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街歩きや旅行が大好きなバルセロナ在住者によるバルセロナガイドと旅の情報。世界69カ国を歩き、何でもとにかく訪れてみるのがモットー。おすすめスポットやグルメ情報から、文化、歴史、お得な情報まで幅広くお伝えします。全ての記事は「マガジン」でカテゴリー分けしています。

マガジン

  • ルーマニア旅行

    2023年6月から7月にかけて巡ったルーマニア旅行記です。

  • 世界遺産を歩く!

    訪れた世界遺産の記事をまとめてみました。

  • バルセロナ最新情報

    観光をする上で役に立つ現地最新情報を随時お伝えします。

  • ブルガリア旅行

    2023年6月のブルガリア旅行記です。

  • 無料で楽しめる♪バルセロナの観光スポット

    バルセロナの無料で訪れることのできる観光スポットをまとめてみました。普段は有料でも定期的な無料開放の日があるスポットもご紹介します。

最近の記事

要塞で囲まれた教会が見事なメディアシュ

前回は要塞の塔の数々が見事だった世界遺産のシギショアラでした。 シギショアラを訪れたあとは、同じくトランシルヴァニア地方のシビウへ向かいます。途中、メディアシュ(Mediaș)という町で電車を乗り換えなければならないため、メデアシュの町を散策することにしました。 ネットで調べてみると要塞教会をはじめ、そこそこ見どころがありそうなので決めた寄り道でした。 電車に乗ってメディアシュへシギショアラから電車に乗ってメディアシュを目指します。 ルーマニアで初めて見たちょっと変わ

    • 中世の塔の数々が美しい世界遺産シギショアラ

      前回はルーマニアのトランシルバニア地方にあるブラショフでした。 ブラショフからは電車で3時間半ほどかけてシギショアラへ向かいます。 シギショアラはドイツから移住してきたトランシルバニア・ザクセン人が12世紀以降に築いた中世の城塞都市で、その歴史地区が世界遺産に登録されています。その美しい街並みから「ルーマニアの宝石」と呼ばれているそう。 鉄道駅から歩いてくると小高い丘に無数の塔。ここが歴史地区です。 丘の下も素晴らしいカラフルな建物が並びます。 歴史地区の丘を登って

      • 吸血鬼ドラキュラの舞台となった中世のお城、ブラン城へ

        ルーマニアのトランシルバニア地方と言えば「吸血鬼ドラキュラ」の舞台として広く知られています。その舞台と考えられているブラン城はブラショフからはバスで1時間弱。今回ブラショフから日帰りで訪れてみました。 ブラン城の歴史 1388年に完成したブラン城は、ドイツ騎士団によってオスマントルコ帝国の侵略に備えるために建てられました。 15世紀中ごろには串刺し公ヴラド(ヴラド・ツェペシュ)と呼ばれたヴラド3世が一時的に居住していたとされているそう。ヴラド3世は、父ヴラド2世がドラクル

        • ルーマニアのイメージが一瞬にして変わった、美しい街並みのブラショフ

          ルーマニアの首都ブカレストからはトランシルバニア地方のブラショフに向かいます。 ブカレストからブラショフへルーマニアは全体的に都市間の移動には結構時間がかかります。バスや電車の本数も少なく、鈍行列車も多くノロノロ運転は当たり前でした。ブラショフはブカレストから北に電車で2時間半程で比較的頻繁に出ており便が良いです。 ブカレストの駅に到着するとかなり年季の入った電車が停車していました。 こういう普通列車はスペインではもう見かけません(この旅行ではシチリア島でボロボロ電車に

        要塞で囲まれた教会が見事なメディアシュ

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        記事

          チャウシェスクも住んだブカレストの高級住宅地をのんびりと散策

          ブカレストに着いたらこの旅行一番の暑さで35度続きでした。本当はスパに行きたかったのですが、暑すぎて断念。市内北の方に韓国料理を食べに行くことにして、そこから散歩をすることにしました。 旅の最後の方はアジア飯が恋しくなりましたが、スペインより物価の安い東欧でも日本食はどこもスペインかそれ以上のお値段!となると中華や韓国料理がお手頃なので、市の北の方にあるDamiという韓国料理店に行きました。 バンチャン三種。 ブルゴギ。 ヤンニョムチキン。 さすが首都にあるお店だけ

          チャウシェスクも住んだブカレストの高級住宅地をのんびりと散策

          何でも揃うブカレストのオボー市場

          大きめの町に旅行するとその町の大きな市場を訪れるようにしています。ルーマニアの首都ブカレストにはオボー市場(Piata Obor)という大きな市場があるので行ってみることにしました。 中心から少し離れたところにあり、トラムを乗り継いで行きました。 幅が随分細いトラム。 ルーマニアはドイツ系Kaufland、フランス系のカルフールなどの大型スーパーやベルギーのDelhaize系列のMaga Imageなどがあり、どちらも品揃えも充実しています。 そんなルーマニアですが期

          何でも揃うブカレストのオボー市場

          グエル公園の混雑状況がびっくり。今日は5日の開園前ですが、今日、明日、明後日分は既にチケットは売り切れ。更に、祭日でない22日と23日が既に売り切れています。去年は真夏でも翌日のチケットは買えることが多かったです。今年はイースター前から街中を歩いても随分観光客が多いと感じます。

          グエル公園の混雑状況がびっくり。今日は5日の開園前ですが、今日、明日、明後日分は既にチケットは売り切れ。更に、祭日でない22日と23日が既に売り切れています。去年は真夏でも翌日のチケットは買えることが多かったです。今年はイースター前から街中を歩いても随分観光客が多いと感じます。

          中世の雰囲気漂うのカタルーニャ州政府庁舎

          バルセロナ旧市街ゴシック地区の大聖堂裏にあるサン・ジャウマ広場。その広場に構える建物の一つがカタルーニャ州政府庁舎(Palacio de la Generalitat de Cataluña)。カタルーニャ州首相を長としたカタルーニャ州政府が入る建物です。 この正面はバルセロナ市庁舎でこちらは以前訪れています。 州政府庁舎は普段は8月を除いて、月に2回(第2と第4週末)ツアー見学が可能で、それらに加えてお祭りなどの特別なときに無料開放されます(ウェブサイトから要予約)。

          中世の雰囲気漂うのカタルーニャ州政府庁舎

          千部屋以上!チャウシェスクがブカレストに建てた巨大な宮殿

          ほとんど知識のないまま勢いで訪れたルーマニアのブカレスト。いろいろ観光スポットを調べてみて絶対行きたいと思ったのがルーマニア議会などが入る巨大な議事堂宮殿。ギネス記録にも載っていてとにかくそのスケールが半端ではありません。 この議事堂宮殿ではツアーを行っているので行ってみることにしました。 巨大宮殿建設の背景1977年の大地震で多くの人々が亡くなり、建物が崩壊したブカレストの町。地震後、当時のルーマニアの共産党のトップ、ニコラエ・チャウシェスクが北朝鮮を訪れた際に金日成に

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          政治色も強い大賑わいのバルセロナのサン・ジョルディの日

          4月23日はカタルーニャ州ではサン・ジョルディの日。守護聖人の聖ジョルディ(英語ではジョージ)をお祝いする日です。 その意味や歴史については去年書いているのでこちら。 ここ、カタルーニャ州のバルセロナでは他にも何人か守護聖人がいて、大聖堂ではミサ、街中では宗教行列やパレードなどが行われますが、このサン・ジョルディはそれらとは全く面持ちが異なります。 街の中心には本を販売したり作家がサインをするブースが並び、多くのバラも販売されます。とにかく毎年凄い人出で、恐らく一年で一

          政治色も強い大賑わいのバルセロナのサン・ジョルディの日

          ブカレスト旧市街の140年以上続く豪華絢爛レストラン

          前回はルーマニアの首都ブカレストの旧市街を歩きました。 そのブカレストの旧市街に構える1879年創業のレストランCaru' cu bere。店名は「ビールの荷車」という意味だそう。内装が素晴らしいということで訪れてみることにしました。 建物は美しいネオゴシック建築で、1898年に完成したとのこと。 入り口は花の装飾で一見モダンな雰囲気。 一歩内部に足を踏み入れると外観の明るさとは一転、深緑色の天井で暗い雰囲気です。 立派な入り口。 内部はかなり広いです。 中央奥

          ブカレスト旧市街の140年以上続く豪華絢爛レストラン

          ブカレストの旧市街が思いの外キュートだった

          ブルガリアから普通列車で到着したルーマニアの首都ブカレスト。 東欧は大好きで何度も旅行していますが、ルーマニアは初めて。ブカレストというとどうしても共産圏時代の大きな建物が並ぶ街という印象がありました。そのため、旧市街があると聞いて正直驚きました。お隣ブルガリアのソフィアも旧市街らしき旧市街がなかったので、あることを想定していませんでした。 カフェやバーが並ぶブカレストの旧市街15世紀から色々な人種の商人で賑わうようになったというブカレストの旧市街。訪れてみると細い道に歴

          ブカレストの旧市街が思いの外キュートだった

          タラゴナ郊外、素朴でキュートなアルタフヤの町あるき

          世界遺産に登録されているスペイン・タラゴナのローマ遺跡群の一つ、ローマ時代のヴィラがあるアルタフヤ(Altafulla)。バルセロナからは普通電車で1時間20~30分ほど、タラゴナからはわずか10分ほどです。前回はアルタフヤにある世界遺産のローマ時代のヴィラについて書きました。 世界遺産の遺跡を見学したあとはアルタフヤのまち歩きです。 昔ながらの漁師の町の雰囲気まずはローマ遺跡からすぐの海岸線を歩いてみました。まだシーズン前なので空いていますが、短期レンタルのアパート物件

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          世界遺産、ローマ皇帝も滞在したタラゴナ近郊のヴィラ

          世界遺産に登録されているスペイン・タラゴナのローマ遺跡群。タラゴナにイースターの行列を見学に行った時に簡単に紹介しました。 タラゴナ遺跡群は全部で14の遺跡から構成されており、市の中心にあるものが多いですが、市の外れや郊外にもいくつか分散しています。町はずれにある通称「悪魔の橋」と呼ばれる水道橋には前回訪れています。 水道橋に感動したので、他のまだ訪れていない遺跡も見学してみようと、タラゴナからバルセロナ方面に10キロほど行ったところにある地中海沿の町、アルタフヤ(Alt

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          城壁が見事!オスタルリックの中世祭へ

          バルセロナから近郊電車で北東に1時間弱ほど行ったところにあるオスタルリック(Hostarlic)という小さな町。 毎年イースターの週末に中世祭が開催されるそうで、イースターは商店なども休業が多くバルセロナであまりすることがないので、今回訪れてみることにしました。 中世祭はカタルーニャ州内の様々な町で開催されるので過去にいくつか訪れています。どこも屋台はほぼ一緒なので1-2回行けばたくさんかなという感じなのですが、オスタルリックの町にはお城があり、中世祭期間中は無料開放して

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          ガウディのカサ・カルベットをディナーを食べながら優雅に堪能

          建築家アントニ・ガウディといえば、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル公園などの有名な建築がありますが、彼の初期の作品で意外と知られていないのが、カサ・カルベット(Casa Calvet)。 ガウディ建築のカサ・カルベットとはカタルーニャ広場からも近くアクセスは抜群。ただ、意外と人通りが少なくわざわざ見に行く人もあまりいないよう。 素晴らしい建物ですが、バルセロナのこのエリアにはこのような装飾の建物が結構あるので、ガウディ作と言われないとそのまま通り過

          ガウディのカサ・カルベットをディナーを食べながら優雅に堪能