マガジンのカバー画像

井上明人『中心をもたない、現象としてのゲームについて』

45
〈ゲーム〉は私たちの認識を揺るがし、問いを与え、示唆をもたらす――人間の生み出した「遊び」の原理を追及する現代の遊戯論。
運営しているクリエイター

2016年9月の記事一覧

どこまでが「ゲーム」なのか? | 井上明人

今朝のメルマガは井上明人さんの『中心をもたない、現象としてのゲームについて』の第9回です。空手家・大山倍達の「強さ」の追求が、期せずして直面したゲーム的世界観。「ゲーム」と「それ以外」を区分する境界線は、どこに引かれるべきなのか。「現象としてのゲーム」の具体的な議論のために、ゲームを定義する5つの評価基準を提示します。 井上明人『中心をもたない、現象としてのゲームについて』第9回 ■ 2−5 どこまでが「ゲーム」なのか?-さまざまなゲームのボーダーラインについて- 神の手と

有料
500