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絶望的な状況から這い上がるために最も大切なこと

数年単位で、出口の見えない闘病生活をされている方に向けて書いています。特にコロナ後遺症(ワクチン後遺症、ME/CFSや鬱)の方に向けて届けたいと思っています。

自分自身も経験してみて、また、その後、同じように苦しんでおられる方の社会復帰を支援していて気づいたことがあります。

それは、具体的な治療法はもちろんですが、治った後で、「どれぐらい心の底から実現したいと思える未来」があるかが、とても大事になるということです。

つまり、あなたの闘病生活に意味があるのか。これ以上苦しみに耐えることに意味があるのか。

その例えようのない苦しみを唯一正当化してくれるのが、治ってからの夢や希望であるわけです。

ただし、中途半端な目標や夢では全く効果がありません。そうではなく、心の底からどうしてもこれをやらずには死ぬことができない、そういう強烈な思い(使命感)のあるものこそが必要となります。

一方で、仮に夢がないという場合、終わりの見えない苦しみとものすごい低いモチベーションで延々と戦い続けていくことになります。
この場合は、もはや治る目的(意味)がない、と自分自身に言い聞かせていると言っても過言ではないのかもしれません。

コロナ後遺症が長期化し、鬱やME/CFSを併発しているかたは、いつ生きることを諦めても不思議ではない状況ですから、生きる理由なくしては心が折れてしまうのも時間の問題かもしれません。ましてや一人暮らしの方であれば、その不安や苦しさは言いようのないものでしょう。

だからこそ、そうなる前に、いったい自分は何のために生きようとしているのか。なぜ、この苦しみに耐えてまで、良くなりたいと思っているのか。そのことを再度、今すぐに、明確にして欲しいと感じています。ノートとペンさえあれば、いま、この瞬間に行動できるはずです。

そして、目標や夢を書いたら、それを強烈に願い続けましょう。
もし眠れないのなら、ずっとその目標を思い続けましょう。

そして自分の中に生きる目的が完全にインストールされたとき、ものすごいスピードと勢いで人生が変化していくはずです。

そうなれば、あとは人生上がっていくだけなので、何も恐れることはありません。そこまで来れた自分自身を労い、本当の意味で自分の夢を叶えて頂きたいと思います。

私が伝えたかったのは、まだ自らの手で死を選ぶには早すぎるということです。自分自身も死にたいと思ったことが何度もありましたが、そんな時こそ心の底からやりたいことを頭に強くイメージし乗り越え、今では社会復帰もできて、自分の事業も持てるようになりました。

本当に辛い時は、私含めて周りの方にどんどんと頼ってみてください。
何かの道が必ず開けていくはずです。

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