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共同親権問題

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法制審家族法制部会で検討が進む共同親権問題について。だいたいパブコメに書いてます。
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まだまだこれから!——離婚後共同親権に反対である理由、賛成論の虚偽・誤解、法案審…

共同親権反対の運動にコミットした人たちは生活があり本来の仕事・活動がありって中でヘロヘロ…

Masanobu Usami
4か月前
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改正民法を曲解した共同親権推進派の動き

はじめに:共同親権、改正民法を報じるマスコミに求めること ①親子交流や養育費と親権とは…

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加害者文化の根強さと、被害者が声を上げることについて

DV・虐待加害者は自らの加害性、暴力性を否認し、加害、暴力と言われることを嫌い反射的に激怒…

Masanobu Usami
1か月前
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誰が共同親権を必要とし、誰を利するのか、誰の武器になるのか

共同親権は「共同」という名称に反して、片面的な支配の手段となる危険性を孕み、支配を継続し…

Masanobu Usami
10か月前
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家族法制の見直しに関する中間試案に関する意見(パブコメ、2023年2月)

第2(父母の離婚後等の親権者に関する規律の見直し)について 〇乙案(現行の単独親権を維持…

Masanobu Usami
10か月前
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ケアとはどういうものか

小川公代『ケアする惑星』読了。前著『ケアの倫理とエンパワメント』もそうだが、ケア(倫理)…

Masanobu Usami
10か月前
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自殺や希死念慮を巡って

以下は著名人の自殺や、希死念慮が関わった事件に際してツイートしたもの。 座間事件 座間の事件でネット上の「自殺志望」に注目が集まる。一方で、本当に死にたい訳ではない、助けを求めているなどと憐憫の目が向けられ、他方で、注目を浴びたい、構って欲しいのだと冷たい目が向けられているようだ。確かにボーダーのようなケースもあるがそれで切り捨てたら糸も切れてしまう。 あまり目にしない観点を加えると、ネットで「自殺志望」を訴えるのは、意識的にせよ無意識的にせよ、自分の力では果たせない、