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ENBUゼミ映画監督コース制作日誌 DAY5“機材入門③ 撮影本番”

本日のまとめ
・撮影は準備8割。絵コンテ、ロケハン、余裕を持ったタイムスケジュール。スピルバーグ監督は「ジョーズ」の撮影で死ぬ思いをして、その反省から早撮りの鬼になったというがその気持ちの一端がわかった気がした。
・機材は自分の手足のごとく扱えるまで習熟しないとマジで話にならない。
・そしてどんなに完璧に準備しても同日は予想外の事態は起こりえる。だからこそ“余裕”を持てるよう全力を尽くすこと。


何をやり、何を学んだか
・まず撮影にあたり、各メンバーで脚本を書きコンペで1本に選定。
絵コンテを描き、オンライン会議でどのシーンを誰が撮るか、当日の撮影順、ロケ地、準備物を明確に整理。

・班で決めた脚本を五反田周辺で4時間かけて撮影。全員、機材を長時間触るのが初めてなので録画を始めるまで大きなタイムロス。
撮影を始めた後も想定外の音が外部から入ったり、通行人との予想外のアクシデントがあったりで4時間ぶっ続けのドタバタ撮影。

・撮り終えた素材を確認したところ、ピントが全くあっておらず愕然。また動画の画角や保存形式をシーンによって決めてなかったので、今回は1つのカメラで一発で取り切ったのでよかったものの、数日に渡り複数の機材を使ってたら正直終わってた笑。

・撮影は撮ったカットにOKを出せないと終わらない。
OKを出すには「これが理想のカット」が非常に明瞭にイメージできてないと現場で迷うことになる。
そのイメージのためには、脚本とそれを土台とした絵コンテがやはりマスト。ヒッチコック監督は「映画は絵コンテができれば、8割完成したもの」と言ったというが、その通りだと思う。

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