フクシマからの報告 2018年春その2 今なお続く政府の初動ミスの後遺症 無意味な封鎖で住民に不必要な苦痛
2018年4月16〜18日、福島第一原発事故のもっとも深刻な汚染を受けた福島県飯舘村を訪れた報告の2回目を書く。前回書ききれなかった部分の補足である。
1年前の2017年3月31日、全村民の強制退去が解除された福島県飯舘村で、たった1か所、解除から取り残された集落がある。「長泥」という。ここには75世帯、268人の村人が暮らしていた。下の地図でいうと。飯舘村の南端に見える赤く塗られた部分だ。
(2017年1月9日付 福島民報より)
私は飯館村を訪ねるたびに長泥に足を