20

『紅のはらほろ散りて新しきーー』ヒスイの春短歌

『紅のはらほろ散りて新しき 花をとどける母ゆきし春』ヒスイ (くれないの はらほろちりて…

【シロクマ文芸部】幾つになっても子どもの日・140字小説と短歌

「子どもの日って何歳までが対象なんだろうね」 「幾つになっても子どもは子どもだよ。あんた…

短歌自選六首

フライパン片手で揺さぶるガシガシとゴーヤ炒める若さっていい エレキギタージャンと鳴らして不器用な私と知った空が晴れやか 憎しみの果てて希望の尽きてでもラジオ体操第二に入る 桜咲くLINEでくれし友の絵の桜既読の春追ひかけよ きみが着るボーダーシャツのきみらしさ越境できたらいいなと思う 静止した電車の窓ゆ見つめれば秋の景色に一つ魅入らる ☆彡 お世話になっております。つる です。 一定期間で詠んだ歌の中で、 自選の物六首を改めて投稿させて いただきます。 拙歌、

短歌三首『春の山から』

春の山息すればある哲学の一説沁みて黙考清し 珈琲と倫理味はふはつ夏の我が手は全て指紋消え…

つる
2週間前
17

「花吹雪ゆく春空の――」ヒスイの春短歌+シロクマ文芸部

『花吹雪ゆく春空の階段を 駆け上がる髪ひとすじの影』ヒスイ (はなふぶき ゆくはるそらの …

風車泣くぞ泣くぞとからかはれつひに涙が湧きて出で来ぬ

☆彡

拙歌一首です。

つる 拝

つる
1か月前
17

傷をして献花に向かふひとときの桜は白き五弁とぞ思ふ

☆彡
拙歌一首、
よろしくお願いいたします。

つる詠

つる
1か月前
15

短歌一首『美しきもの』

手に負ひし怪我よ鈍重の血なりき美しきものへと近づきたくて ☆彡 こんにちは。 お世話にな…

つる
1か月前
13

短歌一首『変わる時』 ~シロクマ文芸部~

変わる時ツツジ手にして二束の香る心地に思いこそすれ ☆彡 お世話になります。つる です。 …

つる
1か月前
21

短歌一首『湯呑の画』

熱き茶の湯呑の画とは釣り人の竿先のゆめ冷ますな飲みき ☆彡 久しぶりに熱い緑茶を飲みまして、 拙歌一首です。 久しぶりに飲みましたら、 ぽかぽか体があたたまって、 ありがたかったです。 つる 拝