茶ぶどう

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【フォローバックはしません】 聖闘士星矢再燃組。無印のマンガにこだわり気味。アクエリアスのカミュとアリエスのムウを愛する。 本は洋書を含め年間100冊前後読む。元英語科教員。クリスチャン。聖と俗の交差点。

マガジン

  • 茶ぶどう 人生のネタバレ

    私の来し方やら日々の雑感やら猫やら。ほかのカテゴリに入らないもの

  • 旅行記

    きれいな水辺が好きです。素足を浸しに行きます。車なしの一人旅。

  • 茶ぶどうの本まわり

    洋書を含む読書記録、本について。英語関係もこちら。(一応英検1級)

  • 音楽と歌詞

    聖歌、讃美歌、アニソン、クラシック、J-Popと謎のラインナップ。聖歌隊ではアルトでした。

  • 聖闘士星矢オタクの叫び

    車田正美「聖闘士星矢」を大人になって読み返したらめたくたおもろかった。わが師カミュの謎を追う長文など。カミュ・氷河・アイザックのシベリア修業時代の日常を妄想するシリーズを細々連載中。

最近の記事

  • 固定された記事

宝瓶宮で何が起こっていたのか? カミュ本人が語らない「真意」を妄想する

「聖闘士星矢」を読み直して気づいたのは、アクエリアスのカミュの言動の真意は周りの人が後から解釈するものばかりで、ご本人はほとんど何も言ってないな、ということだった。本人の言葉・モノローグからは「氷河が大事」ということしか伝わってこない。 「氷河…わたしはな…いや…もはやなにもいうまい」(JC⑪ p115) 私はここがすごく好きである。作中で最もカミュらしいセリフはこれではないだろうか。 カミュは決して無口キャラではない。宝瓶宮では途中から氷河はほぼ無意識状態のだんまり

    • ある種の激しい意見表明は自己防衛なのかもしれないこと

      (※この記事の内容は昨年の10月末からずーっと頭の中にあり、書いて置いておき、時折書き換え書き加えしてきたものです。そのせいか支離滅裂な感じがあります……最近さらに他のことも加えたくなっちゃったけどキリがないしさらに意味不明になりそうなので、このへんで送り出しておきます) 以前、ある、Pから始まる清涼飲料水のCMについて 「こういう親子大嫌い、気持ち悪い、うちはこういう感じじゃなくてよかった」 ってものすごい勢いで噛みついている方をTwitterでお見かけした。(文面はこの

      • 湯めぐり昭和めぐり 岩手旅3日目:大沢温泉

        3日目の朝は7時半にチェックアウト。8時には花巻駅に移動、バスで大沢温泉へ。 (2017年8月の旅行記) (↓前日↓) 9時から温泉巡りスタート。 大沢温泉は賢治ゆかりの宿で、湯治部がある。湯治……いつかしたい……2週間とかずっと湯宿に滞在するの憧れる。2週間は長いか~、1週間かな? どちらにせよ私のことだから絶対出歩いてしまうな。 外気が涼しい。のんびりお風呂をはしごする。飲料水などは置いておらず、自分のことは自分で面倒見る方式なのも清々しい。さすが湯治宿。 少し宿

        • 童話村にきらめくケンジ・スピリット 岩手旅2日目:花巻

          2日目の午後、遠野を出発。新花巻で下車し、「ケンジの宿」へ。 荷物を置き、今回の旅の目的である宮沢賢治童話村へ向かう。 ――タクシーで行った方がいいですか? 「若いんだから歩きで大丈夫」 ――地図ありますか? 「地図なんかいらない」 と宿の方の豪快なお返事。 ここ出てあっちね、程度のインストラクションに従って歩いていくと、なんと歩道に地図が落ちていた。 誰かがマーカー引いたあとのあるやつ。マップ拾うとかRPGか。 登り勾配の道をてくてく行くと、確かに迷いようがない感じで

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          願わくはこれを語りて 岩手旅1日目:遠野

          2017年8月、岩手県に一人旅。 1日目に遠野ということで、おとも本は柳田国男『遠野物語』だった。王道。さらに2日目の花巻に備え、宮沢賢治の童話集(岩波文庫)まで持参。隙がない布陣。 「はやて」から釜石線に乗り換えて遠野を目指す。 駅看板にはエスペラント語が付してあり、おいでませイーハトーブ。 隣に座ったお兄さん(おじさん)が話しかけてくる。東京の運送会社で働いているK氏は遠野に里帰りだという。「やあ こんなきれいな人に会えるなんて」とかのたまっている。ナンパだ。すごい

          願わくはこれを語りて 岩手旅1日目:遠野

          ある晴れた春の昼下がりに

          市川駅で下車し、歩くこと5分ほど。 江戸川の河川敷に到着した。 時あたかも春爛漫、桜は満開。 昼下がりの陽射しのもと、人々は思い思いに過ごしていた。 桜並木にはござやミニテント。ランチ、あるいは昼寝を楽しむ花見客。 赤ん坊や小犬を掲げて桜と写真撮影。 ランドセルを背負った新一年生の晴れ姿。 河川敷の道をそぞろ歩くカップル。 ランニング、ウォーキング、サイクリングの皆さんとともに私も一人歩く。自由と平和を感じる。 川沿いの運動場では野球、サッカー、バスケットボール、ダン

          ある晴れた春の昼下がりに

          私のとある一週間(金曜夜~土曜日)

          夜の内職金曜日とかお休みの前日は、ネイルを塗る。 職場にしていってもよいのだが、手癖が悪すぎてはがしてしまう(!?)ため、実質2日くらいしかもたない。 なお、ネイルはあれからさらに増殖し、今やこんなことになっている。 新しいものを並べてみると、自分の好みがはっきり出ている。 これは……「大人っぽい小学生女子」のラインナップでは……? GAPの子ども服で見る色合いだぞ……そんなバカな 最近、爪切りを買い換えた。ダイソーの100円のやつ。 小学生のころから使用していた爪切

          私のとある一週間(金曜夜~土曜日)

          第α駐輪場のナイスなおじさんたち

          家の最寄り駅は利用者が多いため、周辺にたくさん駐輪場がある。 私は第α駐輪場を利用している。 第α駐輪場のおじさんたちは素敵な方々で、気持ちのいい挨拶で送り出してくれる。 おじさん「おはようございます」 茶ぶどう「おはようございまーす」 (自転車に鍵をかける) 茶ぶどう「お願いしまーす」 おじさん「はい、いってらっしゃい!」 茶ぶどう「いってきまーす!」 ……くらいの感じ。 ときには「寒いですねえ」「風が強くて」などのやり取りもする。 利用者の中にはもっとしっかり会話し

          第α駐輪場のナイスなおじさんたち

          『月の砂漠をさばさばと』再読と解説の話

          今年はたくさん再読する。 と決めて、もう何冊か読んだ。 やはり再読はよい。内容は忘れていても、自分が「これはいい!」と思った本なので、外れがない。 さらに、初読時より色々な経験(読書上も、実生活上も)を積んでいるため、なんだかより深く印象に残る気がする。 吉祥寺のある素敵な本屋に行ったとき、店主さんもおっしゃっていた。 「とてもたくさん読まれる方も多いんですけどね、冊数は多くなくても何度も繰り返し読むのがいいですよ」というようなことを。 私もこれからそんな風にしていこうか

          『月の砂漠をさばさばと』再読と解説の話

          Regina caeli イースター2024

          ご復活おめでとうございます!(ギリギリ滑り込み) これはなんといっても今日中だろう、ということでいつにもまして支離滅裂なんですが、よかったらRegina caeliだけでも聞いてみてください。 ↓↓聖歌隊でイースターに歌った曲です。 最初のオルガンがディズニーランド?みたいな華やかさ・明るさで、祝祭的で大好きです。1分30秒もの長大な前奏ののち合唱が始まります。全体の4割が前奏っていう(笑) 私たちが歌ったときはさすがに前奏なしだったな~電子ピアノじゃ無理そうだもんな

          Regina caeli イースター2024

          5カ月でやめた職場のこと 退社までの日々

          2019年。渋谷の小さい編集会社にて。 パートとして緩めにやっていって、仕事が面白くなれば……と思っていたが、厳しいままだった。 「頭の中でヘンな化学反応が起こって、望まれるやり方でできない。忘却と不注意と誤解と思い込みが渾然一体となって大小さまざまなミスをうんでる。」 「ずっと、自分の手元で管理できる仕事しかしてこなかった。人と協同で一つの物を作っていったりしたことがない。だから、ピンとこないの。仕事の進め方が。」 パートになって楽になったが、今後ずっとこの会社でがんば

          5カ月でやめた職場のこと 退社までの日々

          5カ月でやめた職場のこと 入社~パートになるまで

          教員を2019年3月にやめて、4月に初の転職を体験した。 ※長いし愚痴だらけだよ アルバイトに応募したのに2018年末は多少就職活動の準備?めいたことをしたが、希望の出版社にはお断りされ、まあそんなすぐフルに働けなくても、と英語系ライターのアルバイトに応募したのが2019年1月。数日で面接の連絡が来た。 渋谷の奥のほう、雑居ビル内。主に英語試験対策の教材制作をする会社だった。 狭ーい、ギリギリ4人しか座れない部屋。まずは英語の試験。そして社長との面接、約1時間。私よりむ

          5カ月でやめた職場のこと 入社~パートになるまで

          読書ジャンルの変遷

          読書録を割と長い間つけている方ならきっと楽しめる遊び。 自分の読書ジャンルの変遷を追う。 これをしてみたい。 (※注 本人しか楽しくないです) 中高時代:ファンタジーからの出発1998年、中学を卒業する年に読書録をつけ始めた。そのころの読書リストを見ると、9割海外のジュブナイル・ファンタジー。 図書館ではドイツ文学の棚ばかり見ていた。ミヒャエル・エンデのせいである。読書録の記念すべき第一冊も『モモ』だった。 近くにあったヨースタイン・ゴルデルもだいぶ読んだ。『カードミス

          読書ジャンルの変遷

          Prince of Denmarkマーチ

          好きな曲。 卒業式の曲だったんだよね。私の勤務校のね。 卒業生入場の際、音楽の先生がオルガンでずーっと弾いていてくれた。 1学年200人が、間をたっぷり(1メートル50センチくらい?)取りながら、2本の通路で、2人ずつチャペルに入場した。 私立ってすごいな、と初めて見たとき思った。 一人ひとり、家族がゆっくり顔を見て撮影できるくらいなんだ。 一人ひとりを大事にする、という学校の方針が、時間のかかる入場の様子にはっきり表れていた。 先生はゆうに10分以上、オルガンを弾い

          Prince of Denmarkマーチ

          冬の四万湖(舟の上に生涯を浮かべずとも)

          前回、「冬は水辺遊びしにくいが、温泉につかって本を読むだけののんびり旅行もよいではないか」と言った。 あれはウソだ。 ウソ、というか最初はそのつもりだった。 ところが、調べてみると四万湖で冬カヌーができるという。 冒険のにおい。即予約した。 素泊まりの朝6:45起床。朝風呂へ。当然のように貸切の露天風呂を堪能する。 朝ごはんは ・あすなろの自家製プリン ・ブルガリアヨーグルト ・おにぎり バスに乗って鐘寿館を出発。本当にお世話になりました。ラッキーちゃん朝会えなかったけ

          冬の四万湖(舟の上に生涯を浮かべずとも)

          四万温泉冬の陣(漂泊の思ひやまず)

          冬になるとやや旅行熱が下がる。寒いし、水辺遊びもしにくい。 でもそろそろ久々に出かけたい……と思って2月頭に休みを取った。 いいじゃないか、何もしなくたって。温泉に行こう。温泉と読書。これで決まりだ。 (↓前回の旅行 10月末↓) なじみのある四万温泉に行くことにした。 春と夏に何回か訪れたことがあるが、真冬は初だ。雪かも。いいじゃないかそれも。 JRとお宿のセットを予約したら、出発が上野9時とかでだいぶゆっくりになった。 (普段はなるべく長く現地に滞在したいのでわ

          四万温泉冬の陣(漂泊の思ひやまず)