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社会インパクト投資を勉強中 https://twitter.com/impactinv…

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社会インパクト投資を勉強中 https://twitter.com/impactinves

最近の記事

勝手にロジックモデルを作る⑤ ~For Good様~

前書きロジックモデルとは 社会課題に取り組む団体がどのような資源と活動を通してどのような成果を上げていくのかの関係を表した事業の設計図 図の見方 日本財団様のロジックモデル作成ガイドに沿っています。ただ以下の変更点・注意点があります 「インプット」と「活動」の関係に関しては情報が少なく特に「インプット」に関してはほぼ完全に仮説で書いています 「寄付」「投資金」はすべての活動に使われると想定して、あえて「インプット」には入れていません 各アウトカムは計測可能であるべ

    • 勝手にセオリーオブチェンジの図を作る⑤ ~For Good様~

      前書きセオリーオブチェンジとは 社会課題に取り組む団体がどのように課題に取り組んでどのような途中成果を上げながら最終目標を達成するかの道のりを示すもの 図の見方 セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン様のこちらの記事に沿っています。途中&最終成果の関係を矢印で示しつつ、仮説(成果を達成するための前提)や介入(社会課題に取り組む団体が実際にどのような事業をするのか)も注釈として書いています。 仮説Aや介入1の内容は図の下のセクションをご覧ください。 図を書く経緯 自身の勉

      • 勝手にロジックモデルを作る④ ~ワオフル様~

        前書きロジックモデルとは 社会課題に取り組む団体がどのような資源と活動を通してどのような成果を上げていくのかの関係を表した事業の設計図 図の見方 日本財団様のロジックモデル作成ガイドに沿っています。ただ以下の変更点・注意点があります 「インプット」と「活動」の関係に関しては情報が少なく特に「インプット」に関してはほぼ完全に仮説で書いています 「寄付」「投資金」はすべての活動に使われると想定して、あえて「インプット」には入れていません 各アウトカムは計測可能であるべ

        • 勝手にセオリーオブチェンジの図を作る④ ~ワオフル様~

          前書きセオリーオブチェンジとは 社会課題に取り組む団体がどのように課題に取り組んでどのような途中成果を上げながら最終目標を達成するかの道のりを示すもの 図の見方 セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン様のこちらの記事に沿っています。途中&最終成果の関係を矢印で示しつつ、仮説(成果を達成するための前提)や介入(社会課題に取り組む団体が実際にどのような事業をするのか)も注釈として書いています。 仮説Aや介入1の内容は図の下のセクションをご覧ください。 図を書く経緯 自身の勉

        勝手にロジックモデルを作る⑤ ~For Good様~

          勝手にロジックモデルを作る③ ~BLJ Myanmar様~

          前書きロジックモデルとは 社会課題に取り組む団体がどのような資源と活動を通してどのような成果を上げていくのかの関係を表した事業の設計図 図の見方 日本財団様のロジックモデル作成ガイドに沿っています。ただ以下の変更点・注意点があります 「インプット」と「活動」の関係に関しては情報が少なく特に「インプット」に関してはほぼ完全に仮説で書いています 「寄付」「投資金」はすべての活動に使われると想定して、あえて「インプット」には入れていません 各アウトカムは計測可能であるべ

          勝手にロジックモデルを作る③ ~BLJ Myanmar様~

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る③ ~BLJ Myanmar様~

          前書きセオリーオブチェンジとは 社会課題に取り組む団体がどのように課題に取り組んでどのような途中成果を上げながら最終目標を達成するかの道のりを示すもの 図の見方 セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン様のこちらの記事に沿っています。途中&最終成果の関係を矢印で示しつつ、仮説(成果を達成するための前提)や介入(社会課題に取り組む団体が実際にどのような事業をするのか)も注釈として書いています。 仮説Aや介入1の内容は図の下のセクションをご覧ください。 図を書く経緯 自身の勉

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る③ ~BLJ Myanmar様~

          勝手にロジックモデルを作る② ~CREALBA S.A.S様~

          前書きロジックモデルとは 社会課題に取り組む団体がどのような資源と活動を通してどのような成果を上げていくのかの関係を表した事業の設計図 図の見方 日本財団様のロジックモデル作成ガイドに沿っています。ただ以下の変更点・注意点があります 「インプット」と「活動」の関係に関しては情報が少なく特に「インプット」に関してはほぼ完全に仮説で書いています 「寄付」「投資金」はすべての活動に使われると想定して、あえて「インプット」には入れていません 各アウトカムは計測可能であるべ

          勝手にロジックモデルを作る② ~CREALBA S.A.S様~

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る② ~CREALBA S.A.S様~

          前書きセオリーオブチェンジとは 社会課題に取り組む団体がどのように課題に取り組んでどのような途中成果を上げながら最終目標を達成するかの道のりを示すもの 図の見方 セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン様のこちらの記事に沿っています。途中&最終成果の関係を矢印で示しつつ、仮説(成果を達成するための前提)や介入(社会課題に取り組む団体が実際にどのような事業をするのか)も注釈として書いています。 仮説Aや介入1の内容は図の下のセクションをご覧ください。 図を書く経緯 自身の勉

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る② ~CREALBA S.A.S様~

          勝手にロジックモデルを作る① ~Borderless Factory様~

          前書きロジックモデルとは 社会課題に取り組む団体がどのような資源と活動を通してどのような成果を上げていくのかの関係を表した事業の設計図 図の見方 日本財団様のロジックモデル作成ガイドに沿っています。ただ以下の変更点・注意点があります 「インプット」と「活動」の関係に関しては情報が少なく特に「インプット」に関してはほぼ完全に仮説で書いています 「寄付」「投資金」はすべての活動に使われると想定して、あえて「インプット」には入れていません 各アウトカムは計測可能であるべ

          勝手にロジックモデルを作る① ~Borderless Factory様~

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る① ~Borderless Factory様~

          前書きセオリーオブチェンジとは 社会課題に取り組む団体がどのように課題に取り組んでどのような途中成果を上げながら最終目標を達成するかの道のりを示すもの 図の見方 セオリー・オブ・チェンジ・ジャパン様のこちらの記事に沿っています。途中&最終成果の関係を矢印で示しつつ、仮説(成果を達成するための前提)や介入(社会課題に取り組む団体が実際にどのような事業をするのか)も注釈として書いています。 仮説Aや介入1の内容は図の下のセクションをご覧ください。 図を書く経緯 自身の勉

          勝手にセオリーオブチェンジの図を作る① ~Borderless Factory様~

          セオリーオブチェンジの作成方法

          セオリーオブチェンジとは社会課題の解決を目指す団体や事業が、その課題や問題が引き起こされている構造や原因を分析し、それを解決するために必要な変化の法則を図示化したものです。セオリーオブチェンジを作成することで、目標達成のための前提条件間の因果関係が明確になり、何から取り掛かってどう評価すべきかの手掛かりになります。 作成方法目標を設定する。目標は、社会課題の解決に向けた具体的で測定可能な成果です。例えば、「2025年までに日本の貧困率を10%以下にする」という目標が考えられ

          セオリーオブチェンジの作成方法

          社会的価値を金銭的に評価する指標「SROI」とは

          社会的な活動や事業によって生み出される価値をどう測るか。この問いに答えるために開発された指標が、SROI(Social Return on Investment:社会的投資収益率)です。SROIは、社会的な変化を金銭的な価値に換算して、投入された資源と比較することで、社会的な効果を定量的に評価する方法です。この記事では、SROIの概要や計算方法、活用事例などを紹介します。 SROIの定義 SROIは、以下の式で計算されます。 SROI=社会的価値の総額 / 投入された資

          社会的価値を金銭的に評価する指標「SROI」とは

          インパクト加重会計の3要素(環境、製品、雇用)について

          インパクト加重会計とは、企業の社会的・環境的な影響を貨幣価値に換算して財務諸表に反映させることで、企業の真の価値を測る方法です。インパクト加重会計は、環境、製品、雇用の3つの要素に分けてインパクトを評価します。 インパクト加重会計の紹介はこちら: 環境企業が水や排出物などの資源を使用したり排出したりすることで、地球や生態系に与える影響です。例えば、水の使用量や水質汚染、温室効果ガスの排出量や大気汚染などが評価対象になります。これらの影響は、水や排気ガスの各使用量・排気量

          インパクト加重会計の3要素(環境、製品、雇用)について

          インパクト加重会計の紹介と影響

          インパクト加重会計とは、企業の社会や環境に与える正と負のインパクトを貨幣価値に換算して、財務諸表に組み込むことで、企業の真の価値を見える化する試みです。インパクト加重会計は、ハーバード・ビジネス・スクールを中心に開発が進められており日本でも一部の企業が実践しています。 インパクト加重会計の項目インパクト加重会計は、以下の3点を考慮に入れています 環境:企業による、主に水と排出物に関するインパクト 製品:顧客による、製品の使用や処分に伴う社会や環境へのインパクト 雇用:

          インパクト加重会計の紹介と影響

          ロジックモデルの作成方法や他の評価方法との違い

          ロジックモデルとはロジックモデルとは、「もし~ならば、こうなるだろう」という仮説のもと、資源(インプット)と活動(アウトプット)、成果(アウトカム)を繋ぎ合わせ、事業が成果を上げるために必要な要素を体系的に図示化したものです。事業の設計図と言えるでしょう。 ロジックモデルは、事業の目的や目標を明確にし、事業の効果や影響を測定するための指標や方法を決める際に役立ちます。また、事業の進捗や成果を評価する際にも、ロジックモデルを参照することで、事業の強みや弱み、改善点や課題を見つ

          ロジックモデルの作成方法や他の評価方法との違い

          ソーシャルインパクトボンドの課題と事例

          ソーシャルインパクトボンド(SIB)とは、社会的課題の解決のための仕組みの一つです。SIBでは、従来行政が担ってきた公共性の高い事業の運営を民間組織に委ね、その運営資金を民間投資家から募ります。民間組織は、事業の目標を達成するためにサービスを提供します。行政は、サービスの効果測定を実施し、その成果に応じて資金提供者へと報酬を支払います。 SIBの特徴SIBの特徴は、以下の3点にまとめられます。 成果連動型:報酬は事業の成果に応じて変動します。事業が成功すれば、資金提供者は

          ソーシャルインパクトボンドの課題と事例