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福島第一原発事故被害地からの報告

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福島第一原発事故発生の2011年3月から被害地現地に足を運んで取材と記録を続けています。その記事を集めました。もっとも古いのは2015年までさかのぼれます。 現地取材に通う交通… もっと読む
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記事一覧

ALPS水海洋排水・政府が隠したストーリー   フクイチから海洋排水できなければ  …

 2023年8月24日、東京電力と日本政府は福島第一原発から「ALPS処理水」の海洋への放出を始め…

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フクシマからの報告 2024年冬    原発事故の汚染で封鎖され13年    眠りから…

「小さくても良い浜」=「小良ヶ浜」と書いて「おらがはま」。つまり「オラ(自分)の浜」。そ…

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フクシマからの報告 2023年春    原発事故12年目の被害地       消えゆく…

福島第一原発事故が始まって12年目の2023年3月11日の前後数日、私は原発事故被害地を訪ねて回…

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フクシマからの報告 汚染地帯への帰宅1

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フクシマからの報告 2015.4.28 汚染地帯への帰宅2 福島第一原発事故から4年以上…

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<フクシマからの報告3> 2015.8.3  炎天下 果てしない除染が続く

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<フクシマからの報告4> 2015.8.4  朽ちていく無人の街

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<フクシマからの報告5> 2015.8.6  自然に覆われゆく無人の村

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再訪・原発難民 2015 その1    故郷はもう原発内と同じ        下血し…

 2015年7〜8月にかけて、福島第一原発事故の汚染を避けて避難生活を送る「原発事故難民…

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再訪原発難民2015 その2 諦観と達観 汚染された故郷に帰る

 福島第一原発事故後、山形県で出会った避難民の人々を再訪した報告の2回目である。福島県南…

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「放射性物質は原発外に出ない」に固執する国 福島第一事故の教訓は住民避難に生かさ…

 福島第一原発事故後、国はなにか政策を改めたのだろうか。事故の教訓は生かされているのだろ…

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フクシマからの報告 2015年秋 「秋の山を削る 果てしない除染が続く」

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<フクシマからの報告> 2015年秋3 除染に覆い尽くされる村

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「もうふるさとは100%元に戻らない」元町長が語る 故郷が放射能で汚染されるという現実

 福島県南相馬市小高(おだか)地区の自宅に、江井績(えねい・いさお)さん(74)を訪ねて話を聞いた。江井さんは、2006年に市町村合併するまで、小高町の町長を2期6年勤めた同町最後の町長である。地元高校を卒業後、18歳で町役場に就職し、54歳で助役になり、そのあと町長に当選した。江井さんの自宅は福島第一原発から北17キロの地点にあった。  私が江井さんに話を聞こうと思った理由はいくつかある。 ⑴江井さんのふるさとである「小高地区」は、南相馬市の中でも福島第一原発に最も近い

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