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短歌、鍋、人生、薪ストーブ。:嘘9割

こんばんは。〻ゞです。最近ずっとスマホでしかnoteアプリを開いてなかったので、明日の研究室を嫌々意識しつつも、この中途半端な夢までの時間にPCに向き合ってひとつ記事でも書こうかと思いつき、今に至ります。

PCはキーボードが優先的に視界に入ってくるので、文章を打ち込むことに対する妨げが無くて好きです。やっぱスマホだと僕みたいな多動人間には難しいところがあります。

そんなん言ってたら嘘9割です。嘘10割になったら溜めに溜めた短歌を公開しようとも思っていますが(僕ん中で創作物はnot現実という意味で嘘)、嘘9割だと完全に僕の腕が試されますね。

前置きが長くなってしまいましたが、またつらつらと書いていきます。ぜひお付き合いいただければ幸いです。

①短歌​

最近のつぶやきや前置きでも触れましたが、ここ半年ずっと短歌を書き留めています。クオリティ云々を抜きにして(今まで大して触れてこなかったのでそもそも自分のクオリティが分からないし造詣も深くないので全部駄作かも)、多い日は一日5首くらい、少ない日はゼロだったりと。

始まりは、とある友人の友人でした。全く関係ないところで心をつっついたとある短歌がそいつ作で、なんかその短歌が「ああ、短歌って思ったより自由なんだな」とか「作者自身とは全く関係ないけどこいつの人となりが手を取るようにわかるな」とか、多くの気づきを与えてくれるものでした。

僕がnoteを書く目的の1つに「自己の拡張」があるのですが、まさにそれを体現したような感じで。「ああ、僕も自分の内的世界をここまで拡張したいなあ」と思い立ち、その日からiPhoneのメモが短歌置き場になりました。

基本的に夜寝る前(ちょうど今くらい)の完全ひとりぼっちな世界の発露なので、全体的に薄暗い感じになるのですが、それも俺かと納得しています。

やっぱ日の目を浴びないのがかわいそうなので供養させておきます。どこに投稿すりゃいいかもわからんしね。

その皺の一つ一つに僕がいる玉肌のきみは露も知らぬが(8/7)
「日月の間に一日欲しいよね」「白曜日とでも名付けてみてさ」(10/29)
・がただ一つ示す「冬眠」のその遠きを知り春の待ちぼうけ(11/22)

一首目は、ほどなくして(たしか)King Gnuの新曲「三文小説」が発表されて、「皺」つながりの偶然の一致に飛び跳ねて喜んだ記憶があります。

二首目は特にないです。ずっとこう思ってます。

三首目は、僕の一番好きな詩に対しての気持ちです。白紙に中黒で冬眠、さてたしかに冬眠しているヤツら(虫、爬虫類、動物、ワテ)は丸っこくなるが、生きている俺らが黒で、背景たる土が白かと。とか勝手な解釈をしながら、この詩の豪胆さと儚さ、そして辿り着けないその境地への嫉妬を全てひっくるめて、僕は僕なりの春を待っています。

この三首が一番好きなものというわけではありませんが、まあなんとなくこんな感じかなあ、と。

H.B.D.、俺の感性。R.I.P.、この三首の新規性。

この1行キザすぎんか

②鍋

この前、友人宅で鍋をしました。ヘッダーの戦闘演出みてえな写真がそれです。「鍋をする」ってなんかいいですね、「鍋」だからこそ許される日本語を感じます。

僕は基本的にきたねえ日本語を使う人間なので、友人と素面で話すときは結構意識して人間然とした語彙のみを使っています。でもやっぱ鍋と酒はそれを引っぺがしますね。まあでもその皮と本質の間のプルプルしたところがすげえ旨いので、やっぱ他人と飲む酒はいいなあと感じました。いいツマミだったなあ。

コロナ禍のせいで胸張って大人数で飲み会をするのがはばかられるので、誰にもつっつかれない宅飲みで鍋をつっつくのが一番幸せです。うまくね?

③人生

一生つまんね。

まあでも病み期を抜けて「俺の上位互換はいっぱいいるけど完全上位互換なんていなくね?」とか思い始めてるんで大丈夫そうっすね。サンキュー・マイ・フェイバリット・アイデンティティー。

なにか一つ言うとすれば研究室が嫌すぎることですかね。先輩も後輩も嫌いすぎるなあ。どうにかしなきゃ。

④薪ストーブ

今年の1月末に越してきた我が家、そんなに寒かねえのに風上のハイソな家が薪ストーブを焚くのでもれた煙がくせえんですわ。薪ストーブ自体を否定する気持ちはないのですが、そういうフィルターぐらい良いの買えよ。

幸せそうな声が聞こえてくるのでまあそれは良いのですが、なんかこう、他人の幸せで自分の普通が阻害されているのが少し苦しくて、悲しい。

考えてみるとかたや幸せそうな家族、かたやひとりぼっち貧乏大学生。社会のヒエラルキー(ワシ調べ)では勝てやしない。ベランダの洗濯物を他人の幸せで燻しながら、僕の不幸を洗濯しなおして、僕のパーソナルスペースに干しなおす。なんか惨めで、たびたび泣きます。ほんまに。自分という存在がちっぽけすぎて、・よりも縮こまって、無になりてえとか思いながらシャツの皺を伸ばしています。いらんのや、俺の服の皺にお前の幸せは。俺の幸不幸だけでええねん。

⑤その他

なーんか最近他人の悪口が多い。ほんと良くない。まじで何も生まない。反省でしかない。その時見えた悪い部分に印象が支配されている。視野が狭くなってるんだろうなあ。

そういやじょりきちの深夜32時がすげえ好きだ。特にお悩み相談が。じょりきちは常に自分が一歩引いた地点から発言していることを強調して、自分の影響力が相談者のテリトリーを侵害しないよう言葉を丁寧に選んでいる。あのバランス力というか、立ち回りの上手さというか、いろいろ見習いたいもんだなあ。

⑥まとめ

モチベが無い研究に対して頑張って手を伸ばして、考えて、実行して、それを否定されて。そんな日々を生き抜いて、土日に友達と会ってリセットする。そこで清算しきれなかった残滓の泥に足を取られる。

重苦しい人生だけど、まあ生きてるだけで儲けもんですね。研究室も変わるしね。今は我慢のとき。いつか来る春に向けて、生命エネルギーを蓄えていきたい所存です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。じゃあ、またの機会に。

P.S.
そういや結構前(2、3回くらい前?)の舞元力一で初めておたよりが採用されました。ハッピー崎ハッピー乃助。

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