時には鈍感力も罪となる
以前高名な作家さんが、時には鈍感力も必要だと言う類いのエッセイを書いていたように記憶します。20年くらい前でしょうか?
時は2000年代に入り、「自己責任」という言葉が数多の場面で使われ始め、今考えると、他人の動向や行動に対し、周囲が喧しく批判をし、息苦しく、生きづらくなった時代の始まりだったと思います。
そんな折、時の首相の安倍さん(第一次政権時代)に対し、派閥の先輩、首相経験者の先輩でもある小泉さんが、「肩の力を抜け」「周りを気にしすぎるな」との趣旨で、渡辺淳一さんの